地区大会

(2018/8/3紙面掲載)

第44回鹿児島大会

<中学生の部>

地元勢10年ぶり優勝旗 薩摩川内初V

 中学生の部決勝は約25年ぶりに鹿児島県支部同士の対戦。薩摩川内ボーイズが薩摩隼人ボーイズを7―0の5回コールドで圧倒し、大会初優勝を飾った。小学生の部決勝は鹿児島出水ボーイズ(鹿児島)が熊本宇城ボーイズ(中九州)を7―4で破り、2年連続2回目の優勝を果たした。

薩摩川内ボーイズ大山
鹿児島県支部のチームが10年ぶりに優勝旗を取り返した

▽決勝(7月22日)

薩摩隼人(鹿児島)000 00|6

薩摩川内(鹿児島)120 22X|7

(5回コールド)

 

田原&大山“猛打賞”

 10年ぶりに地元チームが優勝旗を取り返した。薩摩川内ボーイズは決勝で13安打の猛攻でコールド勝ち。2008年以来遠ざかっていた鹿児島勢の優勝で、自チームにとっても初の地区大会制覇となった。

 

 下位打線の働きが光った。7番の田原と9番の大山はともに3安打。2回、田原が左越え三塁打を放つと、1死後に大山が中越えに適時二塁打で続いた。4回は田原と大山の安打でチャンスを広げ、池田主将の左越え2点二塁打につなげた。2人の勢いは止まらず、5回にもヒットを放ち得点に貢献した。

 

 田原は昨年11月に入部。ほかの3年生に比べて1年半遅いが、その分必死に練習を続けた。守備力を買われて選手権大会予選から二塁でスタメン奪取。「守りは自信を持ってやっている。打撃は調子が良くなく、詰まった打球もあったけど、いいところに落ちてくれた」と胸を張った。

 

 大山は元々2番だったが「調子がおかしくなっていた」と準決勝、決勝はラストバッターで出場。しかし「右方向に狙って打つ練習をした」と流し打ちが決まり、公式戦で自身初の“猛打賞”で復調をアピール。諏訪免監督は「田原や大山が打てばつながる」と目を細めた。

 

薩摩隼人ボーイズ中里
エース中里の力投に打線も応えた

薩摩隼人11人で準V

 11人で臨んだ薩摩隼人ボーイズが準優勝と健闘した。準決勝は5-3で接戦を勝利。2年生の西が試合を決めた。同点の7回、敵失により1点を入れ、なおも2死満塁で「アウトになってもいいので思い切り打とうと思った」と左中間を破る走者一掃の三塁打。右腕を突き上げ、喜びを爆発させた。

 

 鶴岡一人記念大会の九州代表にも選ばれたエース右腕・中里は「後半から真っすぐが入らなかった」と調子を落としながらも3失点完投。伸びのある直球で7三振を奪った。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、別カット写真、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録に、優勝、準優勝チーム以外の記事も掲載 バックナンバーお買い求め方法

鹿児島出水ボーイズ小学生の部
小学生の部を制した鹿児島出水ナイン(支部提供)

<小学生の部>

鹿児島出水2連覇

 

▽決勝(7月22日)

熊本宇城(中九州) 220 000|4

鹿児島出水(鹿児島)201 22X|7

 

4年生活躍光る

 春の九州王者・鹿児島出水ボーイズが攻守に実力を発揮した。5チームが2試合ずつ行う方式の予選は2戦合わせて31得点無失点で突破。そして決勝は逆転勝ち。1点を追う4回、1死三塁から竹山滉の左前適時打で追いつくと、橋本が右越えランニング本塁打を放った。続く5回は、田中の中前適時打、小山の中越え適時二塁打で2点を加えた。

 

 竹山滉と小山は4年生。主力以外の選手も成長してきており、着実にレベルアップしている。

 

※新聞紙面では選手名フルネーム表記、全試合バッテリー&長打の選手名入りの記録に、優勝チーム以外の記事も掲載 バックナンバーお買い求め方法