【ボーイズリーグ】苅田 猛打14得点果たし4年ぶり春/春季大会福岡北予選

第51回春季全国大会【中学】福岡県北支部予選

 福岡県北支部予選決勝は苅田ボーイズが鷹羽ボーイズに14-10と打ち勝ち、九州ブロック推薦で出場した2017年の大会以来、4年ぶり5回目の春切符をつかんだ。本大会は3月26日から東京・大田スタジアムなどで開催が予定されている

優勝を決め、一本指を立てて喜ぶ今坂主将ら苅田ナイン

▼決勝(12月5日・飯塚市穂波野球場)
苅 田 032 630 0=14
鷹 羽 002 611 0=10

佐々木先制2ラン

 号砲は、5番・佐々木が鳴らした。0-0の2回無死一塁。完璧に捉えた打球が左翼手の頭上を高々と越えていった。先制の2ランにベンチが沸き返る。この一打が呼び水となり、12安打14得点。強打の苅田が圧倒的な攻撃力で全国大会の切符を手に入れた。

 壮絶な打ち合い。4回表には岩下が右越えソロ本塁打を放つなど一挙6点を挙げ、一時は11-2とリードした。しかし相手の鷹羽も簡単には諦めない。その裏、6点を奪い返し再び3点差に。それでも、取られたら再び突き放せばいいだけだ。それぞれが「つなぐ意識」を忘れず着実に加点。粘る鷹羽を振り切った。

優勝の苅田ナイン。喜びがはじけた

「打倒・鷹羽」胸に刻み

 雪辱の一戦だった。10月の九州大会予選決勝。10-11と1点差で鷹羽に惜敗した。8月のジュニア大会でも12-13で逆転サヨナラ負けを喫していた。「九州大会予選の時は悔し涙を流したので」。今坂主将をはじめ、ナインは忘れてはいなかった。。もちろん優勝したい。しかし、それ以上に鷹羽に勝ちたい。ミーティングでそれぞれが「打倒・鷹羽」を胸に刻んだ。

 勝利の瞬間、最後の打者を打ち取った今坂主将はマウンドで両腕を突き上げた。次々と駆け寄り、喜びを爆発させるナイン。思いは結実した。一時は気持ちがバラバラになりかけたチームをつなぎとめた合言葉は「一人はみんなのため。みんなは一人のため」。ミスしても責めるのではなく、互いにカバーし合うことで、一つにまとまっていった。

(2020/12/12紙面掲載)

※新聞紙面(12月12日)では優勝チーム記事全文、選手名フルネ-ム表記、別カット写真および準決勝~決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載(2回戦以前の記録は12/12掲載) <バックナンバ-お買い求め方法

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