レジャー情報~鹿児島県~

(2019/7/1紙面掲載)

猿ヶ城渓谷 森の駅たるみず

キャニオニング体験で大自然を満喫

 7月に入り、夏休みはすぐそこ。行楽シーズンも近づいてきた。近年、注目を集めているアクティビティーの一つにキャニオニングがある。ウェットスーツやヘルメットを着用して行う沢下りで、子供から大人まで楽しめると人気を呼んでいる。ひと足早く、鹿児島県垂水市の「猿ヶ城渓谷 森の駅たるみず」でキャニオニング体験をする機会があり、大自然を満喫した。滝つぼに飛び込んだり、川の流れに身を任せたり、童心に帰って楽しめるのが一番の魅力だ。(加藤 博之)

猿ヶ城渓谷 森の駅たるみず キャニオニング
子供の頃のように戻った気分で思い切り遊ぼう(写真は昨年)

9月まで 大人も子供も楽しめる

 あおむけに寝転んで、川の流れに身を任せた。水面から5センチの世界を支配するのは自然の音だけだ。目を閉じると聴覚がさらに研ぎ澄まされ、せせらぎの音が大きくなった。遠くには鳥の鳴き声が響く。大自然の中にいることを実感した。

 

 「猿ヶ城渓谷 森の駅たるみず」は例年、夏には多くの観光客でにぎわう。今年で6年目になるキャニオニング体験は、7月1日にスタートし、9月まで楽しめる。たるみず山岳会のキャニオニング部統括責任者の寺田敏正さんは「毎年、梅雨が終わると、雨で形状が変わった新しいコースが誕生します。今年もどんなコースが出来るか楽しみです」と話す。

 

 体験ではまず、ウェットスーツに着替え、ヘルメットをかぶり、沢タビを履いて、ライフジャケットを着用する。簡単な講習を受けて沢に向かう。高隈山の麓にあるこの渓谷は豊富な水量と、巨岩、奇岩が作る多彩なコースが特徴だ。

 

 川に着いて驚かされるのは、その透明度だ。陽光を浴びて水面がキラキラと輝いている。これほど、遊び心を刺激されるシチュエーションが他にあるだろうか。インストラクターの指示を待って、大きな岩の上から水面に飛び込んだ。

猿ヶ城渓谷 森の駅たるみず キャニオニング 鹿児島県垂水市
エメラルドグリーンの清流が心を癒やしてくれる

水に飛び込んで童心に帰る

 水に飛び込んでしまえば、誰もが一瞬にして童心にかえる。笑顔、絶叫、みんなで記念撮影。滝に打たれたり、約4,5メートルの高さからターザンロープを使って飛び込んだり、岩肌のすべり台で遊んだり、楽しみ方は多彩。疲れたら流れに身を任せて休めばいい。あおむけになると、川と同じ速度で雲が流れて行くのが心地よかった。

 

 寺田さんは「川に入れば疲れた心が癒やされます。自分へのご褒美に、垂水へぜひ一度遊びに来て欲しい」と話した。一度参加するとやみつきになること間違いなしのキャニオニング体験。今夏、ぜひチャレンジしてみては。