【ボーイズリーグ】鷹羽 20年以上遠ざかっていた九州大会へ/福岡北秋季大会

第36回福岡県北支部秋季大会/兼九州大会予選(中学生の部)

 福岡県北支部秋季大会決勝は鷹羽ボーイズが苅田ボーイズに11-10と競り勝ち、20年以上遠ざかっていた九州大会出場を決めた。10月31日、11月1日に宮崎県都城市の市営球場などで開かれる。

チーム一丸で九州大会出場を決めた鷹羽ナイン

▼決勝(10月11日・筑穂野球場)
鷹 羽 331 030 1=11
苅 田 030 601 0=10

毛利攻守で存在感

 ゲームセットの瞬間、スタンドで見守った応援団から声が上がった。「いいゲームやったー」。2時間14分の総力戦を制したのは鷹羽。全員野球で頂点に立った。

 勝利を呼び込んだのは、毛利主将だ。10-10で迎えた最終回。1死から大神が左中間を破る二塁打で出塁。2死三塁となって打席に毛利が向かった。「みんながつないでくれたので」。しぶとく食らい付くと、打球は中堅へ抜けた。頼れる主将が放った勝ち越しの適時打に、ベンチは一気に沸き返った。

 初回、2回と打者一巡の猛攻で3点ずつを奪い、6-0とリードした。一方的な展開になるかと思われたが、ここから苅田の粘りに苦しむ。4回に今度は打者一巡の反撃で7-9と逆転を許した。

自ら考える野球

 逆転された後、さらに2死一、二塁とされ、一気に突き放されかねないピンチ。ここでも存在感を発揮したのは、背番号2を背負う毛利だった。重盗を試みた相手に対し、三塁へストライク送球。追加点を与えなかっただけでなく、冷静な対処で、浮足立ちそうなナインを落ち着かせた。

 この日盗塁を3度刺した毛利をはじめ、再三の攻守で投手をもり立てた球際の強さも光った。1点差の接戦をものにした一番の勝因は? そんな問いに対し、毛利は言った。「逆転されてもベンチで盛り上げて、もう一度流れを呼び込めたから」。服部監督が常々話す「自分たちで野球をつくりなさい」との言葉を胸に、ナイン自らが考える野球で、きっちりと結果を出してみせた。

(2020/10/17紙面掲載)

※新聞紙面(10月17日)では優勝チーム記事全文、選手名フルネ-ム表記および準決勝~決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載(2回戦以前の記録は10/10掲載) <バックナンバ-お買い求め方法

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