10神ACTORコラム「10神10色」

(2019/9/22紙面掲載)

 関岡マーク 

人の心を動かすアーティストになりたい

10神ACTOR 関岡マーク
夕日に魅力を感じるという関岡マーク。「これからもいろんな夕景を描いていきたい」と話す

10年学んだ油絵 今のお気に入りは「夕日」

 こんにちは、関岡マークです。僕はアクリル絵の具とキャンバスを使って、福岡のベイサイドプレイス博多で、よく夕日を描いています。ポートタワーと埠頭の光が水面に映る構図がとても気に入ってます。

 

 その日の出来事を思い返しながら、明日、明後日と、先々のことを考えながら見る夕日がとても好きです。あのなんとも言えない寂しげな雰囲気、そして濃淡の色合いに引かれます。

 

 僕は13歳でフィリピンから日本に来て、中学入学と同時に美術部に入りました。フィリピンに住んでいた頃から、ドラゴンボールや幽遊白書など日本のアニメを観るのが好きで、友だちとキャラクターを描きました。

 

 日本の学校で美術を学び、幅広い芸術のジャンルがあることを知りました。もっと学びたいと思い、八幡中央高の芸術コースに入学しました。3年間油絵を専攻し、人物画をたくさん制作していました。美しいものを絵にしたいという自分のポリシーがあるのか、男性にないきれいな曲線や透明感にひかれ、女性を描くことが多かったです。

妹をモデルに描いた作品
妹をモデルに描いた作品

高校時代は「写実」に魅力

 高校時代は写真のようにリアルに描く「写実」に魅力を感じていました。塩谷亮さん、中島健太さん、吉田貴幸さんが僕の中のすごいと思った写実の画家のトップ3です。写真のように滑らかなタッチや細かなディテール、そしてあのドラマのワンシーンのような女性のポーズが魅力的でした。同級生や妹にモデルを頼んでとにかく真似をしました。

 

 油絵を学び始めてから10年が経ちます。色々経験を積んで、考え方や好みも変わりました。今は人物画よりも風景画を多く描いています。思い出のある場所を形として残すことで、大切にしていきたいのかもしれません。

 

 絵を評価するのはとても難しいと思います。人それぞれ好みがあるし、個性もそれぞれ。でも僕はその絵から描き手のパッションが感じられるか、何かのメッセージを感じ取れるかが重要であると思っています。

 

 僕も誰かの心を動かせるアーティストでいたいと思いながら今日もキャンバスに向かい、筆を思いのままに走らせています。10年前に比べて、絵を描く回数は少なくなりましたが、10神ACTORの活動をしながらマイペースに絵を描き続けたいなと思っています。

 

 芸術家としての関岡マークもよろしくお願いいたします。

「10神10色」は第2、第4日曜の紙面掲載。次回は10月13日です

ベストアルバム「5FIVE」発売

 10神ACTORの“九州”ベストアルバム「5FIVE(ファイブ)」が9月20日、発売された。デビュー曲「Chase Your Dream」や、「Gimme Gimme」など4つの新曲を含む計10曲を収録。DVDなどが付いた初回盤5093円、通常盤2778円(ともに税別)。