レースほっとらいん

(2018/10/3紙面掲載)

【競輪】

GⅠ初のナイター 小倉競輪祭に期待

新しい試みでより楽しくスリリングに

 競輪のG1では初のナイター開催となる小倉競輪祭(11月20~25日)まで、残り2か月を切った。開催日数は4日間から6日間に伸ばされるが、同じ6日制でも日本選手権と違い、多方面で刷新される。

 

 大きな違いは前半3日間にガールズ競輪が組み込まれたこと。参加選手28人をA、Bに分け、各14選手で普通開催と同じく2日間の予選を行う。ポイント上位の7人で3日目にA、Bの決勝戦を行い、優勝者2人は賞金ランクに関わらず、年末に開催されるガールズグランプリの出場権が得られる。

 

  9月までの賞金ランキング7位でグランプリ出場者を決めていたガールズの戦いが、よりスリリングになる格好だ。

 

 男子は全108選手が前半3日間で2走して、ポイント上位者がダイヤモンドレース、二次予選A、二次予選Bに振り分けられる。昨年までは準決フリーパスのダイヤモンドレースには、初日特選の27選手にしか勝ち上がる可能性がなかったが、今回は参加全選手にチャンスがある。

 

 5日目の準決3個、最終日の決勝1個は普段のトーナメント形式と同じ。1~4日目に変化があり、日本選手権では決勝に乗る選手は6日間で計4走であるのに対して、今回の競輪祭では5走が必要となる。

 

 小倉競輪はドームの利点を生かし、ナイター競輪、ミッドナイト競輪など新しい挑戦を続けて来た。今年は特にG1、G2、G3を問わずグレードレースの売り上げ等で厳しい数字を目にするが、伝統ある競輪祭の改革が下げ止まりのきっかけとなることを祈りたい。(中村 秀昭)