Fight

(2017/8/11掲載) 

フルコンタクト空手新極真会

福岡県空手道選手権大会 20日開催

荒木 世界王者凱旋 & 藤原 V奪回誓う

 青少年育成チャリティー第12回オープントーナメント「福岡県空手道選手権大会」(スポーツ報知西部本社など後援)は20日、福岡市博多区の福岡国際センターで開かれる。直接打撃を行うフルコンタクト空手としては、九州で行われる最も大きな大会。国内外から920人の空手家がエントリー。流派を超えて強さを競う。大会を目前に控え、稽古にも熱がこもる精鋭を男女に分けて紹介する。

荒木千咲
世界王者になった荒木が凱旋(がいせん)する(新極真会提供)

荒木千咲 挑戦者の気持ちで

 女子のメイン「フルコンタクトの部」に、荒木千咲(21)=新極真会福岡=が出場する。7月にカザフスタンで行われた世界ウエイト制大会を制したばかり。世界女王がどんな戦いを見せるか、注目が集まる。

 

 世界大会前から、今大会への出場を決めていた。と言うのも、昨年5月に他流派から移籍して、最初に臨んだのがこの大会だった。「ちょうど1年でもあるし、挑戦者の気持ちを忘れないために」と、強い思い入れがある。

 

 昨年は決勝で南原朱里に敗れ、準優勝に終わった。その悔しさをバネに、この1年大きく成長。一気に世界の頂点まで駆け上がった。激闘の疲れもなく、調整は順調に来ている。「今年は優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。

 

藤原桃萌
成長した藤原が2年ぶりの優勝を目指す

藤原桃萌 膝蹴り、上段駆使 荒木倒したい

 藤原桃萌(18)=新極真会福岡=も優勝候補の一角に挙げられる。一昨年の覇者で、圧力のある突きが持ち味。昨年は3回戦で敗退しているだけに「この大会を制して秋の全日本大会につなげたい」と雪辱を誓う。

 

 全国区の大会では今ひとつ成績を残せなかったが、昨秋の全日本大会で4位入賞。5月のJFKO全国大会では女子重量級で準優勝を果たすなど、着実に力を付けている。

 

 これまでは、突きと下段蹴りを中心とした組手が多かったが、今回は「膝蹴りや上段なども出していきたい」。優勝候補の荒木とは過去に1度対戦し、その時は敗れている。順調に勝ち上がれば決勝戦での対戦が濃厚。雪辱を誓い、目の前の一戦一戦に集中する覚悟だ。

 

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