武雄競輪 大楠賞争奪戦 本紙注目の地元選手

武雄競輪GⅢ大楠賞争奪戦【4月12-15日】

<上>荒井崇博 <下>山田英明


武雄で復活の舞見せる

荒井 崇博(あらい・たかひろ)

S級1班・佐賀県在籍・82期

1978年4月3日生、40歳

177センチ・競走得点102点

通算1568戦410勝・通算優勝46回

戦法は先行、まくり

荒井崇博

地元は何もかも8割増し

 前回は予選で9着に沈み、無念の途中欠場。だが侮っていけない。武雄バンクに登場する時には必ず、復活の舞を見せるからだ。

 

 58、60、64周年の3大会を制覇。64周年を勝った時は、万全とは言えない状態だったが、「地元は何もかも8割増し」と気力を振り絞り。最後は金子貴志を番手まくりしてV。「地元に向ける執念で武雄周年を勝つ」。それが荒井なのだ。

 

先月小倉で気迫のまくり

 3日に40歳を迎え体力の衰えは隠せないが、ずるずると落ちていく気はない。だからこそ、自力勝負にこだわり続ける。先月小倉の最終日は、まくりを繰り出し同門の先輩三槻智清とワンツーを決めての2着。まさに気迫の一戦だった。

 

 今回に向けた練習の負担が影響したか、近況成績は悪い。だが大会当日までには必ず仕上げる。今、実績で佐賀ナンバーワンは間違いなく山田英明だが、大会中の4日間だけは「地元エース」の座は意地でも譲らないだろう。

◆近況10場所成績◆

4月松阪FⅠ  9途中欠

3月岐阜F  ⑥54

3月小倉F  492

2月奈良GⅢ  落途中欠

2月和歌山FⅠ ⑦77

1月西武園F ⑤91

1月松阪F  ④54

1月立川GⅢ  ③⑦84

12月小倉F ⑦1④

12月静岡F 153

(2018/4/10掲載)



悲願の地元記念V目指す

山田 英明(やまだ・ひであき)

S級1班・佐賀県在籍・89期

1983年3月29日生、35歳

173センチ・競走得点117点

通算1130戦250勝・優勝32回

戦法は差し、まくり

山田英明

九州のエースに成長

 今や「九州のエース」と誰もが認める存在に成長した。だからこそ鬼門となっている、地元のグレードレースで好成績を残したい。そして、来月の日本選手権から続いていくGⅠ、GⅡの特別戦線に向け、大きく弾みを付けたいのだ。

 

 昨年秋にはフレームで迷い防府記念、競輪祭、別府記念で苦戦した。だが12月平FⅠからリズムがかみ合い、好成績の連続。2月の全日本選抜を3連勝で3回目のGⅠ優出。続く小松島では協賛競輪ながらGⅢを3連勝で勝っている。

 

精神的に成長した姿見せる

 武雄バンクではFⅠでは実績豊富だが、記念以上の大会では66周年記念の①②51が最高。万全で臨めなかった昨年9月の共同通信社杯では、準決敗退のあと、最終日に落車。156落と悔しい結果に終わっている。

 

 今回は今までの記念と違い、主役として登場する。地元ファンの期待に応え続け、脚力だけでなく精神的にも成長した姿を見せてほしい。

◆近況10場所成績◆

3月小松島GⅢ ①1①

3月小田原F ①1②

2月四日市GⅠ 111④

1月松山F  ②1①

1月小松島F ②1①

12月平塚FⅠ ②2③

12月宇都宮FⅠ②1②

12月別府GⅢ ⑥172

11月小倉G 3627

11月防府GⅢ ⑦56欠

(2018/4/11掲載)