【競輪】10月からレース形式変更 12R制基本 GⅢ9車立て

FⅠ7車立て継続

 競輪のレース形式の一部が7月から変更されたが、10月からはさらに変化する。

 7月には一部レースを除いて記念開催を含むGⅢ、一般開催のFⅠ、FⅡが基本的に7車立て9レース制に変更。9車立ては7~9月でGⅡ2開催、GⅠ1開催の計3開催のみだった。

 10月からは「ミッドナイト」、「モーニング7」を除くFⅠ、FⅡ開催が7車立て12レース制に変更され、GⅢは9車立ての12レース制に戻る。

 7月以降の変更は新型コロナ対策として「施設内外での密を避けるためあっせん選手数、車立てを考える」が大前提。短期間での変化が多いが、感染対策の制約がある中では、随時に対応することは必要である。

売り上げ増にもう一手欲しい

 ただ今後の課題も多い。ミッドナイト、ガールズなどの登場で7車立てが増えても「複雑だが変化に富んだ9車立て」と「的中確率が高い7車立て」でファンの選択肢があった。だが、今の流れでは9車立てに魅力を感じて競輪を続けるファンが離れていくことが、心配される。

 21日まで伊東競輪場で開催されたGⅡ「共同通信社」の4日間の売り上げは約76億円と昨年大会に比べ約11億円の増加と悪くない数字だった。

 ただし、他競技と比較すると疑問が残る。8月25~30日の日程でボートレース下関で開催されたSG「ボートレースメモリアル」は6日間の売り上げが約179億円。開催日数の差はあるが、特別戦だけ見ても、日々の平均の勢いに差が付いている。

 ここ数か月間の公営競技全体の伸びを考え他競技、特にボートレースと見比べると、競輪には「もう一手」の変革が欲しいと感じられる。(中村 秀昭)

(2020/9/23紙面掲載)

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