春季全国大会(予選)

(2018/12/2紙面掲載)

第49回春季全国大会

【中学】西九州支部予選

西松 白井サヨナラ3ランで3年ぶり春

西松ボーイズ 白井
決勝の7回、サヨナラ3ランの白井(2番)を笑顔で迎える西松ナイン

▽決勝(11月25日)

黄 城 101 000 0|2

西 松 020 000 3X|5

 

片渕「エース」に成長

 劇的アーチで全国を決めた。同点の最終7回1死一、二塁。西松ボーイズの1番・白井が2球目を強振すると、打球は左中間フェンスを越えた。サヨナラ3ラン。ナインは両腕を上げてベンチから飛び出し、ヒーローを笑顔で出迎えた。

 

 白井は身長162センチの1年生。「長打はあまり打ったことがない。自分でもびっくり」という一発は、練習試合を含めても初めての本塁打だった。「エラーもしていたし、取り返せてよかった」と喜んだ。

 

 我慢の日々だった。8月の西九州大会では2年生の活躍もあって準優勝。1年生にも好選手がいて新チームの下馬評は高かった。しかし、「打撃は良かったけど投手が不安。頭数がいる割には結果が出ていなかった」と佐藤監督。支部内2大会で1勝と思わぬ苦戦を強いられていた。

 

 課題だった投手陣。その中で柱に成長したのは片渕だ。決勝を含む3戦で先発して計回4失点。これまで週に1~2回程度だった自主練習を「毎朝3キロ走り、夜に打撃練習をするようにした」と努力し、結果につなげた。指揮官は「片渕がエースになったのが大きい」と絶賛した。

 

 片渕は決勝の2回に左中間へ特大の2ランを放ち、打撃でも貢献。「打った瞬間に入ると思った。今まで打った6本の中で一番」と胸を張った。また準決勝では4番の丸本が左中間3ランと改めて打力の高さを証明した。

 

黄城ボーイズ 山口幸
準決勝の延長9回、中越えにサヨナラ適時打を放つ山口幸

黄城準V 準決勝で延長サヨナラ

 黄城ボーイズは準決勝を延長サヨナラで制した。タイブレーク(1死満塁)の延長9回表に2点を奪われたが、その裏に先頭の轟木が左前に同点の2点適時打。続く山口幸の中越え適時打で決着を付けた。山口幸は「外野まで飛ばして最低でも犠飛を狙った。センターの頭を越えてうれしかった」と笑った。

 

 坂下監督は「2年生は実戦経験が少なかったけど、必死にやって、試合をするごとに力をつけている」とナインの成長を実感した。

 

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