【ボーイズリーグ】福岡志免 全国4強!心一つに5日間戦い抜いた/選手権大会(中学生の部)

第52回選手権大会【中学生の部】(2021年8月2~7日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)

 夏の日本一をかけて中学生の部48(内、九州ブロック9)、小学生の部16(同1)チームが激闘を繰り広げた。中学生の部で福岡志免ボーイズ(福岡南)が4強入りするなど16強の内、九州勢が4チームを占める健闘を見せた。優勝は中学が湘南ボーイズ(神奈川)、小学が東京世田谷ボーイズ(東京西)だった。

2回戦でサヨナラ勝ちに沸く福岡志免ナイン

▼2回戦
東広島(広島)  100 001 01=3
福岡志免(福岡南)000 020 02X=4
(延長8回タイブレーク)

2回戦サヨナラ 本宮-岡村左腕リレー 矢野決めた

 真夏の大阪で福岡志免が快進撃を見せた。延長、逆転-。激闘に次ぐ激闘を制して準決勝まで駆け上った。

 逆転サヨナラ勝ちで勢いに乗った。2回戦は2-2で延長タイブレーク(1死満塁)へ。8回表は先頭打者に初球を左中間に運ばれたが中堅手の小西が好捕。犠飛による1点にとどめると、その裏、先頭の矢野が「追い込まれたけど絶対に打とうと思った」と外角高めを右中間に運んで決着をつけた。

 左腕リレーが決まった。強力打線の東広島が相手だったこの試合、近藤監督は「左なら行ける自信はあった」と2年生の本宮を先発に指名。指揮官の起用に左腕も応え、「初回は真っすぐが良く、後半からチェンジアップが良かった」と5回2/3を2失点とゲームメイク。2番手の岡村もタイブレークを含む2回1/3を1点に抑えた。

2回戦で先発した本宮

3回戦は強豪・紀州に逆転勝ち

 続く3回戦はエース・小西が5回2失点と踏ん張り、6回に本宮の2点二塁打などで関西の強豪・紀州に逆転勝ち。準々決勝は初回に小田原の適時打などで5点を先行して逃げ切り。準決勝は優勝した湘南に4回まで0-0と好勝負をした。小西をら投手陣が大会を通して好投したほか、「捕ってから素早く投げることが持ち味」と言う遊撃・矢野の堅守も光った。

遊撃の矢野は好守を連発した

チームの一体感が快進撃の原動力

 快進撃の原動力はチームの一体感だった。3年生22人中、ベンチ入りしたのは18人。けがで登録から外れたり、遠征に帯同できない仲間もいた。5戦とも僅差で試合に出られない選手もいたが、酷暑の中、ブルペン捕手として投手陣を支えた北海や一塁コーチの古川、大きな声で仲間を励ました武田ら控え選手が陰で支えた。

 安田主将は「全員で勝ちに行くと話していた。サポートも含めての勝利」と仲間への感謝を忘れない。近藤監督は「みんなが一つになっていた」とうなずいた。レギュラー選手、ベンチで支えたメンバー、そして福岡から応援した仲間たち。皆が心を一つにして戦い抜いた5日間だった。

(2021/8/13紙面掲載)

※新聞紙面(8/13)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および九州ブロック関係の全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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