レースほっとらいん

(2019/9/4紙面掲載)

【競輪】

広がる7車立てレースの幅

一部のFⅡA級1、2班戦でも

 競輪で7車立てレースの幅が広げられる。現在の競輪は9車立てと7車立ての2種類のレース形態がある。7車立てはA級3班戦「チャレンジ」、「ガールズ」のトーナメントで実施されている。

 

 A級1、2班戦は昼開催とナイターでは9車立て、「ミッドナイト」、「モーニング」が7車立てとなっているが、10月から来年3月の期間、FⅡの一部でA級1、2班戦の7車立てレースが昼とナイターに取り入れられる。

 

 10月4日初日の玉野ナイターからスタートし、15開催が予定。チャレンジは通常の5レース制。A級1、2班戦が初日予選6個、特選1個の7R制で合計12レースの開催になる。

 

 九州、山口地区では12月10-12日の久留米、同月28-30日の別府、来年1月6-8日の別府で計3節。いずれもナイター開催が対象となる。

 

 最近のミッドナイトの売り上げは好調だ。2場同時開催で個別の売り上げが半減することが増えたとはいえ、昼間のFⅡに比べれば大きなプラスとなっている。単独開催で日程等がかみ合えば、節間3日間で5億円を超えることもある。

 

 ミッドナイトの基本である7レース制7車立てで「車券が当たりやすい」システムをモーニング7に続いて昼間やナイターにも組み入れる目的もある。分かりやすく、新たなファン獲得の目的のためには大きいが、懸念材料も残っている。

 

9車立ての魅力伝達が課題に

 GⅠ、GⅡ、記念開催などの売り上げは近年頭打ちだ。当然、こちらの勝ち上がりは9車立て。7人で走るレースでファンを増やした次に、「予想が難しい」9車立ての魅力を、ファンにどう伝えるかが課題となる。(中村 秀昭)