春季全国大会

(2019/4/6紙面掲載)

第49回春季全国大会

<中学生の部>

別府 強豪次々撃破!25年ぶり出場で4強

 春の日本一をかけて全国の中学生の部41、小学生の部16チームが激闘を繰り広げた。中学の九州勢では25年ぶりに出場した別府ボーイズ(中九州)が4強入りと大健闘。糸島ボーイズ(福岡南)と都城ボーイズ(宮崎)が1勝を挙げた。優勝は中学が京葉ボーイズ(千葉)、小学が上三川ボーイズ(栃木)だった。

別府ボーイズ
抜群のチームワークで4強入りした別府ナイン

4日前から合宿 打撃調子整えた

 別府ボーイズがまたもミラクルを起こした。自軍の倍近い部員がいて体格にも差がある関東や東海の強敵を次々と撃破。8強入りした2014年夏を上回る3勝を挙げ、九州勢としては14年の糸島ボーイズ(準優勝)以来、5年ぶりの春4強と飛躍した。

 

 入念に準備した。開幕4日前に埼玉入り。秩父で合宿して調整した。打ち込みに時間を割き、打力の調子を上向かせた。さらにOBのつてを頼り、地元の新座、鴻巣、坂戸ボーイズの3チームと合同練習を実施。ミニゲームを何度も行い、実戦感覚を保って決戦に臨んだ。

 

 合宿の効果はてきめんだった。2回戦は要所で打った8番・武沢らが活躍して9得点の大勝。続く3回戦は4-5の6回に稗田が右中間2点三塁打を放って逆転勝ち。10安打で7点を入れた。

 

 準々決勝では地元の強豪・春日部ボーイズにコールド勝ち。初回、調子の良さを買われて1番を任された江藤大が中前安打で切り開いて1点を先制。2回に3点を加え、4回は山田の左越え2点二塁打などで5点を追加した。

別府ボーイズ 稗田
攻守にわたる活躍をした稗田

地元埼玉勢にも支えられ

 準決勝は5回以降に投手陣が崩れてコールド負けしたが、ナインの表情はすがすがしかった。4回に一時勝ち越しの右翼線適時二塁打を放った江藤宙が「ベスト4まで来られたので悔いはない。めちゃくちゃ楽しかった」と笑顔。捕手の山田は「スイングスピードが違ったし、少し甘く入ったところは全部打たれた」と相手の強さに驚きながらも「それでも、こんなに上まで来られて楽しかった」と胸を張った。

 

 現地での直前合宿を理解して送り出した保護者、迎え入れてくれた埼玉勢など周囲に支えられ、飛躍を遂げた25年ぶりの春。裏田監督は「一つになって戦えたし、埼玉の人たちも一緒になって応援してくれた。また関東に来たい」と声を弾ませた。次の目標は夏の大阪。園田主将は「また一からやり直して、練習をしっかりやっていきたい」と話した。

▼中学1回戦

都 城(宮崎)4-1愛知知多(愛知中央)

東村山中央(東京西)11-6福岡門司(北九州)

岐阜東(岐阜)2-1宗 像(福岡北)

▼中学2回戦

都 城(宮崎)3-4和歌山日高(和歌山)

糸 島(福岡南)10-3若狭高浜(福井)

愛知尾州(愛知西)5-2西 松(西九州)

京 葉(千葉)7-0鹿児島出水(鹿児島)

別 府(中九州)9-2北 杜(山梨)

北 谷(沖縄)1-2春日部(埼玉)

▼3回戦

藤井寺(大阪中央)6-3糸 島(福岡南)

別 府(中九州)7-5桑 員(三重)

▼準々決勝

別 府(中九州)130 50=9

春日部(埼玉) 000 01=1

(5回コールド)

▼準決勝

兵庫夙川(兵庫)040 046=14

別 府(中九州)220 100=5

(5回コールド)


▼小学1回戦

流 山(千葉)6-2鹿児島出水(鹿児島)

滋賀大津(滋賀)8-4黄 城(西九州)

 ※九州勢関係分

※新聞紙面では別府ボーイズの記事全文と別カット写真、選手名フルネーム表記、九州勢のバッテリー&長打の選手名入りの記録や他1チームの記事を掲載 バックナンバーお買い求め方法