【ボーイズリーグ】八幡西無敵 4回打者9人猛攻で連覇達成/九州大会(小学)
- 2020/11/14
- 九州大会(予選)
第36回九州大会(小学生の部)
小学生の部には九州各地から8チームが出場。秋の九州王者を目指して激闘を展開した。決勝は八幡西ボーイズ(北九州)が鹿児島出水ボーイズ(鹿児島)を9-3で破り、2年連続5回目の栄冠をつかんだ。

▼小学生の部決勝(11月1日・都城市山田運動公園野球場)
鹿児島出水(鹿児島)110 010=3
八幡西(北九州) 010 53X=9
柴原&森永 投打に貢献
九州では敵なしの強さだ。八幡西が2年連続で秋の九州王者に輝くとともに、現陣容4回目の優勝、そして昨年7月以降1年3か月もの間、公式戦で負け知らずと白星街道を突っ走る。
決勝は0-2の2回に柴原奈旺芙の左越えランニング本塁打で1点差。4回は2死から打線がつながり、森永の右前2点適時打や薬師寺羚の左越え適時三塁打など打者9人の攻撃で5点を入れ、逆転に成功。5回にも3点を加えた。

全国予選向け貪欲に
5年生の森永は投手としても活躍。「プレッシャーを感じていたけど、長打を打たれないように詰まらせることが出来た」と自己最長の5イニングを3失点でゲームを作った。
柴原も投打に貢献した。1回戦は2番手、準決勝は先発でともに好投。「ズバッと決まって、いい打者に対して詰まらせたり、三振を奪えた」と胸を張った。
中山監督は「柴原は一番安定しているし、森永も(投手陣の一角に)入ってくれたのは大きい」と2人の成長を実感した。ただ勝ち続けてはいるものの「油断して隙を見せてしまう。貪欲さが足りない」と課題も残った。12月の春季全国大会予選では攻守ともに集中力を高め、他チームの挑戦を退ける。
(2020/11/7紙面掲載)
※新聞紙面(11月8日)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>