10神ACTORコラム「10神10色」

(2019/8/25紙面掲載)

 山田健登 

6年目の集大成ライブ 次のステージへ--

10神ACTOR 山田健登
ステージでパフォーマンスを披露する山田健登(中央)

1曲1曲 景色を目に焼き付けながら

 こんにちは。山田健登です。8月16日、僕達10神アクターのワンマンライブが福岡サンパレスでありました。6年目を迎えた中で1番大きな舞台。メンバーもこのライブが自分たちにとって、どれだけ大きい分岐点、チャレンジかということを理解しており、気合も入っていました。

 

 何か月も前から準備をして、5年前よりレベルアップした姿をファンに見せるべく、それぞれスケジュールがある中、何度も何度も練習をして臨みました。

 

 ファンに満足して帰ってもらうことが僕らの絶対的なミッションで、それは演者の僕らはもちろん、ステージを作ってくれるスタッフ、照明、音響とたくさんの人が同じ方向を向いて取り組まないと成立しません。僕達の為にこんなにたくさんの人が動いてくれているんだと感動しました。

 

 迎えた本番。始まる前いつも通り円陣を組み気合をメンバー全員で入れてステージへ向かいました。始まると、ほんとに一瞬でおわってしまうからしっかり1曲1曲ステージからの景色を目に焼き付けながら歌って踊りました。

 

「りゅーくん、頑張れ!! 俺らも負けんよ!」

 そして最後に、りゅうくん(坂田隆一郎)が脱退することを表明しました。

 

 聞いた瞬間、うそだ。またドッキリやろと思ったけど、その真剣な表情にだんだんとこれは本当のことなんだなと分かってきて。何も聞かされていなかったメンバーもファンも戸惑い、泣き始める人もいました。

 

 でも僕はこの時、全く涙は出ませんでした。それはなぜかと言うと、マイナスなことではないって思ったから。僕が涙しなかったことになんて冷たい人なんだと思った人もいると思う。

 

 ただ、そうじゃないんだよね。これは今のグループに必要な決断だと思うし、逆にりゅうくんは賢いと思う。素直にあの時の僕の感情は「悔しい」だった。なんか負けた気がして、自分はあの時悲しいよりも悔しかったから、涙が出なかったんです。

 

 僕は負けず嫌いだし、何かをするならやっぱり1番でいたい。だから改めて気合がめちゃくちゃ入りました。たぶんほかのメンバーも同じだと思う。せっかく同じグループになって6年間やってきたんだから高めあっていかないとね。「りゅーくん、頑張れ!! 俺らも負けんよ!」。ライブの打ち上げの時、そう言いました。

 

みんなついてきてね

 そんなこんなで濃密なサンパレスが終わりました。僕達は次のステージへ向かいます。これからも色んな形に変わって行くと思うし、ファンの方も戸惑うこととかもあると思うけど、変化は絶対必要だから。みんなついてきてね。これからも宜しくお願いします。

 

 夢を一緒に叶えよう。

「10神10色」は第2、第4日曜の紙面掲載。次回は9月8日です