【ボーイズリーグ】糸島 接戦制して3年連続春/春季福岡南予選

第50回春季全国大会【中学生の部】福岡県南支部予選

糸島 接戦制して3年連続春

 来年3月に東京周辺で開かれる春季全国大会の予選。中学生の部、福岡県南支部予選決勝は緊迫したゲームとなり、糸島ボーイズが福岡ボーイズに3-2と競り勝ち、3年ぶり5回目の春切符をつかんだ。 ※本大会は中止になりました

決勝の7回、ウィニングボールをつかんで笑顔の渡辺(右)

▽決勝(12月7日・西畑運動公園野球場)
福 岡 011 000 0=2
糸 島 200 010 X=3

渡辺ダイビングキャッチで幕

 このボール、絶対に離さない。糸島は1点リードで迎えた7回。2死から三塁打を打たれ、一打同点のピンチ。藤岡が投じた2球目を相手3番打者がとらえた。センター方向への高い打球。中堅手の渡辺は後ろに向かって走り、右手を伸ばした。ダイビングキャッチの勢い余って体は回転する。捕れていれば全国出場。落としていたら同点となり、ピンチは続く。一瞬の静寂に包まれた後、審判員の右手が挙がった。アウト--。その瞬間、3年連続出場が決まった。

 スーパープレーの渡辺は仲間たちの手で胴上げされた。「(夕日の)光が差し込んで最初は打球が見えなかったけど、上がったら見えてきたので絶対に捕ろうと思った」と胸を張った。また左のワンポイントとして3度マウンドに立ち、自責0と貢献した。

投打に活躍した藤岡

先発・藤岡 決勝弾

 決勝弾は先発右腕の藤岡が放った。2-2の5回、先頭で「チームのために何が何でも出ようと思ったらホームランになって良かった」と左越えソロ。練習試合を含めても自身初の一発に白い歯を見せた。北村監督は「渡辺といい、藤岡といい、選手に救われた」と賛辞を贈った。

福岡 投手陣力投もあと一歩

決勝の3回、右中間適時二塁打を放ち喜ぶ瓜生

 福岡は準決勝で投手陣が力投し、最終回逆転勝ちにつなげた。右肘を痛めていた影響で2か月ぶりのマウンドだった冨野が先発。2回に1点を先制されたが、下醉尾と長嶋の好救援で3回以降を無失点。7回に1死一、二塁から冨野が「先制された分、打ちたかった。詰まっていたけど落ちてよかった」と右前に逆転の2点適時打を放った。矢野監督は「1点で抑えたのがよかった。下醉尾は安定しているし、長嶋も少しずつ良くなっている」とたたえた。

 決勝は左腕の長嶋が好投。糸島打線を5回まで3安打に抑えた。3回に右中間適時二塁打を放った瓜生や7回2死から三塁打を放った山口らが活躍して毎回の9安打と打線も奮起。しかしあと一本が出なかった。浅嶋主将は「この悔しさを忘れず、自分に厳しくして冬トレに臨みたい」とリベンジを誓った。

(2019/12/12紙面掲載)

※新聞紙面(12月12日)では優勝チーム記事全文、選手名フルネ-ム表記、別カット写真および準決勝、決勝バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載(2回戦以前は12月5日) <バックナンバ-お買い求め方法

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