九州大会

(2018/11/10紙面掲載)

第34回九州大会

<中学生の部>

糸島連覇 6連打で逆転

 秋の九州チャンピオンをかけて中学生の部16、小学生の部11チームが熱戦を繰り広げた。中学決勝は糸島ボーイズ(福岡南)が熊本中央ボーイズ(中九州)に9-5と打ち勝ち、2年連続4回目の優勝。小学決勝は鹿児島出水ボーイズ(鹿児島)が黄城ボーイズ(西九州)との乱打戦を14-10で制して初優勝を飾った。鹿児島出水と黄城は来年の春季全国大会の出場権を獲得した。

糸島ボーイズ
歓喜に沸く糸島ナイン

▽中学決勝(11月3日)

熊本中央(中九州)101 003 0|5

糸 島(福岡南) 002 007 X|9

 

藤森の一打で打線点火

 ウィニングボールが一塁手・野田のミットに収まると、歓喜の輪が広がった。糸島ボーイズは決勝で6回に3点差を逆転。九州大会連覇を達成した。

 

 集中打で決めた。6回2死一塁から7番の藤森が「初球から思い切り振っていこうと思った」と左中間を破る適時二塁打を放つと、打線が点火。久呉と多良の連打と四球で満塁として、2番の尾崎が「絶対に走者を返そうと、初球の真っすぐを狙った」と左前2点適時打を放ち、逆転した。続く香西は左中間に2点二塁打。4番の古屋主将も中越え適時二塁打で続いた。四球を挟み6連打でこの回7点を入れた。

 

 

糸島ボーイズ 尾崎
決勝の6回2死満塁、左前に勝ち越しの2点適時打を放つ尾崎

ふくやカップ敗戦糧に

 苦い敗戦が糧になった。9月のふくやカップ決勝は6回裏に香西の本塁打で勝ち越し。しかし、7回表に2死走者なしから逆転された。今回は6回表に3ランを打たれて勝ち越された直後と逆の立場になった。「あの試合を思い出し、『俺らも逆転できる!』と円陣で一つになった」と古屋主将。皆が諦めない心を持ち、劣勢ムードをはね返した。

 

待ちに待った新チーム初優勝

 待望の優勝だ。9月から2大会続けて決勝で惜敗。古屋主将は「流れが悪くなるとズルズル行っていた」。サインミスなど初歩的な失敗もあり、金メダルに手が届かなかった。比嘉監督は大会前、「このままなら1回戦で負ける。しっかりやれ」とゲキを飛ばした。選手たちは心を入れ替え、一戦一戦に集中。4戦中3戦で逆転勝ちした。指揮官は「6回の連打はびっくりした。集中してやれていた」とうなずいた。待ちに待った新チーム初優勝に、ナインは最高の笑顔で喜びに浸った。 (弓削 大輔)

 

熊本中央ボーイズ
準優勝に輝いた熊本中央ナイン

熊本中央 攻撃力発揮!堂々準V

  熊本中央ボーイズは自慢の攻撃力を発揮して堂々の準優勝。初戦こそ選手に硬さがあって2得点だったものの、2回戦は14-8、準決勝は12-6と乱打戦をものにして勝ち上がった。

 

 準決勝は1番の和後が「2大会前からバスターで構えるようになり、タイミングが合ってきた」と要所で打ち2安打3打点。また栗崎が「1試合で4安打は記憶にない」と固め打ちした。大津監督は「守備の細かい動きなどは分かっていないところもあるけど打つべき人が打ってくれた」と振り返った。

 

熊本中央ボーイズ 和後
1番・和後は準決勝で勝負強い打撃を見せた

和後・栗崎・八木田 打ちまくり

 決勝では八木田翁雅主将が4安打。6回には「柵越えは初めて。芯で打てた」と左越え3ランを放った。惜しくも逆転負けしたが、実力は証明できた。

 

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<小学生の部>

鹿児島出水 2季連続九州チャンプ

初の全国切符つかむ

  鹿児島出水ボーイズは大逆転で宿敵を破り、春の九州選抜大会に続く2季連続の栄冠をつかみ取った。

鹿児島出水ボーイズ 小学
決勝の1回裏、一時逆転の満塁本塁打を放った久留主(左)

 6点を先制された直後の1回裏。山本主将が「追いつくぞ」とナインに気合を入れた。先頭の猿楽から3連打でチャンスを広げ、吉野颯の中犠飛で1点を返した。その後2点を追加し、なおも1死満塁で久留主が「センターが前に来ていたので(上を)越してやろうと思った」と自身初本塁打で試合をひっくり返した。さらに1点を加え、この回、打者12人の猛攻で一挙8点を入れた。

 

 3回に再逆転され、8―9で迎えた4回に吉本匠斗の右前適時打など6安打に四球と敵失も絡んで6点を奪った。1回表の6失点にも気落ちせず、2度のビッグイニングで計14点。週に3回の練習で打撃を鍛えた成果が集中打につながり、5月から3連敗していた相手に打ち勝った。先発の田中は「初回に6点を取られ、攻めの投球に変えた」と粘り強く完投した。

 

黄城ボーイズ小学
得点に沸く黄城ナイン

黄城 打線好調で準優勝

 黄城ボーイズは胸を張れる準優勝だった。初回1死一塁から副島、水口、三苫の3連打など、打者12人の猛攻で6点を先制した。3回には副島の左中間2ランなどで3点。6回にも加点して計10点を挙げた。野田主将は「打線は好調でした」と話した。

 

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