【ボーイズリーグ】2020秋-2021夏 九州ボーイズリーガーの軌跡 ~後編~

 中学3年生のボーイズリーガーは大半が最後の公式戦を終えた。彼らが最上級生となった昨年9月から各地で熱戦が展開されたが、特に今春以降は強豪チームの飛躍とともに、これまで思うような戦績を残せなかったチームの健闘も光っていた。写真で振り返る九州ボーイズリーガーの激闘後編は、今年4月から8月まで。

九州選抜大会は福岡志免が優勝。春秋通じて初の九州王者に輝いた

九州選抜大会 北九州支部予選は初の山口勢同士の決勝に

 九州選抜大会予選は3年生主体になって初優勝を飾ったチームが多かった。福岡県南支部は福岡、福岡県北支部は飯塚が優勝。山口勢同士の決勝となった北九州支部予選は宇部が制した。また抽選で出場を決めた福南や熊本泗水、熊本光の森も健闘。本戦では福岡志免が春秋通じて初めて九州の頂点に立った。準優勝の北谷は2012年秋以来の九州大会決勝進出だった。

宇部は北九州支部予選で2016年2月以来の優勝を飾った
戸畑は北九州支部予選で4強入り。準決勝も一時同点と健闘した
福岡の宮崎主将は福岡県南支部予選決勝で満塁弾を放った
福南は9年ぶりの九州選抜大会出場。予選では投手陣の力投が光った
北谷は九州選抜大会準決勝でサヨナラ勝ち。8年半ぶりに九州大会で決勝に進出した

ゼット旗福岡大会 福岡西南が初の決勝進出

 5月のゼット旗争奪福岡大会は八幡南が優勝。福岡西南が創部以来初の決勝進出を果たした。上位には届かなかったがこれまで好結果を残せなかったチームの勝利もあった。熊本大会は熊本泗水が優勝した。

八幡南は3回目のゼット旗福岡大会制覇。つなぐ打撃が光った
福岡西南はゼット旗福岡大会で創部以来初の決勝進出を果たした
宗像はゼット旗福岡大会で3年生主体チーム初勝利を飾った
福岡福津はゼット旗福岡大会で2勝を挙げた
佐伯は遠征先でも元気の良さが光っていた
熊本泗水は熊本大会決勝で熊本中央を破り優勝した

選手権予選は常連チームが実力発揮 山口防府は3年目で初全国

 選手権大会予選は例年よりも開幕が遅れた支部もあったが全国を目指して激闘が繰り広げられた。春夏連続出場となった熊本中央、大分明野、浦添のほか、黄城、県央宮崎、薩摩川内など出場回数の多いチームが実力を発揮。北九州支部予選は山口防府が初めての全国切符を獲得した。そして8月の本戦では福岡志免が4強と躍進した。

薩摩川内は打線がつながり九州ブロック一番乗りで選手権出場を決めた
薩摩南海は2年連続で選手権大会予選準優勝だった
桜島は選手権大会予選1回戦で3年生主体チームで初勝利。準決勝も健闘した
県央宮崎はエース・小沢が選手権大会予選優勝に貢献。本戦でも先発した
延岡は選手権大会予選2回戦で逆転勝ちし準決勝に進出した
宮崎西部は選手権大会予選2回戦で先行するなど健闘が光った
熊本中央は春夏連続で全国大会に名乗りを上げた
熊本光の森は選手権大会予選準決勝で惜敗したが外野陣の好守が光った
選手権大会大分県支部予選決勝は3季連続で大分明野と別府の対戦となった
飯塚は2年連続で選手権大会予選優勝。ジャイアンツ杯の出場権も獲得した
西田川は選手権大会予選準優勝。投手陣の好投が光った
山口防府は創部3年目でレギュラー部門初優勝とともに全国初出場も決めた
上津役は選手権大会予選決勝で惜敗も打力は負けていなかった
黄城は乱打戦を制して選手権大会出場を決めた
佐賀東松は選手権大会予選決勝で最大8点差を一時逆転した
福岡志免は選手権大会予選決勝で主将の安田が好投。全国4強へとつなげた
九州古賀は3年連続で選手権大会予選4強入り
二日市は選手権大会予選2回戦でエース・細川が完封した
須恵は選手権大会予選2回戦で九州古賀と互角の勝負を展開した

北九州大会は小倉が待望の優勝 初白星のチームも

 7月以降の地区大会は、北九州大会を制した小倉と鹿児島大会優勝の宮崎くしまが初優勝を達成。この1年間、未勝利だったが3年生の卒部直前に待望の白星を飾ったチームもあった。

 一方、コロナ禍でジャイアンツ杯や山鹿選手権大会IN福岡などが中止となり、「これで最後」という思いで試合に臨めないまま卒部することになった球児もいる。それでもボーイズリーガーとして白球を追いかけた中学3年間の経験は必ず将来の糧となるはず。仲間との絆や思い出を胸に、それぞれ新たなステージに向かって羽ばたいていく。

小倉は4回目の決勝進出で初めての優勝を飾った
八幡は3年生が3人しかいないが北九州大会で4強と健闘した
長崎は北九州大会で2勝を挙げた
北九州中央は主力に故障者が多かったが北九州大会で白星をつかんだ
柳川有明は鹿児島大会で待望の1勝をつかんだ
京築は宮崎大会で準優勝に輝いた
糸島は西九州大会を制して有終の美を飾った
佐世保の一ノ瀬は西九州大会で2戦計10回15奪三振と快投した
諫早は西九州大会4強で締めくくった

(2021/9/3紙面掲載)

※新聞紙面(9/3)では別カット写真を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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