PLAY BACK 2019.9-2020.8

激動のシーズン

 2019~20年シーズンは激動の1年だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響による活動自粛や大会の中止。さらに悪天候による度重なる大会日程変更もあった。それでもボーイズリーガーは制限がある中でも懸命に白球を追いかけ、仲間との絆を強くした。中学3年生は8月で卒部する。この1年間の福岡県内3支部の大会を振り返る。

糸島 ふくやカップVで好発進飾る

 大半のチームが現陣容最初の公式戦となった、ふくやカップ争奪野球振興大会は糸島が2年ぶりの優勝。7月の福岡県南支部ジュニア大会は初戦で姿を消したが、この優勝で自信をつけその後は白星街道を突き進む。準優勝の鷹羽は並みいる強敵を破って決勝に勝ち上がった。

筑後 福岡南秋季大会で創部以来初優勝

 九州大会の出場権をかけた秋季大会。北九州支部は八幡南が投打に力を発揮して優勝した。準優勝の小倉は打線が好調で2年ぶりの九州大会出場。福岡県北支部は、ジュニア大会やふくやカップでは結果を残せなかった飯塚打線が奮起して優勝した。福岡県南支部決勝は最終回に糸島を逆転した筑後が創部10年目で待望の初優勝。第3代表は抽選で九州古賀に決まった。

 沖縄で開かれた九州大会決勝は福岡勢同士の対戦。糸島がコールドゲームで飯塚を破り九州王者に。主力だけでなく、これまでベンチ入り出来なかった選手の活躍が光った。長崎傳記念大会は八幡南が優勝。ホストチームの九州古賀が準優勝に輝いた。下関大会は飯塚が制するなど九州大会出場組の躍進が続く。筑紫地区で活動するチームによる他リーグとの交流大会は福岡大野城が優勝、福岡春日が準優勝だった。

八幡南 夏に続いて全国予選制覇

 春季全国大会北九州支部予選は八幡南が投打に力を発揮し、この年夏の選手権大会に続いて全国大会の出場権を獲得。小倉は秋季大会に続いて決勝で敗れた。

 福岡県南支部予選決勝は糸島、福岡の両軍が激闘を展開。2-3で迎えた最終7回2死三塁で福岡の3番・冨野が放った打球は中堅手の頭上を越えたかに見えたが、糸島・渡辺のダイビングキャッチでゲームセット。2年連続の予選優勝を飾った。

 この年は年末まで大会が続いた。北九州で開かれた本田正記念大会はホストチームの小倉が優勝。台湾で開かれた国際大会にはボーイズリーグ福岡県選抜チームが出場。白星は得られなかったが3戦いずれも好勝負を展開した。

京築も2季連続の全国予選V

 厳しい冬を越え、迎えた今年2月。福岡県北支部の春季全国大会予選が行われ、京築が前年夏に続く2季連続の全国予選優勝を飾った。

 大分で開かれた別府記念大会は福岡門司が4強、戸畑が8強と健闘した。福岡県南支部のきさらぎ大会は福岡が優勝。福岡志免が4強入りした。北九州大会は宗像などが4強に進出した。しかし北九州大会の準決勝が行われる前日に球児を取り巻く環境は大きく変わった。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため全国一斉休校の措置がとられた。これを受け、日本少年野球連盟は加盟全チームの活動を自粛するとともに春季全国大会の中止を発表。九州でも西日本選抜優勝大会や九州さわやか大会が中止となった。

活動自粛 自主練習に励む日々

 3月下旬に一度はチーム練習が再開されたが、緊急事態宣言の発出を受けて4月再び活動自粛に。この間、選手たちは自宅や近所の公園などで黙々と自主練習に励んだ。その後、5月下旬から条件付きでチーム練習を再開。6月には練習試合も解禁された。

4か月ぶりの大会再開

 6月に選手権大会の開催が決定。福岡県内3支部では7月から予選が順次開幕した。4か月ぶりの公式戦でボーイズリーガーは元気いっぱいプレー。福岡県北支部予選は飯塚が3年ぶりの夏切符獲得。北九州支部予選と福岡県南支部予選は悪天候に見舞われながらも7月下旬に終了。八幡南が2年連続、筑後が創部以来初の全国出場を決めた。しかし新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け7月31日に選手権大会の中止が発表された。

 延期になっていたゼット旗争奪は7月下旬に行われ小倉が優勝。同じく北九州大会は8月に準決勝と決勝が行われ、八幡南が優勝した。

(web限定 2020/8/8公開)

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