【ゴルフ】照屋佑唯智 プレーオフ死闘制して大会初V/トヨタカップ2021

第23回トヨタカップオープンゴルフトーナメント2021【最終日】(2021年8月6日・福岡県宮若市ザ・クラシックゴルフ倶楽部)

 九州サーキット「第23回トヨタカップオープンゴルフトーナメント2021」(スポーツ報知など後援)は6日、福岡県宮若市のザ・クラシックゴルフ倶楽部(6934ヤード、パー72)で最終日の決勝ラウンドが行われた。109人(プロ61、アマ48)が出場、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客で開催された。初日首位の照屋佑唯智(25)=まる=と同2位の生源寺龍憲(23)=フリー=が通算12アンダーで並び、プレーオフ5ホール目でバーディーを奪った照屋が大会初優勝を決めた。ベストアマは通算7アンダーの長野泰雅(18)=沖学園3年=。

優勝した照屋の豪快なティーショット

5ホール目 12メートルパット決めた

 照屋がプレーオフ5ホールの死闘をバーディーで締めた。

 プレーオフの舞台となった池越えのミドル18番(432ヤード、パー4)。照屋と生源寺は互いに譲らず、勝負は5ホール目に入った。照屋のバーディーパットはピンまで12メートル。「真っすぐ」と読み、ボールは素直に転がってカップに吸い込まれた。ボールを後押しするようにクラブを突き上げ、喜びを表した。

 初日はショットもパットも何もかも良く9アンダーの首位。最終日は2位の生源寺に12番で一度は並ばれたものの、1イーグル、3バーディー、2ボギーと粘り強く戦って勝利を決めた。「1番で左の林に入れながらイーグルが取れたし、きょうは運が良かった。パットも入ったし、暑さも気にならなかった」。この優勝でKBCオーガスタ(8月27日~)の出場権を手に入れ、「レギュラーツアーで10位以内を目標に戦い、早くツアープロへ」と意気込んだ。

優勝した照屋(左)とベストアマの長野

▽最終日成績
①照屋佑唯智132(63、69)=プレーオフ
②生源寺龍憲132(64、68)
③福永安伸134(69、65)
④清水大成、上村竜太、和田章太郎、日高将史、藤島征次、永野竜太郎、北村晃一135
⑪竹谷佳孝、前川太治136
⑬※長野泰雅ら5人137(※はアマ)

(2021/8/7紙面掲載)

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