【ボーイズリーグ】薩摩川内 “足攻”で決めた九州一番乗りの夏切符/選手権鹿児島予選

第52回選手権大会【中学生の部】鹿児島県支部予選(2021年5月29日、6月5、6日・小野公園野球場ほか)

 夏の日本一を目指して各地で熱戦の幕が開いた。全国で2番目に早く決勝が行われた中学生の部の鹿児島県支部予選は薩摩川内ボーイズが薩摩南海ボーイズを5-2で破り2年ぶり5回目の出場を決めた。本戦は8月に大阪で開催が予定されている。

3回、好走塁で同点のホームを踏んだ吉田剛。投手としての活躍も光った

▼決勝
薩摩南海001 001 0=2
薩摩川内004 001 X=5

吉田剛 4盗塁&好投

 積極的な走塁で逆転勝ちした薩摩川内が九州一番乗りで夏切符をつかんだ。0-1の3回、3連打で追いつくと、その後2死満塁から宇田の2点適時打で勝ち越し。さらに代打・川畑の適時打と打線がつながった。4点の内、3点が単打で二塁から生還した得点。これまでは走力に課題があったが全国を決める大一番では果敢に走ってチャンスをものにした。

 1番の吉田剛は「50㍍6秒6」の俊足で4盗塁。3回途中から2番手でマウンドに立ち4回⅔を2失点(自責1)と足と投球で躍動した。4月に軟式から転向したばかりの2年生は「バットにかすらせないようにと1球1球全力で」と強気の投球が持ち味。4回には振り逃げを含め1イニングで4三振を奪った。

 同じく2年生の捕手・宇都も攻守に活躍。元々は遊撃手だったが4月にコンバート。「ストライクゾーンを大きく使うことを監督から教わり、リードすることができた」と投手陣を引っ張り、6回にはチーム唯一の長打で追加点を挙げた。

1回戦、準決勝で長打を連発した渡辺は三塁の守備でも好守を見せた

渡辺ら3年生も活躍

 ほかには3戦で長打3本の渡辺や「前大会で1回戦負けしたので気を引き締めていった」とチームを先導した原田主将ら3年生も活躍が光った。

 6月第1週と早々に出場を決めた分、どこよりも長く準備期間に充てられる。諏訪免監督は「走力も含め、バッテリーを中心に全体的に上げていきたい。凡打でも相手にプレッシャーを与えられるよう、もう少し力強く」。悲願の全国1勝を目指してレベルアップを図っていく。(弓削 大輔)

(2021/6/11紙面掲載※一部編集)

※新聞紙面(6/11)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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