10神ACTORコラム「10神10色」

(2019/4/14紙面掲載)

 松島勇之介 

「夢はイチロー選手」野球大好き少年

10神ACTOR 松島勇之介
イチローに憧れ、野球に夢中だった小学生の頃

 イチロー選手が引退しました。子供の頃から野球が大好きだった僕にとってのヒーローでした。

 

 小学生の頃から野球を始め、常に真っ黒に日焼けした少年時代を過ごしていました。あのプレーにあこがれて野球を好きになった当時の僕の夢は「イチロー選手になる」でした。イチロー選手みたいな選手になりたいのではなく、イチロー選手そのものになりたかったんでしょう(笑) 何度あの振り子打法を真似したことか…。

 

09年WBC決勝に感動

 最も印象に残っているのは2009年のワールド・ベースボール・クラシックでの決勝です。当時僕は小学6年生でした。宿敵韓国との一戦。野球ファンだけでなく、日本人なら誰もが覚えていることでしょう。3対3の同点で迎えた延長10回表。イチロー選手は世界一を手繰り寄せる決勝の適時打を放ちました。

 

 美しい軌道でセンターへと抜けていく打球は今でも、すぐに脳裏に浮かびます。体の内側から震え上がるほどの感動で、野球が好きでよかった、野球をやっていてよかったと思いました。

 

 この大会では調子が上がらなかったイチロー選手。そんな中で打席に立つのは想像できないようなプレッシャーだったと思います。僕なら間違いなくそんな打席に立ちたくないですね。

 

引退も永遠のヒーロー

 引退のニュースを耳にした時に、一つの時代が終わるような気がして驚きというか、衝撃でした。「日本球界での監督は?」という記者の質問に対しても「やらない」とおっしゃっていましたが、またユニホーム姿を見たいと思うのは僕だけではないでしょう。

 

 あの「伝説の打席」は間違いなくこれからも語り継がれると思いますし、イチロー選手は僕にとっても、ずっとヒーローであり続けることでしょう。

「10神10色」は4月から第2、第4日曜の紙面掲載。次回は4月28日です