【ボーイズリーグ】大分明野 2年生バッテリー活躍 春夏連続全国へ/選手権大分予選

第52回選手権大会【中学生の部】大分県支部予選(2021年6月20、26日・平成令和の森公園野球場ほか)

 大分県支部予選決勝は3季連続で同じ顔合わせとなった。大分明野ボーイズが別府ボーイズを8-1ので5回コールド破り4年ぶり3回目の夏切符をつかんだ。本戦は8月に大阪で開催が予定されている。

2年生左腕の四井は5回1失点、打っても2安打2得点と走攻守に活躍した

▼決勝
別 府 010 00=1
大分明野121 22X=8
(5回コールド)

走塁磨き得点力上昇 コールド勝ち

 的確な走塁で得点を重ねた大分明野が8-1の5回コールドで春夏連続出場を決めた。

 2回に坂本の適時打などで勝ち越すと3、4回に計3点を追加。6-1で迎えた5回は2死二、三塁から山脇が左前に運ぶと三塁走者の桝谷に加えて二塁走者の四井も生還して決着をつけた。8得点の内、3点が単打で二塁からの生還。2点が犠飛と走塁の精度が光った。

 吉川監督は「打球の判断、一歩目のスタートは徹底してきた」。春季全国大会で対戦した全国区のチームと走塁に差があると感じ長所をさらに磨いた。2得点の四井は「ライナーでアウトになってもいいのでスタートにこだわり、1点を取りに行った」と話した。

5回、7点目の生還を果たし喜ぶ桝谷。二塁走者の四井も生還してコールド勝ちとなった

上尾 好リード&2連続適時打

 2年生バッテリーが投打に活躍した。左腕の四井は四球で走者を出しながらも「要所でのスライダーが良かった」と5回1失点。リードした上尾は3、4回に2打席連続適時打。「監督から『突っ込んでいるぞ』と言われたので右にためることを意識したらいい方向に飛んだ」と胸を張った。

 故障者もいて戦力万全でなかったが「下位打線の3年生が点を取ってくれた」と指揮官。2回に7番の利光から坂本、福崎と3連打を放った最上級生にも賛辞を贈った。

(2021/7/2紙面掲載)

※新聞紙面(7/2)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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