別府競輪 別府八湯ゆけむりカップ 地元選手紹介

別府競輪 GⅢ開設67周年記念 別府八湯ゆけむりカップ【12月2-5日】

 改修工事を終え、10月に再開した別府競輪の開設記念が12月2日に始まる。今回は地元大分からの出場選手が少ないが、いずれも魅力ある男ばかり。27日は大塚健一郎、28日は小野俊之、小岩大介の2人を紹介する。

 

大塚健一郎 小野俊之 小岩大介


地元記念制覇へ「最高の走りするだけ」

大塚健一郎(おおつか・けんいちろう)

S級1班・大分県在籍・82期

1977年10月14日生40歳

171センチ・競走得点110点

通算1320戦374勝

師匠山田文俊(引退)

 

大塚健一郎

 別府記念は大塚にとってG1よりも重きを置くもの。皮肉にも、まだ一度も優勝がないが、常に「V」の一文字だけを頭に置いて走っている。

 

 2011年、S級S班に在籍した年は別府記念が5月2日まで行われ、3日から松戸競輪場で「SSシリーズ風光る」が始まった。S班の大塚は自動的にSSシリーズのあっせんが決まっていたが、そこを断ってでも別府記念に出たいと意思表示をした。結局は正規あっせん優先で松戸に行ったが、大塚の「別府愛」は相当なものだ。

 

 競走内容は攻撃的。攻める気持ちが裏目に出て、共同通信社杯、寛仁親王牌で2場所連続の失格となったが、戦う気持ちは変わらない。「地元記念を走るときは、いつも事故点とか考えていない。その時に出来る、最高の走りをするだけ」ときっぱり。直前の競輪祭では2日目に落車して途中欠場。不安を残す状態であっても、ファンの期待に応えるために全力を尽くす。

◆近況5場所成績◆

11月小倉競輪祭 8落 途欠

11月別府FⅠ  ②1⑥

10月前橋寛仁牌 3失 途欠

9月武雄共同杯 失 途欠

9月岐阜記念  ⑦613

(2017/11/27掲載)



実績抜群 “豊後の虎” 強烈なマーク戦魅力

小野 俊之(おの・としゆき)

S級2班・大分県在籍・77期

1976年4月21日生41歳

175センチ・競走得点100点

通算1859戦387勝

師匠中西龍太郎(引退)

小野俊之

 グランプリ2004で輪界の頂点に立つなど実績は当欄では書き切れない。ファンの心に残るのは強烈なマーク戦。基本は先行型の援護、時には自分の位置を取るために他地区の選手と体をぶつけ合う。敵に牙をむくかのような戦法。いつしか「豊後の虎」の異名を取るようになった。今はけがからも立ち直り、「もう一度、別府記念を取る」と意気込みを見せる。

◆近況5場所成績◆

11月小倉競輪祭 8落 途欠

11月別府FⅠ  ②1⑥

10月前橋寛仁牌 3失 途欠

9月武雄共同杯 失 途欠

9月岐阜記念  ⑦613

(2017/11/28掲載)



辛抱強さが売りの堅実マーカー “姫島の星”

小岩 大介(こいわ・だいすけ)

S級1班・大分県在籍・90期

1984年4月11日生33歳

168センチ・競走得点105点

通算1001戦123勝

師匠西野文生(引退)

小岩大介

 辛抱強さが売りの、堅実マーカー。前で駆ける選手を守る姿勢を常に見せ、自力型からも好かれるタイプ。特別戦線の大分といば小野俊之、大塚健一郎が何かと話題になりがち。同県の小岩は2人の影に隠れる印象があるが、デビュー戦の当地で11②など地元実績は十分。自衛隊から転身した弟の哲也を立派な自力型に育て、自分もS1をキープする姫島の星。

◆近況5場所成績◆

10月前橋寛仁牌 68失 途欠

9月小田原FⅠ ④83

9月平FⅠ   ⑨57

8月平塚FⅠ  ⑦3⑤

8月久留米FⅠ 32②

(2017/11/28掲載)



別府競輪バンク特徴

◇1周400メートル◇直線59.9メートル◇センター部分最大傾斜角度33度41分24秒◇最高上がりタイム10秒7 金子貴志(愛知)2014年5月24日

 今回はバンク改修をせず、すでに別府で競走した地元選手から「バンク自体に違いは見られない」とのこと。最近の記念は5月か6月開催が多かったが、今回は12月。午前中は無風かバックが緩い追い風となるのは夏場と一緒だが、正午から夕方にかけて海風の影響でバックに強い向かい風が吹くケースもある。風の強さには要チェックだ。