Fight

(2017/8/16掲載)

フルコンタクト空手新極真会

福岡県空手道選手権大会

 青少年育成チャリティー第12回オープントーナメント「福岡県空手道選手権大会」(スポーツ報知西部本社など後援)は20日、福岡市博多区の福岡国際センターで開かれる。直接打撃を行うフルコンタクト空手の九州最大規模の大会で、国内外から920人の空手家が集う。前回紹介した女子に続き、男子の注目選手を紹介する。

江口雄智
実績十分の江口が堂々の優勝候補だ

江口雄智 メンタルも強化 堂々V候補

 堂々の優勝候補として、江口雄智(21)=新極真会福岡=が負けられない戦いに挑む。7月にカザフスタンで行われた世界ウエイト制大会に日本代表として出場した。レベルの高い今大会の出場選手の中でも、その実績は上位。「簡単ではないが優勝しないといけない」と、意気込んでいる。

 

 世界ウエイト制大会では2回戦で敗退した。悔しさをかみしめたが、うれしいこともあった。稽古でいつも一緒に汗を流している荒木千咲が女子軽重量級で優勝したからだ。そして、頂点に立った荒木との違いはどこにあるのか、もう一度自身を見つめ直した。

 

 「心が弱かった」。敗因を考え抜き、それが行き着いた結論だった。帰国後すぐにメンタルを強化するトレーニングを始めた。試合での気持ちの持ち方など、荒木にもアドバイスを求めた。次の新たな目標は、秋の全日本大会での優勝だ。今はとにかく、どうすれば強くなれるのか、そのことばかりを考えている。

 

 今回は帰国後、最初の大会となる。新たな目標に向け、いいスタートを切りたい。

緑武士
自信をつけた緑が地元優勝を目指す

緑武士 終盤構成、連続技に磨き

 一回り成長した緑武士(21)=新極真会福岡支部=が地元タイトル獲得に燃える。5月のJFKO全日本大会では中量級で準優勝。全国規模の大会で飛躍したことで「練習に対しても自信がついた」。以前は、がむしゃらに追い込んでばかりだったが、JFKO後の3か月間は冷静に課題と向き合えたという。

 

 攻撃力を磨いた。これまでのメニューからミット打ちの量を増やし、残り20~30秒にラッシュを仕掛けられるよう強化に努めた。また蹴った後に、横に動きながら突きを出す連続技の練習にも取り組んだ。「充実した練習ができた」と表情は自信に満ちている。

 

 昨夏の福岡決戦は4強。今回は実績者や気鋭がそろい昨年以上の強敵が待ち受ける。JFKOの活躍がフロックではないことを証明し、「決勝で(江口)雄智と戦えたら」と、同世代の仲間との初対戦を目指す。

 

※新聞紙面では記事全文を掲載しています