ゴルフ

(2019/11/4紙面掲載)

アサヒ緑健カップ 第21回TVQシニアオープンゴルフ

水巻 逆転初V

 アサヒ緑健カップ「第21回TVQシニアオープンゴルフ」(スポーツ報知西部本社など後援)の最終日は3日、福岡県久山町の久山カントリー倶楽部(6065ヤード、パー70)で行われた。3位タイでスタートした水巻善典(61)=鳴尾GC=が8バーディー、3ボギーの6アンダーとスコアを伸ばして逆転。計10アンダーで初優勝、優勝賞金240万円を獲得した。1打差の2位は高見和宏(59)=フリー=で、3打差の3位は室田淳(64)=長寿の里=。4位に入った高橋勝成(69)=I.T.O JAPAN=は2日連続のエージシュートを達成した。3オーバーで25位タイの平川勝也(57)=臼杵CC=が2年連続3回目のベストアマに輝いた。

水巻善典
優勝カップを手に笑顔を見せる水巻

勝利呼んだ16番会心バーディー

 イメージ通りの軌道を描いて、ボールはカップに吸い込まれた。会心のパットに、水巻が思わず感情をあらわにした。「狙い通りだった」と振り返ったのは16番(435ヤード、パー4)。ピン奥9メートルからのバーディーパットを沈め、ぐっと優勝を手繰り寄せた。

 

 スタートからショット、パットともにさえ、スコアを伸ばした。5バーディー、1ボギーで前半を終え8アンダーとし、トップに立った。しかし、一つ後ろの最終組を回る高見も譲らず、14番を終えた時点で共に9アンダーで並んだ。

 

高麗グリーンの経験値生きる

 勝敗を分けたのは、高麗グリーンでの経験値。ホームコースの鳴尾GC(兵庫県)も同じ高麗とあって、他の選手が苦にする分、水巻には有利になった。「嫌だとか言ってる選手もいたけど、僕は芝目に対して、こう打って入れようと狙って打っている」。芝を知り尽くしていることで、アプローチも含め、精神的な部分でアドバンテージがあったのは間違いないだろう。

水巻善典

「九州は方角がいい」

 この日は16番の他に、10番(163ヤード、パー3)でも10メートルのバーディーパットを決めたが「特別パットが良かった訳ではない」。最後は15番、16番の連続バーディーで、追いすがる高見を突き放した。

 

 シニアツアー通算2勝のうち、2016年の「福岡シニアOP」も制しており「九州は方角がいいのかな」と笑った。15日からは鳴尾GCで「エリートグリップシニアOP」も開かれる。「最初の3ホールを集中してうまくスタートが切れたら」。弾みを付けて、ホームコースでの大一番に臨む。(加藤 博之)


平川勝也
平川が2度目のベストアマについた

平川2年連続ベストアマ

 平川が昨年に続いてベストアマに輝いた。初日を終え3オーバーの33位タイ。この日は70のイーブンで回り、逆転での栄冠となった。「ゴルフ自体は悪くなかった」。通算では3度目のベストアマとなり、表彰式ではカップを手に笑顔を見せていた。

高橋2日連続エージシュート

 69歳の高橋=写真=が最終日を4アンダー66の好スコア。初日の2アンダー68に続き、2日連続でエージシュートを達成した。9月のシニアツアー「コマツOP」(小松CC)でも2日続けて達成しており、「(エージシュートは)励みになります。感謝しかない」と笑顔だった。

TVQシニアオープン最終日成績

-10〈1〉水巻 善典130(66、64)

-9〈2〉高見 和宏131(65、66)

-7〈3〉室田  淳133(65、68)

-6〈4〉高橋 勝成134(68、66)

-5〈5〉東   聡135(68、67)

  〈5〉鈴木  亨135(68、67)

-4〈7〉山添 昌良136(68、68)

-3〈8〉加瀬 秀樹137(70、67)

  〈8〉奥田 靖己137(68、69)

  〈8〉寺西  明137(68、69)

  〈8〉小溝 高夫137(67、70)

-2〈12〉西川  哲138(69、69)

  〈12〉久保 勝美138(69、69)

  〈12〉崎山 武志138(68、70)

  〈12〉清水 洋一138(66、72)

-1〈16〉渡辺  司139(71、68)

  〈16〉日置 豊一139(70、69)

 0〈18〉北島 泰介140(69、71)

  〈18〉米山  剛140(68、72)

  〈18〉白潟 英純140(74、66)

+3〈25〉※平川勝也143(73、70)

※はアマ