10神ACTORコラム「10神10色」

(2019/6/9紙面掲載)

 関岡マーク 

舞台で刺激的な日々送ってます

10神ACTOR 関岡マーク
5月に行われた舞台「小さな結婚式~いつか、いい風は吹く~」では、エミリオ役を好演した

日本語習得のコツはテレビ視聴

 こんにちは。関岡マークです。僕が12歳でフィリピンから日本に来て、5月29日で15年が経ちました。北九州市の中学校に入ったのですが、日本語をここまでマスター出来るなんて思ってもいなかった。国際教室で先輩の滑らかな日本語に憧れていた頃が懐かしい。

 

 今度は僕が外国から来る学生のみなさんが憧れるような存在になりたいと思ってる。それは僕の目標の一つ。日本語はフィリピン語や英語とは全く文法が違うので難しい。ひらがな、カタカナ、漢字を覚えるのも大変だし…。習得のコツは日本のテレビをよく見ること。僕も好きな番組やアニメを、とにかく見ていた。

 

 そんな僕が10神ACTORのオーディションを受けたのは22歳の時。理由は“演技”をやってみたかったから。最近は舞台の仕事も増えてきて、刺激的な日々を送っています。

 

 5月には東京の劇団「TEAM‐ODAC」の「小さな結婚式~いつか、いい風は吹く~」に出演。女優の藤田朋子さんら、すごい方々と共演して、勉強することも多かった。この貴重な経験を生かして、もっと頑張らないといけないなと気持ちを新たにしました。

 

 好きな俳優は田中圭さん。自然な演技が魅力的。ドラマや映画は欠かさず見ていて、「こういう人、友達にいる!」といつも思わせてくれます。

比出身は個性 作品にスパイスを

 僕はフィリピン生まれ。個性でもあるけど、そのことで役が限られることもあり、正直言って悔しい。ただ、ライフスタイルなどが違う異国で育った経験は、芝居で生かすことが出来ると思うし、人と違った「味」が出せると信じています。

 

 外国出身で面白い役を演じ、作品に違ったスパイスを入れられたらなと思います。そしてこれからは、もっと幅広い役をやりたい。これまでは、いい人を演じることが多かったから、悪役とかもやってみたい。

 

 大好きな歌やダンス、そしてずっとやりたかったお芝居をたくさん経験させていただいていることに感謝いっぱい。もっと、たくさんの人と出会い、経験を積んで、表現者として成長していきたい。

「10神10色」は第2、第4日曜の紙面掲載。次回は6月26日です