記者が選んだ2019イチ推し選手①

(2019/1/3紙面掲載)

ボートレース

木場 悠介(こば・ゆうすけ)

(26歳・長崎支部)

木場悠介
「2019年は飛躍の年にします」と力強く抱負を語った木場悠介

「握って回る」自分のスタイル貫き通す

 昨年は6月と8月にF(フライング)。初めてF2を経験し、都合3か月レースに出場できなかった。だからこそ、19年は「飛躍の年にしたい。いや、します!」。猪突(ちょとつ)猛進のごとく、力走を誓った。

 

 鹿児島出身。大学進学で長崎へ移り住み、ボートレースを知った。養成所でのリーグ戦勝率は8・15で2位。修了記念競走はインから逃げて、赤坂俊輔、坪口竜也に続いて長崎支部では3人目のチャンプとなった。デビューしてすぐ大村のフレッシュルーキーに抜てきされるほど期待されたが、初1着までに1年かかった。「Sを決めて、まくって1着を取りたいと思っていました。チルトを跳ねたりして。それなのに地元の大村で6コースから2回もF」。あまりにも勝てない状況に「選手になるんじゃなかった」と自暴自棄になったこともあったと振り返る。

 

 しかし、今はそんなマイナス思考は一切ない。転機はF休みに入る前の10月唐津だった。予選19位で準優は次点だったものの、3日目までの成績は④①③⑥③。「エンジンさえ出ていれば(上位着)取れるんだって自信になった」。60日のF休み明けとなった12月の大村ではデビューして2回目となる準優勝戦へ進出。初優出までは届かなかったが、1着と2着を各2本と結果を残した。

 

 「後輩も増えてきましたし、やるしかありません。握って回るのが自分のキャラなので、そこを生かしたい。握って、握って勝つことが好き」と目を輝かせる。19年の目標は「A級になること」。その先にあるSG出場の夢を果たすためにも、飛躍の年としたい。 (長谷 昭範)

木場 悠介 1992年10月8日生まれ。26歳。鹿児島市出身。長崎支部。16年11月デビューの119期で同期は井上忠政、田川大貴ら。17年11月に大村で初1着を飾る。師匠は落合敬一。生涯獲得賞金は約1300万円。