高校野球

(2019/1/26紙面掲載)

センバツ初 03年夏以来甲子園

筑陽学園 九州王者の意地だ

背番号白紙 3投手競い合う

 センバツ出場決定の知らせに筑陽学園の江口祐司監督(56)は「長かった。努力を続けてきてよかった」と感慨にひたった。2003年夏以来16年ぶりの甲子園に向けて「一戦必勝で一つでも多く勝ちたい」と意気込んだ。

 

 昨秋の九州大会を制し、明治神宮大会で4強入り。原動力となったのは西雄大、西舘昂汰、菅井一輝の3投手を中心とした守りの野球だ。大会に向け、さらなるレベルアップを図るため、江口監督は背番号を「白紙」に戻すことを決めた。

 

 3人を競わせて成長をうながすのが狙い。昨秋の九州大会で急成長を遂げた西舘が「(ライバル)2人の存在が力を発揮させてくれる」と話せば、西も「負けたくない」と背番号1への強いこだわりを口にした。投手陣だけでなく、野手のレギュラー争いも白紙に。全員にチャンスを与え、チーム全体の底上げを図る。

 

 巨人から広島に移籍した長野らがOBの強豪校だが、意外にも甲子園は未勝利。江原佑哉主将は「持ち味の粘り強い野球をして全力で戦ってきたい。歴史をつくりたい」と力を込めた。九州王者としての誇りを胸に、旋風を巻き起こすつもりだ。