【ボーイズリーグ】宮崎 全国一番乗り/選手権宮崎予選

第51回日本少年野球選手権大会【中学生の部】宮崎県支部予選

宮崎 最終回逆転劇 3年ぶり夏

 ボーイズリーグ夏の日本一を決める予選が幕を開けた。全国に先駆けて開幕した中学生の部・宮崎県支部予選は宮崎ボーイズが3年ぶり2回目の優勝。先陣を切って大阪決戦に名乗りを上げた。本戦は中学が8月8~13日、小学が同10~13日に開かれる。 ※本戦は中止

3年ぶりの全国出場を決めて喜ぶ宮崎ナイン

▼決勝(6月21日・錦原運動公園野球場)
宮 崎 000 001 3=4
県央宮崎011 000 0=2

藤原 値千金3点三塁打

 最終回逆転で宮崎が全国一番乗りを果たした。1点を追う7回、先頭の斉藤聖が中越え二塁打で切り開き、その後1死満塁として途中出場の藤原は「思い切り振っていこうと思った」。低めの直球を振り抜くと打球は中堅手の頭上を越えた。走者一掃の逆転三塁打。今大会以前は公式戦で一度もタイムリーを打ったことがないという2年生が値千金の一打を放った。

 初回から毎回走者を許したものの、先発の松浦主将から工藤輝、斉藤聖の3投手が力投し、野手も好守で支えて2点に抑えた。最後は遊-二-一の併殺でゲームセット。新型コロナウイルス感染予防のためマウンドで歓喜の輪を作ることは控えたがナインはとびきりの笑顔を見せた。

決勝の7回1死満塁、中越えに3点三塁打を放つ藤原

遠征でムードの大切さ学ぶ

 活動自粛中は毎日300回の素振りで打力を磨いた。逆転打の藤原は「スイングの力がついてきた」と自主練習の成果を発揮。また投手同士がLINEのグループ会話で練習メニューを共有するなど、チーム活動が出来ない間も連絡を取り合った。5月25日の練習再開後は通常週2回の平日練習を4回に増やし、唯一の休日である月曜も気を抜かずに自主練習を行い、高い意識を持って臨んだ。

 大会前の練習試合は満足には出来なかったものの、その分これまでの経験でカバー。沖縄で開かれた昨秋の九州大会を始め、現陣容は3大会で遠征した。松浦主将は「特に沖縄では相手チームの盛り上がりに負けた。それから自分たちも練習の時から声を出すようになった」。明るいムードを保つことの大切さを学び、不利な展開になっても声を出し続けて仲間を鼓舞。その結果が終盤の粘りにつながった。


県央宮崎 支部大会3連続準優勝

決勝の2回、落合の中前適時打で生還する二塁走者の中武

落合監督“収穫”も 「実戦経験不足」

 県央宮崎は昨年の九州大会予選、今年2月の春季全国大会予選に続き、3連続で支部内大会準優勝。大会前の練習試合は1日しか行えなかったものの、準決勝までの3試合で計23得点2失点と投打がかみ合って勝ち上がった。落合大重郎監督は「2年生の小沢が投手として計算出来るようになったことと短期間で打線がここまで上がってきたことは収穫」と話した。

 決勝は「実戦経験不足の影響。状況に合わせたプレーが出来なかった」と終盤に逆転負け。それでも序盤から中盤にかけては好守や好走塁があり、特に「活動自粛中は近所の友達とノックをしていた。実戦の勘の心配はあまりなかった」と言う三塁手・中武の動きが光った。

(2020/6/28紙面掲載)

※新聞紙面(6月28日)では優勝チーム記事全文、選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りのを掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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