九州大会

(2019/11/8紙面掲載)

第35回九州大会

<中学生の部>

糸島 史上初3連覇

 各支部の予選を勝ち抜いた中学生の部16チームが秋の九州NO1をかけて激闘を繰り広げた。決勝は糸島ボーイズ(福岡南)が飯塚ボーイズ(福岡北)を5回コールドの7-0で破り、史上初の3連覇で通算5回目の優勝を飾った。

決勝の3回、左越え3ランを放ち笑顔の松浦(右から2人目)
決勝の3回、左越え3ランを放ち笑顔の松浦(右から2人目)

▽決勝(11月3日・オキハム読谷平和の森)

飯 塚(福岡北)000 00=0

糸 島(福岡南)004 3X=7

(5回コールド)

 

試合決めた! 松浦3ラン

 通り雨が降る南国で虹のようなアーチが描かれた。決勝の3回、糸島は太田の左前適時打で1点を先制し、なおも1死一、二塁。5番・松浦は「初球の甘く入ってきた球をフルスイングした」。左翼フェンスを高く越える特大の3ラン。自身初本塁打が試合を決める一発になり「右脚の肉離れでしばらく休んだのがよかったのかも」と喜びを爆発させた。

 

 4回は日高と高田の適時打で3得点。松浦も含めた中心打者がきっちり仕事をして、コールドで九州の頂点に立った。

 

決勝で5回無失点の宇田川
決勝で5回無失点の宇田川

初先発・宇田川5回0封

 「脇役」たちも輝きを放った。故障や不調で台所事情が苦しい中、決勝マウンドを託されたのは公式戦初先発の宇田川だ。3戦計32得点の相手強力打線を抑えられるか自身も首脳陣も半信半疑だったが、「チェンジアップが低めに集まって内野に打たせることができた。自分でもビックリ」と5回無失点。投手陣の救世主となった。

 

 二塁手の宮崎は準決勝で初めてスタメン入りすると、遊-二-一の併殺を二度完成させるなど手堅い守りで貢献。決勝では2回に二直を好捕し、5回はウィニングボールとなる二ゴロを難なくさばいた。9、10月の大会では登録外。少ないチャンスをものにして「最初は緊張していたけど、だんだん足が動くようになった」と胸を張った。また準決勝では岩崎が3安打と固め打ちした。

 



準優勝に輝いた飯塚ナイン
準優勝に輝いた飯塚ナイン

飯塚 打線好調準V

 飯塚は打線好調で決勝に勝ち上がった。準決勝は初回に2死二塁から中前適時打を放った長村を手始めに友沢裕也、渡辺、大井手の4連打で4点を先制。3回に2点を加え、4回に西田の左越え適時三塁打などで3点を加えて計9点を挙げた。

 

 渡辺は長打2本で3打点。「初球から甘い球を見逃さずにしっかり打とうと思った」と胸を張った。

 

1年生右腕の渡辺
1年生右腕の渡辺

長村3戦10打点&渡辺好投

 1、2回戦はともに2桁得点。中でも4番の長村が準決勝までの3戦計10打点と勝負強さを発揮した。1年生右腕・高尾の好投も光った。春山監督は「長村がよく打ったし、高尾は度胸がいいピッチングをしてくれる」と話した。

 

 決勝は序盤の好機で得点できずに勢いが止まってしまったが、堂々の準優勝。優勝した2016年の九州選抜大会に続き、沖縄開催の九州大会で再び好結果を残した。


※新聞紙面(11月8日)では別カット写真に優勝チームの記事全文、選手名フルネ-ム表記および優勝、準優勝以外のチームの記事、全試合のバッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 バックナンバ-お買い求め方法


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