地区大会

(2019/5/10紙面掲載)

第28回ゼット旗争奪福岡大会

<中学生の部>

福岡志免 23年ぶり栄冠

 九州各地のほか、大阪や広島から中学生の部64チーム(内、棄権1)が参加した九州最大規模の大会。決勝は福岡志免ボーイズ(福岡南)が西田川ボーイズ(福岡北)に3―2と競り勝ち、23年ぶり2回目の優勝を飾った。

福岡志免ボーイズ
歓喜に沸く福岡志免ナイン

▽中学決勝(5月5日)

西田川(福岡北) 100 100 0=2

福岡志免(福岡南)011 100 X=3

 

チーム内競争がレベル押し上げた

 チーム内の競争が福岡志免ボーイズをさらに高いレベルへと押し上げた。今大会は今まで控えに甘んじていたり、不慣れなポジションについていたりした選手たちが奮起。それぞれ役割を果たし、3日間6試合を戦い抜いた。

 

 決勝は3回に香野の中前適時打で2-1。4回表に追いつかれたものの、その裏に高山の右前適時打で3-2と再び勝ち越し。遊撃が本職の先発・渡辺が5回2失点でゲームを作り、2番手の2年生・勝野が2回をゼロに抑えた。

 

遊撃・中村翔躍動

 九州選抜大会で4番・捕手の北嶋が右脚を打撲。今大会は大事を取り、守備位置や打順の大幅な組み替えが行われた。その中で台頭したのが中村翔だ。これまでは出番が少なかった遊撃手は「チャンスをもらったので結果を出してやろうと思った」と闘志メラメラ。「自信がある」という守りに加え、決勝、準決勝ともに2安打。6戦フルイニング出場を果たした。

 

福岡志免ボーイズ 渡辺
決勝の7回、遊ゴロを二塁へ送球する中村翔

香野要所で貢献打 代役捕手は網治

 また5番・一塁の香野も全試合スタメン出場。「打撃が持ち味。3回戦から調子が上がってきた」と要所で打って貢献。「選手権大会予選もレギュラーで出たい」と胸を張った。

 

 北嶋の代役は網治主将が務めた。捕手はほぼ未経験ながら器用さを買われて九州選抜大会直後に指名。「僕にできるのかと思った」と不安を抱えながらも、2週間でマスターし、6戦全てマスクをかぶった。近藤監督は「急造捕手でよく頑張った」とたたえた。

 

西田川ボーイズ 福田
準決勝で完投してガッツポーズの福田主将

西田川準V

鍋藤猛打 福田ら投手陣力投

 西田川ボーイズは準優勝と飛躍した。準決勝は鍋藤が自身初の5打点。3回に中犠飛、5回に同点の右前適時打を放つと、6回2死満塁で「調子は良かった。前の打者が四球だったので初球の真っすぐを狙った」と中越えに勝ち越しの3点三塁打を放った。

 

 決勝は1点差の惜敗だったが、福田主将をはじめ、大会を通じて投手陣が力投して6戦計8失点。金子監督は「チーム的にまとまってきているし、投手は安定している。決勝のようなゲームを勝てるようにならないと」。接戦の強さを身につけ、選手権大会2年連続出場を目指す。

 

※新聞紙面では優勝チーム記事全文と両チームの別カット写真、選手名フルネ-ム表記、その他チームの記事および1回戦からバッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 バックナンバ-お買い求め方法

5月17日(金)の新聞紙面では最終日まで勝ち残れなかったチームの中から奮闘した数チームの様子を紹介する記事を掲載します