ボーイズリーグ選手権大会(予選)

(夏の全国大会。九州ブロックは中学が各支部予選優勝チーム、小学はブロック予選優勝チームが本戦進出)

大会名 日程・開催地

中学 優勝 中学 準優勝 中学 ベスト4 小学 優勝 小学 準優勝

2017年 本戦

8/2-6 大阪

飯塚

記事

小山

北谷

枚方

大阪泉州

記事

八幡西

記事

福岡県北支部予選

飯塚

京築

宇部
宗像

八幡西

※記事

苅田

北九州支部予選

八幡西

八幡南

小倉

八幡ひびきの

福岡県南支部予選

福岡志免

糸島

福岡

浮羽

西九州支部予選

西松 佐賀東松 諫早
佐世保

中九州支部予選

大分明野

別府

宇佐
熊本田原坂

宮崎県支部予選

宮崎

宮崎西部

県央宮崎

宮崎中央

鹿児島県支部予選

鹿児島出水 薩摩隼人

薩摩川内

鹿児島

沖縄県支部予選

北谷 南風原

浦添

沖縄東


飯塚ボーイズ全国優勝
日本一だ! サヨナラ勝ちでベンチから飛び出す飯塚ナイン

(2017/8/11掲載)

第48回選手権大会

<中学生の部>

飯塚 九州勢26年ぶり全国制覇

 

▽決勝(8月6日)

小 山(栃木) 000 000 0|0

飯 塚(福岡北)000 000 1X|1

 

代打・吉田劇打! 

 劇的勝利で飯塚ボーイズが全国609チームの頂点に立った。両チーム無得点で迎えた決勝の7回。先頭の2年生・繁永が「絶対に塁に出ようと思った」と中前安打で切り開く。野口主将の送りバントなどで2死三塁。2年生の代打・吉田の三塁内野安打で、繁永がホームを駆け抜けた。準決勝に続くサヨナラ勝ち。九州勢としては26年ぶりとなる全国制覇。ナインは雄たけびをあげてベンチから飛び出し、抱き合って喜んだ。

 

 気迫あふれる投球だった。先発の渕上は「ストレートが良く、しっかり投げ切れた」と3安打完封。相手好投手に投げ勝ち、チームを日本一に導いた。

 

 右腕は一度、首脳陣から投手失格を告げられて1か月間投げられない時期があった。だが、「その間に走り込んだ」と悔しさをばねに努力を重ねた。ラストチャンスを与えられた6月の練習試合をものにして、予選の決勝でも好投。そして大舞台での快投に、春山監督は「1か月間で気持ちが変わっているのが分かった。今日は100点どころか1000点ですよ」と最大の賛辞を送った。

飯塚ボーイズ全国優勝
笑顔の飯塚ナイン

悔しさばねに609チーム頂点 

 はい上がっていった。5月のゼット旗争奪福岡大会はまさかの初戦敗退。その1か月後に行われた6月の選手権大会予選。九つある背番号1けた台の内、七つは2年生に与えられた。渕上や森元ら3年生の主力は2けた台に“降格"。森元は「打撃でチームに迷惑を掛けていたし、納得している」と悔しさを押し殺し、現状を受け止めた。彼らは予選で結果を出して首脳陣を見返した。渕上は1番、右翼手の森元は9番を背に着け、大阪決戦で輝いた。

 

◇その他の試合(九州勢関係)

▽1回戦

福岡志免(福岡南)5-4大阪狭山(大阪阪南)、松 原(大阪中央)11-3宮 崎(宮崎)、京田辺(京都)7-1八幡西(北九州)、大分明野(中九州)6-3播 磨(兵庫)、若狭高浜(福井)11-0鹿児島出水(鹿児島)

 

▽2回戦

北 谷(沖縄)3-0泉州阪堺(大阪南)、飯 塚(福岡北)6-3新 城(愛知東)、東海中央(愛知西)4-1福岡志免、西 松(西九州)3-2寒河江(東北)、大分明野6-5京田辺

 

▽3回戦

北 谷9-2松山中央(愛媛)、飯 塚2-1湖 南(滋賀)、小 山(栃木)9-0西 松、大分明野7-4若狭高浜

 

▽準々決勝

北 谷2-2前橋桜(群 馬)※7回降雨により中断。抽選により北谷の勝利、飯 塚5-4東海中央、枚 方(大阪北)4-1大分明野

 

▽準決勝

飯 塚5-4北 谷

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録に、優勝チーム以外の九州勢の記事も掲載

八幡西ボーイズ小学 藤村将
準決勝の6回、勝ち越しの右越え適時三塁打を放ち、喜ぶ藤村将

 

<小学生の部>

八幡西 躍進準V

 

▽準決勝(8月4日)

京都二条(京都)000 011|2

八幡西(北九州)000 12X|3

 

藤村“4兄弟" 攻・守・応援に活躍 

 八幡西ボーイズが準優勝に輝き、目標にしていた小学硬式野球NO1を決める「アンダーアーマーカップ」(12~13日・福島)の出場権を手に入れた。

 

 準決勝は将大、剛大の藤村兄弟が活躍した。5回に救援した5年生の剛大が同点に追いつかれた。その裏、1死一塁で6年生の兄・将大が「弟を助けたかった」と右越え適時三塁打を放って勝ち越し。剛大は「お兄ちゃんが打ってくれてうれしかった」と無邪気な笑顔をみせた。

 

 ベンチに入っていた3年生の晃大、大阪に帯同した1年生の奏大は、応援で長兄と次兄を後押し。4兄弟がそれぞれ役割を果たして九州勢としては年ぶりの決勝進出に貢献した。

 

八幡西ボーイズ小学 全国準優勝
準優勝に輝いた八幡西ナイン

決勝はあと一歩 

 日本一へ、あと一歩だった。決勝は5点を追う4回。4者連続四球を選び、敵失も絡めて1点差に迫った。続く5回、栗野、大原の連打に相手守備のミスもあって同点とした。しかし、逆転までには至らず。最終6回に勢いを取り戻した相手打線に2点を許し、7―9で涙をのんだ。

 

 惜しくも全国制覇は成らなかったが、小学生のチーム数が減る中で、久々に九州に明るい話題を届けた。友松主将は「守備力に、打線がつながったのが良かった。自信になる」。鈴木ら投手陣が力投し、走者を置いた守備練習の成果を実らせた。

 

◇その他の試合(九州勢関係)

▽1回戦

八幡西(北九州)8-1豊 橋(愛知東)

 

▽2回戦

八幡西7-0堺 南(大阪阪南)

 

▽決勝

大阪泉州(大阪南)013 302|9

八幡西      101 410|7

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録を掲載


西松ボーイズ
西松ナイン(チーム提供)

(2017/7/7掲載)

 

【中学】西九州支部予選

西松 いざ大阪夏の陣

 

▽決勝(7月1日)

佐賀東松100 000|1

西 松 022 211X|8

(6回コールド)

 

8得点コールド!

 打線が活況だった西松ボーイズが3年ぶり2回目の大阪決戦に名乗りを上げた。決勝は2回以降に小刻みに点を加えて8得点のコールド勝ち。準決勝でも5点を入れた。

 

 特に打ちまくったのが5番の前田航だ。準決勝は二、三塁打を2本ずつ、決勝でも二、三塁打を1本ずつと長打を連発。佐藤監督は「2試合で8打数7安打。当たりまくっていた」と絶賛した。決勝は4番の江田が勝負所で2安打、主将の山下が長打2本と中心選手がバットで引っ張った。

 

 エース長尾も力投。初回に1点を献上したものの、130キロ前後の直球にスライダーを交ぜて2回以降をゼロに抑えた。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録を掲載


北谷ボーイズ
ガッツポーズの北谷ナイン(支部提供)

(2017/7/7掲載)

 

【中学】沖縄県支部予選

北谷 夏切符ゲット

 

▽決勝(6月24日)

南風原 000 000 0|0

北 谷 001 030 X|4

 

金城2安打完封

 北谷(ちゃたん)ボーイズが完封で春代表の南風原(はえばる)ボーイズを撃破。3年ぶり3回目の夏切符をつかんだ。

 

 決勝は左腕の金城主将が2安打に抑えた。自慢の直球に加えて変化球の切れが良く、三振を量産した。以前は力任せに投げるタイプだったが、今予選は一変していた。仲宗根監督は「土台作りから徹底して鍛え直した」と下半身を強化。制球力が増し、相手強力打線をシャットアウトした。

 

 打線は3回に相手守備の乱れをついて1点を先取。5回に内原の左越え2点二塁打などで3点を加えて左腕を援護した。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録を掲載


宮崎ボーイズ
悲願の初優勝を飾った宮崎ナイン(支部提供)

(2017/6/24掲載)

 

【中学】宮崎県支部予選

宮崎 サヨナラ初V

 

▽決勝(6月18日)

宮崎西部100 100 0|2

宮 崎 001 001 X|3

 

永野 殊勲のV打 エース工藤奮起

 創部15年目の宮崎ボーイズが、サヨナラ勝ちで悲願の初優勝を飾った。決勝は7回、岩本の中前安打をきっかけに1死二、三塁として、永野がピッチャー強襲の内野安打。5月の大会でも殊勲打を放っている5番打者の一打で、初の全国切符をつかんだ。

 

 エース右腕が奮起した。4、5月の大会で不調だった工藤は、今予選の3週前に酒井監督から「投手クビ」と宣告された。背番号1は悔し涙を流し、「もう一度投げさせてください」と直訴。チャンスを与えられた初戦は6回無失点。そして決勝は相手強力打線を6回2失点に抑えた。指揮官は「自分ではい上がってきたし、気持ちが入っていた。初回に点を取られたが慌てる感じもなかった」とたたえた。

 

 昨年9月の火の国大会で4強入りし、躍進が期待されたチーム。だが、その後は低空飛行が続いた。「けがや不振で、どこか一人足りない状態が続いた」と酒井監督。しかし、今予選は3年生がそろい、皆が力を発揮。これまで出番の少なかった岩本が活躍するなど成長の証しを見せ、チームの歴史を変えた。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録を掲載


福岡志免ボーイズ
チームメートの手で胴上げされる吉見主将

(2017/6/24掲載)

 

【中学】福岡県南支部予選

福岡志免 37年ぶり夏切符

 

▽決勝(6月17日)

福岡志免102 010 2|6

糸 島 000 010 0|1

 

吉見の豪快一発 

 福岡志免ボーイズが今世紀初の全国出場だった春に続き、今度は平成になって初めてとなる37年ぶり3回目の夏切符を手に入れた。

 

 打者の成長が目を引いた。象徴的だったのはキャプテンの一発だ。決勝は初回に1点を先取し、迎えた3回。2死二塁で吉見主将が「変化球を狙っていた」と、打った瞬間にそれと分かる左越え2ラン。豪快アーチで流れを引き寄せた。

 

 7回には6番の吉岡が左中間に2点三塁打。「春の全国は一本もヒットが打てなかったので、もう一度、あの舞台に立って後悔をなくしたいと思った」と喜んだ。先制、中押し、だめ押し。理想的な試合運びで九州王者を撃破した。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録に、優勝チーム以外の記事も掲載


八幡西ボーイズ
投打のヒーロー鶴村(左)と南里主将

(2017/6/24掲載)

 

【中学】北九州支部予選

八幡西 小中“兄弟出場” 

 

▽決勝(6月17日)

八幡南 000 000 0|0

八幡西 020 010 X|3

 

鶴村投打で活躍 

 八幡西ボーイズが鉄壁の守備と投手の奮闘で、1週前に全国へ名乗りを上げた小学生の部に続いて“兄弟出場”を決めた。

 

 決勝は「背番号1」の鶴村が投打にわたって躍動した。初回を無安打に抑えてリズムを作ると、2回以降も好投を続けて完封。スライダーがさえ、緩く落ちるカーブも有効に使い、強打の相手打線を2安打に封じ込めた。大会の2週間前からセットポジションに変え、調子を上げた。「ブルペンから調子が良かった。直球はそうでもなかったけど、スライダーが特に良かった」と胸を張った。

 

 バットでは2回2死一、三塁。「何とか1点を」と力を込めると、打球はライナーで左翼手の頭上を越えた。「少し詰まったかなと思ったけど風の後押しもあった」。本塁から左翼方向へ吹く風にも乗り、殊勲の2点二塁打。四球で出た岩橋と安田が、歓喜してホームを駆け抜けた。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録に、優勝チーム以外の記事も掲載


飯塚ボーイズ
喜ぶ野口主将(左)と森元(中央)ら飯塚ナイン

(2017/6/15掲載)

 

【中学】福岡県北支部予選

飯塚 春夏連続サヨナラV

 

▽決勝(6月11日)

京 築 010 000 2|3

飯 塚 001 200 1X|4

 

森元お膳立て 最後はまた繁永 

 飯塚ボーイズが春に続いてサヨナラ勝ち。初の春夏連続出場を決めた。夏の全国は6年ぶり3回目。

 

 2点差を追いつかれた直後の7回裏。先頭の森元が「後ろにはいい打者がいるし、とりあえず塁に出ることだけ考えた」と初球打ち。中越え三塁打で切り開くと、続く縄田は四球を選択。無死一、三塁として繁永が中前に運んだ。歓喜の優勝に、生還した森元や野口主将はうれしさのあまり泣き崩れた。

 

 「二度あることは三度ある」だった。今回で現陣容3回目の優勝になるが、いずれも決勝はサヨナラ勝ち。そして全て繁永が殊勲打を放っている。千両役者の2年生は「今回も(打席が)回ってくると思ったか?」との問いに、ニヤリとしてうなずいた。 

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録に、優勝チーム以外の記事も掲載


八幡西ボーイズ小学生の部
2年連続出場の八幡西ナイン(チーム提供)

(2017/6/15掲載)

 

<小学>九州ブロック予選

八幡西 走攻守圧倒で2年連続

 

▽決勝(6月11日)

八幡西 122 21|8

苅 田 100 00|1

(5回コールド)

 

4年生・大原打ちまくり

 八幡西ボーイズが攻守に圧倒して2年連続5回目の出場を決めた。決勝は11安打、8得点の5回コールド勝ち。中山監督は「腰を据えて、自信を持ってスイングできていた。当てに行くよりも三振でもいいので思い切って、と言ったのがよかったかな」。打力に課題のあったチームだが、空振りを恐れず積極的にバットを振ったのが吉と出て毎回得点を挙げた。

 

 特に活躍が光ったのは4年生の大原だ。試合に出られるようになった4月以降、スタメンは1試合だったが、今予選は全3試合で1番。ヒットを打ちまくり大量得点に貢献した。

 

 守りもしっかり。決勝の先発・鈴木は打たせて取る投球で5回を1失点。小林、伊豆丸の二遊間コンビを中心にバックが堅守でもり立てた。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録を掲載


大分明野ボーイズ
ナインに胴上げされる小間監督

(2017/6/15掲載)

 

【中学】中九州支部予選

大分明野 4季連続全国名乗り

 

▽決勝(6月10日)

別 府 000 000 0|0

大分明野010 000 X|1

 

岩崎2安打完封 向好リード 

 大分明野ボーイズがスクイズで得た1点差を守り抜き、4季連続で全国に名乗りを上げた。夏は2年連続2回目。

 

 決勝は岩崎が2安打完封。「体が浮かないように、左手を捕手の方へ真っすぐ出すことにした」と4日前にフォームを改良したのが正解で制球力がアップ。走者を出しても「切れのある球を投げようと思った」と相手打者を詰まらせ、または打ち上げさせて打ち取っていった。

 

 女房役の好リードも光った。正捕手の向は5月半ばに腰の違和感を感じたため、万全を期して2回戦と準決勝はマスクをかぶらず。十分な休養で状態を整えた。決勝は要所要所でマウンドに駆け寄り、「投げ急ぐところがあるので声を掛けて冷静さを保ってもらった」と右腕を励まし続けた。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録に、優勝チーム以外の記事も掲載


鹿児島出水ボーイズ
2年連続出場を決めた鹿児島出水ナイン(支部提供)

(2017/6/9掲載)

 

【中学】鹿児島県支部予選

鹿児島出水 2年連続5回目大阪切符

 

▽決勝(6月4日)

薩摩隼人 020 000 0|2

鹿児島出水103 002 X|6

 

乗田2失点完投 投打かみ合った 

 投打のかみ合った鹿児島出水ボーイズが昨年に続いて大阪決戦に名乗りを上げた。決勝は初回に乗田の左前適時打で先制。2回に失策絡みで逆転を許したが、3回に捕逸など相手のミスをついて再逆転した。2年生右腕の乗田は3回以降を無失点。制球に苦しんだ1週前のジャイアンツ杯予選から立て直し、低めに集める丁寧な投球で2失点完投だった。

 

 2年生打者が力をつけた。春頃は打線が湿り気味だったが、高打率を残していた福田が上位に入ることでパワーアップ。また代打の切り札・新立が準決勝の好機で左中間二塁打と勝負強さを発揮した。3年生は首位打者に輝いた高口らが活躍し、3試合で計28得点を挙げた。

 

※新聞紙面では文の続き、選手名フルネーム表記、1回戦からバッテリー&長打の選手名入りの記録を掲載