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(2019/8/17紙面掲載)

2019ホークスカップ中学硬式野球大会

黄城 ドームで成長の証し 有終の準V

 九州地区で活動する中学硬式野球6団体20チームが頂点を競った。ボーイズリーグは最多8チームが出場し、黄城ボーイズ(西九州)が準優勝、那覇ボーイズ(沖縄)が4強と健闘した。

黄城ボーイズ 古賀
決勝進出を決めてガッツポーズの古賀主将

投手陣力投4戦7失点

 黄城ナインがヤフオクドームで成長の証しを見せた。昨年の優勝、準優勝チームを破って決勝に進出し、堂々の準優勝に輝いた。

 

 4戦計7失点と投手陣が好投。2回戦は古賀主将、準々決勝は内田が踏ん張った。台風8号の影響で1回戦から全試合ドームでの開催。試合時間が短縮され、暑さを避けられる屋内のマウンドは彼らにとって好都合だった。準決勝も両投手の継投で強豪を撃破。古賀主将は「大会を通してピンチになってもフォークで三振を取れたのが良かった」と話した。

 

 決勝では2年生右腕の梁井が躍動した。これまで長いイニングを投げたことはなかったが、「直球が走っていた。今までで一番の投球」と、準決勝まで3戦計23得点の相手打線を6回2失点に抑えた。最終7回には、その梁井の右中間三塁打をきっかけに1点を返すなど、一歩も引けを取らなかった。

 

黄城ボーイズ 内田
準決勝の5回、左前に勝ち越しの適時打を放つ内田

モットー「積練来夢」体現

 はい上がっていった。常に上位を争っていた昨年(現高校1年)と比べると現陣容は攻守に迫力不足で昨秋の新人戦は1勝するのがやっと。坂下監督は「今まで見てきた中で2番目に力がない年代」と厳しい評価をしていた。しかし、日々の練習で力をつけ、グングン成長。昨年は初戦で敗れた今大会でレベルアップを証明した。

 

 指揮官は「ものすごく伸びた。伸び率は今までで一番」とうなずいた。練習を積み重ねて、3年生最後となったホークス杯で決勝の夢舞台まで来た黄城ナイン。チームのモットー「積練来夢」を体現した彼らは、高校でも活躍を見せてくれるだろう。

那覇ボーイズ
準決勝の2回、得点に沸く那覇ナイン

那覇4強 3年生3人ラスト飾る

 那覇は4強と飛躍した。2回戦は金城陽が4回1失点と好投。準々決勝は2年生の東恩納が6回まで1安打無失点で、タイブレーク(1死満塁)となった7回は1球で併殺に仕留め、その裏にサヨナラ勝ちした。

 

 準決勝は相手打線の打力に屈したものの、2回に金城陽の右中間2点二塁打などで4点を先制するなど見せ場を作った。仲里監督が「10年半見てきた中でトップクラスのキャプテン」と信頼を寄せていた金城遼主将は「みんな一球に集中して元気良く、諦めずにやっていた」と話した。

 

 金城遼主将と金城陽、村田の3年生3人は今大会でラスト。キャプテンは「(同学年が)少ない中、(最後まで)残ってくれて…。かけがえのない存在」と仲間のことを思い、感極まっていた。


◆ボーイズリーグ勢の結果◆

▼1回戦

筑後サザンホークス4-1宇佐ボーイズ、飯塚ボーイズ4-3ヤング北九州若松アンビシャス、八幡ボーイズ9-0福岡ブルースターズ

 

▼2回戦

黄城ボーイズ7-1筑後サザンホークス、球道ベースボールク5-1飯塚、ヤング筑紫野ドリームズ4-3延岡ボーイズ、那覇ボーイズ2-1八幡、ヤング大矢ベースボールク7-1筑後ボーイズ、長崎海星リトルシニア7-0桜島ボーイズ

 

▼準々決勝

黄城3-2串木野ドリームズ、那覇1-0大矢

 

▼準決勝

黄城3-2球道、長崎海星10-7那覇

 

▼決勝

長崎海星2-1黄城

 

※新聞紙面(8月17日)では別カット写真、選手名フルネ-ム表記、ボーイズリーグ関係の全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 バックナンバ-お買い求め方法