【競輪】こんなときだからこそ! 競輪の底力に期待

武雄GⅢ 高知以来の記念開催

 23日に武雄競輪のGⅢ開催、「開設70周年記念たけお競輪・大楠賞争奪戦」がスタートする。

 新型コロナウイルスの感染防止対策の一環として2月27日から全国の競輪場では無観客レースを実施。今月8日からは開催自体を中止する競輪場も増えている。記念開催においても今月9~12日の平塚、16~19日の西武園が中止された。そのため記念は今月2~5日に開催された高知以来となり、今回は関係者の注目度も大きい。

 公営競技が無観客となり今週で2か月。ファンの直接の声は聞けず、反応は売り上げで推測するしかない。GⅢの中でも記念開催に限れば売り上げは厳しく、無観客最初の開催となった奈良(2月27~3月1日開催)では初日の売り上げが3億円を切り、4日間トータルで約17億6353万円。目標を下方修正していたとしても非常に厳しい結果だった。

 3月には玉野、松山、4月に入って高知も記念開催を行ったが、売り上げは奈良の水準から大きく伸びることはなかった。だが、近況だけを見ると競輪開催の中止は続く中で開催している場もあり、そこで売り上げが伸びている。

 今月12~14日に開催された小松島FⅠでは売り上げが下降傾向にあった昼開催にも関わらず、3日間10億円をオーバーした。また17~19日の静岡FⅡも2月以前の平均を大きく上回った。

 競輪は戦後の復興支援を目的に作られた。新型コロナウイルスの影響で色々な物の不足が叫ばれている今、今回の開催が成功し、少しでも競輪が社会貢献に役立つことを祈るばかりだ。 (中村 秀昭)

(2020/4/22紙面掲載)

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る