【競輪】7月から記念で開催「的中しやすい7車立て」

ファン熱望なら延長も?

 新型コロナウイルス感染防止対策の一つとして、今月から記念開催にあたるGⅢ、一般開催のFⅠ、FⅡが7車立て9レース制に変更されている。目的は参加選手を減らし、選手控室などの「密」を避けるため。最大でGⅢ(9車立て12R)の108人だったのが、63人に固定となっている。

 すでにA級戦、チャレンジ戦ではミッドナイトで9R制が実施されており、参加選手も「ナイター、昼開催に時間が動いただけ」と特別は感想はなかった。

 今後、注目されるのはオールS級の記念開催。S級選手の一部は7車立ては「エボリューション」、「ブロック7」を経験しているが、勝ち上がりがある4日間開催のオール7車立ては初。

 今月2-5日の日程で開催された小松島で1開催が終了。本場は無観客だったが、九州、山口では全場と全サテライト、全国では36の本場を含む107か所で場外発売が行われた。

 レースの決着の付き方は主力陣が散らばる前半2日間の予選は主力サイドで決まる傾向。予選の成績から実力接近の選手同士が戦うレースが増える3日目と最終日に波乱が起こるように変化していった。

 小松島記念は9車立ての攻防に比べ「単調なレース運び」が多い印象が残ったが、売り上げは初日に約9億円でスタート。4日間の総売り上げが約40億円。以前の45-50億円に比べると落ちるが、実際の開催規模を考えれば悪くない成果と言えるのではないか。

 7車立て9レース制は原則9月までだが、それ以降も続く可能性がある。感染対策を抜きにしても、多くのファンが「的中しやすい7車立て」を熱望した場合、再検討をする必要があるだろう。(中村 秀昭)

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る