【競輪】小倉「競輪祭」 今年は入場制限付きで「有観客」開催
- 2021/10/6
- 競輪記事
一般席の入場事前受け付け 今月15日締め切り
小倉競輪場を舞台に来月18~23日の日程で開催されるG1「競輪祭」は入場制限付きで「有観客」に決まった。
一般席は上限が2500人。インターネット、郵便はがきで受け付け、希望者が上限を超えた場合は抽選となる。締め切りは今月15日。6階の有料席も同様の手続きとなり、締め切りは今月11日。一般席は6日間を通しての入場券が発行される。有料席は1日ごとの申し込みとなる。
>小倉けいりん一般入場受付(外部リンク)
>小倉けいりん有料席事前申込(外部リンク)
選手、関係者の事前検査を徹底
昨年2月末から新型コロナウイルス感染防止のため、各競輪場で無観客、場合によっては開催中止などの対応を行ってから1年半以上が過ぎた。競輪の形態も控室などの「密」を避けるために7車立てを主流とし、選手、関係者の事前、直前検査を徹底している。
それでも開催中の感染発覚などで開催打ち切り、中止などが各地で発生しているが、今年は9月までのG1、G2開催は順調に終了。昨年5月、静岡競輪で予定されていたG1「日本選手権」が中止されたような事態には至らず、無事に日程を消化しており、今回の競輪祭も感染対策を万全とした上で状態にファンを迎え入れる。
過去の競輪祭では「ファンサービス第一」をテーマにメディアドームの利点を生かし、多くのイベントを行ってきた。4階ステージの各種ライブ、バンク内側のアリーナでの子ども向けブース、さらにはガールズ競輪選手のコーナーなども設置した。
緊急事態宣言が解除されても、競輪祭期間中のファンサービスが2019年までと同じにするのは難しい。その中でも「小倉恒例」の競輪祭を楽しみにして来場するファンのために最大限のサービスを期待する。(中村 秀昭)
(2021/10/6紙面掲載)