レースほっとらいん

(2018/11/28紙面掲載)

【競輪】

小倉GⅠ初ナイター 新企画導入もあり好評

売り上げ105億円超も開催のあり方には賛否

 25日に小倉競輪場で初のナイターG1として行われた「競輪祭」が終了した。1998年に北九州メディアドームが完成し、昨年までに20回の4日制度競輪祭を開催。競輪祭ばかりでなく、G1、G2全体の売り上げ、観客数が右肩下がりの傾向やマンネリ化を打開することをひとつの目的として、競輪発祥の地、小倉で新たな形態を作り上げた。

 

 今年は最終日を除いて最終レースが午後8時10分に発走(最終日は同8時30分)で、1Rのスタートが同2時30分。また前半の3日間にガールズGPトライアルという新企画レースを組み込み20~22日の後半4競走にこれを割り当てた。

 

 前半3日間はメインの男子トライアル競走が8Rに終了。発走時間が午後5時57分発走となり、ファンが帰宅時間などで大きな負担を強いられないことを考慮。ここで一度、線引きをしてガールズに切り替わったが、売り上げの数字や平日に来場するファンの声を聞く限り、好評だったと見ている。

 

 1つの目安として考えられた、6日間の売り上げは目標の100億円に対して105億円をオーバー。今年のG1で初めて目標額を超えた。

 

 ナイター開催で時間の制約があるため取材陣の懸念材料は「的確な並び等の情報を紙面に反映させられるか」だったが、今回は問題なく終了。競輪祭では初の一次予選ポイント制で、対象の3日間に落車が一次予選2走目に起こった1回のみだったことも、大きな混乱を招かなかった要因といえよう。

 

 来年も競輪祭は6日制のナイター開催となる予定だ。今年の開催のあり方に不満を持ったファンもおり、当社にも貴重な意見が寄せられた。来年はより、競輪を支えてくれるファンを第一に考えた競輪祭に近付くことを期待する。 (中村 秀昭)