九州大会

(2019/11/15紙面掲載)

第35回九州大会

<小学生の部>

八幡西 2季連続九州王者&来春全国決めた

 決勝は八幡西ボーイズ(北九州)が薩摩南洲ボーイズ(鹿児島)に16-9と打ち勝ち、2年ぶり4回目の優勝。春の九州選抜大会に続いて2季連続優勝を達成した。両チームは来年3月に関東地方で行われる「第50回春季全国大会」の出場権を獲得した。

九州大会は2年ぶり優勝の八幡西ナイン(チーム提供)
九州大会は2年ぶり優勝の八幡西ナイン(チーム提供)

▽決勝(11月4日・吉井スポーツアイランド)

八幡西(北九州) 804 04=16

薩摩南洲(鹿児島)350 10=9

(5回コールド)

 

大原&豊田チーム先導

 絶対に全国へ、そして九州の頂点へ。八幡西の2本柱、大原主将と豊田は強い意志を持って大会に臨んだ。事実上の全国大会代表決定戦となった準決勝は、2人が打って投げてチームを先導。3回に大原の右前適時打で先制すると、続く豊田が右越え3ランを放って計4得点。さらに5回に大原の3ランなどで10点を入れた。豊田は5回を1安打無失点と力投した。

 

 決勝では黒木楓が初回に2本塁打と活躍して8点を先制。2回に追いつかれたものの、3回に新加入の6年生・三原の中越え適時二塁打などで4点を入れて再び勝ち越し。5回にも4点を加え、2戦続けてコールド勝ちした。

 

帽子投げをする八幡西ナイン(チーム提供)
帽子投げをする八幡西ナイン(チーム提供)

意識変わり後輩も成長

 悔しさをばねに成長した。夏の選手権大会予選はまさかの初戦敗退。ただこの敗戦は、当時2人だけの6年生だった大原と豊田にとって薬になった。「特に大原は言動が変わった。自分が結果が出なくてもふてくされなくなり、人間的にものすごく成長した」と中山監督。主将としての自覚が芽生えた。

 

 豊田は鶴岡一人記念大会で福岡県選抜の主将を担ったことも転機になった。「それまではずっと自分が一番だと思っていたけど、上には上がいると分かった」。関西選抜や東日本選抜に完敗し、レベルの違いを痛感。以来、「時間を大切にして練習するようになった」と意識が変わった。

 

 2人に引っ張られるように、後輩たちもレベルアップ。黒木楓は選手権大会予選で敗戦につながるミスをしたが、今決勝では2本塁打を放って薩摩南洲にリベンジ。藤村は準決勝で中堅を守って好守を連発して勝利に貢献。5年生も確かな成長を遂げていた。

 



準優勝の薩摩南洲ナイン
準優勝の薩摩南洲ナイン

薩摩南洲 準決死闘の延長戦辛勝

 薩摩南洲は紙一重の差で決勝に勝ち上がった。準決勝はエース・山元が本調子ではなく、6回4失点。しかし果敢に本塁を狙う相手走者を好中継でタッチアウトにするなど、守りは堅かった。2回以降、相手に勝ち越し点を与えず、延長回でも集中力を維持して1点差の勝利。全国切符をつかみ取った。

 

 重村監督は「守りで(相手走者を)アウトに出来たことが大きい。みんなよくやっていた」。大会前にさまざまなケースを想定した守備練習に取り組み、カバーリングを磨いたことが吉と出た。

 

山元 長打2本で貢献

 3番の山元は投球が今ひとつだった分、長打2本とバットで貢献。指揮官は「練習では打つけど大会になると結果が出ていなかった。悩んでいたけど、一生懸命やって結果を出してくれた」とたたえた。

 

 今夏の選手権大会は1勝マーク。春はさらに上を目指す。「ミスのないように、細かいところを重点的に修正していく」とさらなる守備力強化を誓った。

 


※新聞紙面(11月15日)では優勝チームの記事全文、選手名フルネ-ム表記および準決勝と決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載。1、2回戦の結果は11月1日掲載 バックナンバ-お買い求め方法


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