(2017/10/24掲載)

アサヒ緑健カップ 第19回TVQシニアオープンゴルフ

渡辺 3人プレーオフ制した

 

 アサヒ緑健カップ「第19回TVQシニアオープンゴルフ」(スポーツ報知西部本社後援)最終日は22日、福岡県久山町の久山カントリー倶楽部(6065ヤード、パー70)で行われた。プロ45人、アマ79人の計124人が出場。首位に3人が並ぶ大混戦となり、渡辺司(60)=セガサミーHD=がプレーオフを制し17回大会以来、2年ぶり2度目の優勝を飾った。8アンダーの三好隆(66)=タニヤゴルフ=、久保勝美(54)=高根CC=はプレーオフで敗れた。ベストアマは福岡県大野城市の村上義春さん(65)=皐月GC=が初受賞した。

渡辺司
逆転優勝した渡辺司

同一週2度快挙

 渡辺司が大混戦の首位争いを逆転で制し、17、18日の「ユニデングランドシニア」に続く、同一週に2度優勝の快挙を成し遂げた。

 

 ドラマの最終章は18番(365ヤード、パー4)から始まった。首位を1打差で追う渡辺は、セカンドをピンそば20センチにつけてバーディー。これで三好、久保に並び、勝負の行方はプレーオフにもつれこんだ。

 

 その1ホール目。渡辺はピン手前3メートル、久保はピンの右横3メートルのバーディーチャンスを迎えた。三好はパーセーブがやっとで、優勝の行方は2人に絞られた。

渡辺司
渡辺司はティーショットがさえた

他界藤池プロへ

 まず、打ったのは渡辺。「距離を合わせて、膨らませて打とう」。右から大きく弧を描いたボールは、最後の一転びでカップに吸い込まれた。続く久保がパットを外した瞬間に、勝負が決まった。

 

 大会前、今年2月に他界した藤池昇龍プロのお別れの会に足を運び「藤池さんの分も一生懸命頑張りますから」と誓った。劇的な幕切れに、渡辺は「今は最高に幸せな気持ちです」と笑顔を見せた。


【最終成績】

-8①渡辺  司132(65、67)

  ②久保 勝美132(68、64)

  ②三好  隆132(66、66)

-7④水巻 善典133(65、68)

  ④清水 洋一133(64、69)

-6⑥白潟 英純134(70、64)

  ⑥米山  剛134(67、67)

-5⑧鈴木  亨135(67、68)

  ⑧小溝 高夫135(65、70)

  ⑧白浜 育男135(65、70)

-4⑪平石 武則136(68、68)

  ⑪萩原 浩一136(67、69)

  ⑪崎山 武志136(64、72)

 

+5〈34〉※村上義春145(75、70)

※はアマ


村上義春さん
ベストアマの村上義春さん

村上さん アマ初頂点

 出場10回目の村上義春さんがアマの頂点に立った。5オーバーで総合成績は34位。強風にもかかわらず、初日のスコアをそのままキープしたのが大きかった。

 

 見せ場は13番(342ヤード、パー4)。残り40ヤードのセカンドが、そのまま入ってチップインイーグルになった。「ラッキーがありました。きょうはショットが安定し、苦手だった1ピン以内のパットも、ことごとく入りました。初めてのベストアマで本当にうれしいです」と喜んだ。

 

※新聞紙面ではその他選手のコメントなどさらに詳しく掲載しています

 


(2017/10/17掲載)

 

第7回スポーツ報知フェニックスカップ

国内屈指の名門コースを満喫

 

 アマチュアゴルファー待望の「第7回スポーツ報知フェニックスカップ」(スポーツ報知西部本社、フェニックスカントリークラブ主催)は7日、宮崎市のフェニックスカントリークラブで行われた。地元、九州を中心に35人が出場して、ダブルペリア方式で順位を競い、熊本市南区の中嶋浩憲さんがネット69で初優勝を果たした。2位は江藤栄治さん、3位はベストグロス80の甲斐秀一さん、レディース賞は白坂順子さんだった。

フェニックスカントリークラブ スポーツ報知杯
名門コースを体感しながら楽しくラウンドした

中嶋浩憲さん
中嶋浩憲さん

ダンロップフェニックス控え最良の芝

 秋を告げるこの大会は今年で7回目。3年連続で心地よい秋晴れのもとで行われた。気温26.6度、東の風2メートル(正午現在)と風もほとんど感じない絶好のゴルフ日和。18ホールストロークプレー、ダブルペリア方式(ハンデ上限36、ダブルパーカット)で争われた。使用コースは高千穂(3311ヤード)、住吉(3192ヤード)、日南(3132ヤード)の3コース(いずれも9ホール)で、そのうち2コースを回って順位を争った。

 

 参加者は、まるでカーペットのようなフェアウェーを歩きながら、ふかふかの芝の感触を確かめた。「素晴らしい芝でプレーできるだけでも幸せ」と感激に浸る参加者も多かった。

 

 11月16日に当地で開幕する男子プロゴルフツアー「2017ダンロップフェニックストーナメント」(同19日まで)。国内はもちろん、世界の注目を集める大会のために、フェアウェーの芝は少し短めに刈り込まれ、万全の状態でビッグイベントを迎えようとしている。そんな名門コースを体感し、楽しそうにクラブやパターを振る参加者の姿が印象的だった。

 

中嶋さん“3度目の正直”

 優勝者は中嶋浩憲さん(56)。これまで2度出場し、頂点に立ったのは今回が初めて。3年前と一昨年、2年連続ベストグロス賞に輝きながら頂点には届かなかった。しかし、3度目の挑戦で勝利の女神がほほえんだ。

 

 日南40から高千穂41を回りグロス81でハンデが12付き、ネットは69。ほとんどがパーで、松林に2回入れダブル、トリプルボギーを1回ずつ取った。そのトラブルが、ダブルペリアの強運でハンデ12につながった。

 

 ドライバー飛距離260ヤード、アプローチが得意という週一ゴルファーは、副賞のシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートのペア宿泊券を贈呈され、自宅に帰ると4人の子供と一緒に家族6人で大喜びしたという。中嶋さんは「ダブルペリアの大会で優勝したのは、今回が初めてなんです。それが、本当にうれしい」と最高の笑顔を見せた。

 

 表彰式ではスポーツ報知西部本社の山口正和販売部長が「今年で7回目を迎えることが出来ました。好天にも恵まれ、多数の参加をいただき、誠にありがとうございました」とあいさつ。

 

 1~3位には賞状とトロフィー、副賞が贈られた。読売巨人軍の背番号にちなんだ順位賞など、名前が次々と読み上げられるたびに拍手と歓声が起き、会場は和やかなムードに包まれた。

ベスグロ&3位 甲斐さんW受賞

 地元宮崎市の甲斐秀一さん(49)がベストグロスと3位をダブル受賞した。第4回大会のチャンピオン。グロス80でネット72.8。ドライバーを思い切り振る豪快なゴルフで1バーディー、2ボギー、2ダボ、1トリプル。メリハリのあるゴルフで初のベスグロを取った。「よくラウンドするホームコースで、初めてベスグロを取れて満足です」。ゴルフ歴30年のベテランは、思い出に残るラウンドを楽しそうに振り返った。

フェニックスカップ成績(ベスト10)

①中嶋 浩憲 69.0  81

②江藤 栄治 716  98

③甲斐 秀一 728  80

④安達 順一 728  80

⑤西山 公誠 730  91

⑥前田 大志 734  83

⑦村上 正浩 734 101

⑧三嶋 一秀 740  86

⑨牧本  均 742  85

⑩岩村 忠雄 744  90

※スコアは左からネット、グロス。敬称略



蛭川隆
18番、蛭川隆が優勝を決定づけるバーディーパットを決める

(2017/4/8掲載)

 

トヨタカップオープンゴルフ

蛭川 プロ初V

 

 九州サーキット「第19回トヨタカップオープンゴルフトーナメント2017」(優勝賞金150万円、スポーツ報知など後援)は7日、福岡県宮若市のザ・クラシックゴルフ倶楽部(6668ヤード、パー71)で最終日が行われた。116人(プロ64人、アマ52人)が出場。初日3位タイの蛭川隆(高千穂)がスコアを7つ伸ばし、通算10アンダーでプロ初優勝を飾った。1打差の2位タイに和田章太郎(フリー)、秋吉翔太(ホームテック)。ベストアマは初日首位タイの池田悠希(秀岳館2年)が通算6アンダーで獲得した。

 

 昨年9月、この地でプロテストにトップ合格した蛭川が、今度はプロ3戦目で初優勝というでっかい仕事をやってのけた。

 

 最終18番、約6メートルの上りフックラインをど真ん中から決め、優勝を決定づけるバーディー。パターを高く掲げて、喜びを爆発させた。

 

 この日は7バーディーの快進撃。スコアは通算10アンダーにまで伸ばし、同組で競り合っていた和田や、詰め寄る秋吉を振り切った。

 

 これまでプロ2試合は、宮崎オープンが5位タイ、大分東急が13位タイ。それだけに、3戦目での頂点に「自分でも驚いている」。得意のパッティングを磨き「早くシード選手になりたい」と次の目標を見据えた。 

 

※新聞紙面では記事全文のほか、ベストアマや他選手のコメントなどさらに詳しい記事を掲載しています


白潟英純
白潟英純は北九州オープン2回目の優勝

(2017/4/3掲載)

 

北九州オープンゴルフトーナメント

白潟2度目V

 

 北九州市小倉南区の小倉カンツリー倶楽部(6852ヤード、パー72)で2日に開催予定だった九州サーキット熊本地震復興支援「第14回北九州オープンゴルフトーナメント」(スポーツ報知など後援)は、雨と雷の影響で中止。競技は1日で打ち切りとなり、初日単独首位の白潟英純(フリー)が2008年の5回大会(若松)以来、9年ぶり2回目の優勝を飾った。同選手は昨年9月、50歳でシニア入りして初優勝。優勝賞金160万円(約80%に減額)を獲得した。ベストアマは2アンダーの芹澤慈眼(じげん)(秀岳館3年)、林田卓也(沖学園3年)、青木尉(じょう)(秀岳館2年)の3人。なお、選手やギャラリーから寄せられた募金は、熊本地震の復興支援のために役立てられる。

 

 初日トップの白潟が「ラッキーでした」と優勝の喜びをかみしめた。初日後半、スコアを一気に5つ伸ばし、6アンダー。その後にホールアウトした選手のスコアが伸びず、そのまま逃げ切る形でトップに立った。そして、最終日は競技中止。運も味方しての頂点だった。


 最終日のスタート前、選手仲間から「優勝、おめでとう」とメールが入った。優勝と競技中止を初めて知り、驚いてゴルフ場に姿を見せると、尾家清孝大会実行委員長から握手を求められ選手仲間にも祝福された。

 

 昨年9月、50歳になってシニアに入り、初めての優勝。「これから一つでも多くのシニア大会に出て、上位の成績を取りたい。今季はシニア1勝と来季のシニアのシード権獲得が目標です」。次戦は「トヨタカップ」(6、7日=ザ・クラシックGC)。そこで連続優勝を目指し、シニア界にも旋風を巻き起こす。

 

※新聞紙面では記事全文のほかベストアマ3選手のコメントなどさらに詳しい記事を掲載しています