【ボーイズリーグ】宗像 新チーム開幕V 3年ぶり出場決めた/九州大会福岡北予選
- 2021/10/29
- ボーイズリーグ記事
第37回福岡県北支部秋季大会(九州大会予選)【中学生の部】(2021年10月10、16、17日・飯塚市筑穂野球場ほか)
福岡県北支部予選決勝は宗像ボーイズが京築ボーイズを15-6で破り、3年ぶりに九州大会へ名乗りを上げた。本戦は30、31の両日、鹿児島県日置市の伊集院総合運動公園野球場などで行われる。

▼決勝
宗 像 001 522 5=15
京 築 210 111 0=6
4番・権田 走者一掃三塁打
主砲が試合を決めた。宗像は1-3で迎えた4回に5点を入れて逆転勝ち。3四球と敵失で追いつき、なおも2死満塁。4番の権田は「準決勝は1本もヒットが打てなかった。長打には自信があるし打ってやろうと思った」。ど真ん中に入った直球を振り抜くと打球は右翼手の頭上を越えた。走者一掃の三塁打で勝ち越しに成功した。
4~6回に1点ずつ返されたが、それ以上に点を奪った。5回に2点を加え、6回には斉藤がランニング2ランを放った。さらに7回は四球で出塁した走者が相手守備の乱れに乗じて生還し5点を加えた。

5大会連続初戦コールド負け 猛練習で自信
悔しさをバネにして練習に励んだ。昨秋から今春にかけ、5大会続けて初戦でコールド負け(不戦勝除く)。3年生が少なかったこともあり、2年生も負け試合ばかり経験した。それでもめげずに練習を続けた。
大坪監督は「平日でも1日500回以上振った」。5月のゼット旗大会で2勝を挙げると、「みんな『やればできる』と思い、練習もスムーズになった。こちらが感心するくらい、よく練習する」。そして、待ちに待った新チーム開幕戦でいきなり優勝。決勝で長打2本の斉藤は「打撃練習はきついけど自信になった」と胸を張った。
3年前は九州大会予選の優勝を機に、春季全国大会予選、九州選抜大会予選と支部内大会を3連覇した。強敵は多いが、投手も左右合わせて5人おり戦力は十分。これまで同様に練習を続け、再現を狙う。 (弓削 大輔)
(2021/10/22紙面掲載)
※新聞紙面(10/22)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および準決勝~決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載(2回戦以前の記録は10/16掲載) <バックナンバ-お買い求め方法>