チャレンジカップ編(2017.11)

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下関チャレンジカップ編(2017.11)

~上~

ボートレース下関 チャレンジカップ

 Kです。2017年もいよいよ押し迫ってまいりました。ボートレース界も年末の大一番、SGグランプリ(GP)とプレミアムGⅠクイーンズクライマックス(QC)の出場者が決まりました。今年の開催場はGPが住之江(大阪)、QCが大村(長崎)ですが、それぞれの出場切符をかけた最後の戦いとなるSGチャレンジカップ・GⅡレディースチャレンジカップが11月、下関(山口)で開かれました。初のナイター、チャレンジカップ。勤労感謝の日の23日と、土、日の25、26日の3日間、日帰りのプチ旅打ちに行ってきました。

 

 23日。前日は「いい夫婦の日」。連れ合いがいれば「休みの日に1人でどこ行くの!」ととがめられそうですが、幸か不幸かその心配はありません。午前中に洗濯を済ませ、約100キロの道のりとなる下関に向かいます。前日の雨は上がり、朝からいい天気です。ただ北寄りの風が冷たく、前日より強そうです。海響ドリームナイターが行われるようになって下関に行くのは2回目。下関は風の向きや強さでレース傾向が変わると言われているので、風のチェックは欠かせません。

 

 開門(正午)直後に到着。水面際に出てみると、空中戦の旗は追い風を示しています。日差しは届いているのですが、かなり寒く感じます。午後2時、1Rのスタート展示。風は強めですが、舞っているのか、空中戦の旗は場所によってなびく方向が違います。選手はスタートに苦労しそうです。1RはGⅡの予選。①川野芽唯(福岡)②平高奈菜(香川)③三浦永理(静岡)④遠藤エミ(滋賀)⑤細川裕子(愛知)⑥海野ゆかり(広島)。一昨年の賞金女王、川野のイン戦ですが、F(フライング)持ちのうえリングやギアケースなどの交換を施しており、足も良くないようです。エンジンだけなら外の3人で、特に遠藤は初日から連勝中です。展示タイムは海野がトップで川野は最下位。ただ1周タイムはトップです。もしかして整備の甲斐があったか。

 

ボートレース下関 チャレンジカップ 遠藤エミ

 悩ましいレースですが、本命筋は川野の逃げから。①-③④⑤-③④⑤と海野の3着付けの①-③④⑤-⑥です。穴目は遠藤のまくりから④⑤-①=④⑤⑥の6点です。結果は遠藤が4カドからまくり、外を連れてきたのですが、川野が着外に沈み④⑥②の9,130円。舟券下手でしたが、穴目の予想はまったくの的外れではありませんでした。さあ次だ。

 

 2Rは女子で唯一SGに出場している小野生奈(福岡)のイン戦。初日、2日目と男子相手に苦戦続き。このレースも3号艇から外は山崎智也(群馬)や菊地孝平(静岡)らSG覇者ずらりと並んでいますが、タイムも出ているし、ここは信頼です。5号艇の菊地を2、3着に本命筋は①-⑤-全と①-②③④-⑤。穴目は裏を返して⑤-①=全。スタートは小野が踏み込み1マークを先マイ。「よし、逃げた」と思った瞬間、2号艇の三井所尊春(佐賀)とともにFコール。風が変わったのでしょうか、それとも伸び仕様の三井所を意識してしまったのでしょうか…。舟券は全額、払い戻しとなりました。

 

 いろんな意味で波乱の幕開けです。続く3Rは①湯川浩司(大阪)②山田康二(佐賀)③毒嶋誠(群馬)④岡崎恭裕(福岡)⑤森高一真(香川)⑥白井英治(山口)。エンジンは毒嶋、白井が良さそうです。その白井が6号艇だけに進入に動きがありそうで、すんなりとイン逃げとはいかないような気がします。スタート展示は白井がひとつ内に入り①②③④⑥/⑤。展示タイムは湯川、山田が抜けており、1周タイムは山田、毒島、湯川の順。大外になりそうな森高はかなり苦しい足色です。エンジン的には内の3艇に分がありそうです。

 

 そこで本命筋として①-②=③と③-①=④⑥の4点。ここまではすんなりと決まりましたが、穴目は考えどころです。毒島の攻めに乗って、岡﨑や白井の頭も面白そうですが、専門誌「BOAT Boy」の新概念データを眺めていてひらめきました。山田の頭です。山田の2コース時の1コース逃がし率は36.5%で、出場選手中トップクラスです。その勝ち方は差し。この1年間、2コースから15回勝っていますが、うち13回は差しです。一方、湯川の1コース差され率は8.7%と激低です。ここはどちらが勝つか一か八かの勝負です。②-①③-①③④⑥。①が完全に消えればいい配当になります。

 

 本番は展示と同じ進入からセンター枠の2艇がスリットを先行する形でスタート。③がまくりに行くところを①が張るように先マイ。その内を②が差し込みます。バックでは完全に艇を並べています。2マークは②が先マイ。続いた①は⑥と接触し、後退。正面では②が抜け出し、続いて③。④と⑥で3着争いです。結局、②③④で入着し、13,140円。早々と万舟をゲットしました。

 

ボートレース下関 チャレンジカップ

 続く4Rは人気を集めた1号艇、前田将太(福岡)と5号艇、松井繁(大阪)が着外に敗れ、④②⑥の38,710円。さすがにこのレースは取れませんでしたが、強い北風同様、荒れる1日になりそうです。その予感は次のレースでさっそく当たりました。①岸恵子(徳島)②谷川里江(愛知)③樋口由加里(岡山)④日高逸子(福岡)⑤寺田千恵(岡山)⑥遠藤。ここまで3連勝と完全にシリーズリーダーとなった遠藤の登場です。コースは大外になりそうですが、侮れません。本命筋は①-⑥-全で決まり。次いで展示、1周タイムが良かった樋口への①-③-全。穴目はチルトを0.5度に上げ、展示一番時計の日高。④-①②⑥-①②⑥と日高の攻めに乗っての遠藤から⑥-①②④-全です。結果は日高の差しが決まり、④②①。遠藤が舟券からはずれたこともあり、19,130円の高配当となりました。

 

 高配当レースは後半も続きます。7Rは①森高②白井③菊地④篠崎仁志(福岡)⑤今垣光太郎(福井)⑥田中信一郎(大阪)。インに構える森高は前半レースでも大敗し、エンジンはワースト級です。元々インの1着率はさほど高くなく、とても逃げ切れるようには思えません。ここは2コースからの差しがうまい白井の頭が本命筋で、②-①-全と②-③④-①③④です。とは言え、スタートの早い菊地や菊地の攻めで展開が向きそうな仁志、大外ながら1周タイムトップの田中も舟券には絡んできそうです。そこで穴目は少し変則ですが、③④-②③④-①⑥としました。結果は④③①。菊地がトップスタートからまくり、その展開を突いて仁志が差し。3着は森高と田中の争いになりましたが、田中は2周目1マークで白井と接触し、後退。人気の白井が4着に敗れたこともあり、12,070円の万舟となりました。

 

 「今日は『4』の日か」と思えるほどレース結果一覧に④が目立ちます。高配当となったレースはここまでいずれも④が1着です。9Rもそんなレースになりました。GⅡの予選。①細川②竹井奈美(福岡)③長嶋万記(静岡)④中村桃佳(香川)⑤守屋美穂(岡山)⑥山川美由紀(香川)。前半レースで5コースから4着に沈んだとはいえ、このメンバーではエンジンパワー抜群の細川のイン戦です。ここは素直に本命筋は、①-②-③④⑤。加えて展示タイム、1周タイムともにトップだった竹井からの②-①=③④⑤。穴目は奇数号艇の時の攻めが魅力の長嶋からまくって差しての③④-②③④-①⑤です。7Rと似たような買い目ですが、密かに応援している中村の頭なら結構な配当になりそうです。レースは中村がトップスタート。慌てて握った長嶋が内をまくり、その間隙を縫って中村の見事な差しが決まりました。細川もバック5番手から猛追し、入着。④③①は10,140円でした。

 

 結局、この日は万舟が5本も飛び出す“万舟祭り”となりました。このうち4本を取ることができました。万舟ゲット率80%! 他のレースがさっぱりだったので回収率200とか300%というわけにはいきませんでしたが、上々の滑り出しです。次は1日置いて、SG準優勝戦、GⅡ予選最終日となる25日に出走です。

(2017/12/4)


下関チャレンジカップ編(2017.11)

~中~

ボートレース下関 チャレンジカップ

 Kです。下関(山口)のSGチャレンジカップ・GⅡレディースチャレンジカップ5日目の25日。自宅がある福岡は朝から晴れ間が広がっていたのですが、レース場はくもり空。風は23日に比べると落ち着き弱い向かい風といったところ。南寄りの風のせいか体感的にはさほど寒さを感じません。この日は9~11RがSGの準優勝戦。今年のSGグランプリ(GP)は常連の福岡勢がまだだれも出場を決めていません。まずは優勝戦に乗らないことには始まらない9Rの篠崎仁志(2号艇)や10Rの岡崎恭裕(4号艇)に期待したいところです。

 

 

 1Rまでかなりの時間があるので、いつもならレース場グルメで腹ごしらえといったパターンなのですが、下関にはこれといったものがありません。クジラのカツをパンに挟んだ「くじらロール」なるものがありますが、もうひとつです。どうせなら我々の世代にとっては給食の定番だったクジラの竜田揚げとか下関らしくフグの唐揚げとかあればいのですが、ナイターへの移行とともに食堂が撤退していまい、望むべくもありません。今回はSGということでグルメ屋台やケータリングカーがいくつか出店しているので、その中から「ローストビーフ鶏そぼろ弁当」にしました。その名の通り、ご飯の上に鶏のそぼろ、その上にローストビーフが3切れ。これが弁当の半分。残りの半分はのり弁といった風情。どうせならローストビーフを一面に敷き詰めた肉々しい弁当にすればと思いますが、1コインでお釣りがくるのですから文句は言えません。「食い気より買い気」、です。

 

ボートレース下関 チャレンジカップ グルメ屋台 ローストビーフ鶏そぼろ弁当

 さて「買い気」の方です。1R、760円というガチガチ舟券を本命筋で的中。2Rは舟券の軸にしていた5号艇、田口節子(岡山)がF(フライング)に散り、全額払い戻し。可もなく不可もなくといった感じで迎えた3R。①前本泰和(広島)②片岡雅裕(香川)③森高一真(同)④茅原悠紀(岡山)⑤湯川浩司(大阪)⑥小野生奈(福岡)。前本の頭は固そうで、エンジン劣勢の森高を切って、本命筋は①-②④⑤-②④⑤。穴目は伸びがいい湯川から⑤-①②④-①②④⑥。もうひとつは小野の3着付けの①-全-⑥を少々。男女混合戦での女子選手の6号艇。真っ先に舟券の対象から切ってしまいたくなりますが、このレースのような敗者戦では3着に粘って高配当の使者になることがあります。小野が3日目にFを切っているのは気になりますが…。

 

 レースは前本がトップタイのスタートで早々と逃走態勢。2マークを回った後は片岡が続き①-②で決まり。問題は3着。2周目1マークで茅原と湯川が競り合い、小野が浮上です。バックでは完全に3着を取り切り、片岡に迫る勢いですが、2マークでオーバーターン気味になり湯川の差しを許してしまいます。それでもまだわかりません。①②⑤も持っていますが、配当的には①②⑥が断然上です。「生奈、頑張れー」。小野への応援に力が入りますが、わずかの差で4着。いやー、惜しかった。3着との差は半艇身もなかったでしょう。①②⑥で取りたかったなあ。

ボートレース下関 チャレンジカップ

 続く4Rも取り、資金を減らすことなく迎えた6R。照明に灯が入り、ナイター本番です。GⅡの予選で、メンバーは①谷川里江(愛知)②岸恵子(徳島)③松本晶恵(群馬)④海野ゆかり(広島)⑤山川美由紀(香川)⑥守屋美穂(岡山)。谷川のイン戦ですが、外には松本、海野、山川と実力者が構えます。一番時計は谷川で、展示を見る限り逃げる足はありそうですが、1コースの1着率の低さが気になります。特にまくられ率は26.0%と出場選手中トップです。本命筋は谷川の逃げから①-③④-②③④の4点に絞りましたが、穴目は谷川がまくられた時、つまりだれがまくるかを考えます。松本は差しの多い選手ですし、海野も3コースならありかといった感じです。注目は岸です。2コースでの勝利は差しよりまくりの方が多い選手です。データ通りなら谷川は岸からまくられます。そこで②-③④-全、そしてまくった岸の外から③④-②-全で勝負です。

 

 本番は枠なり3対3から松本がスタートで先行し、谷川と岸の間をまくり差し。「あちゃー、岸のまくりはないかぁ」と一瞬穴目の舟券はあきらめたのですが、岸もなんとか残しています。バックでは松本と谷川がやや抜け出し、岸、海野、守屋が続いています。2マークでは松本が先マイし、先頭。岸は最内を小回りし、海野と2着争いです。③-②、あります。いやあってほしい。2周目1マークで岸が海野を抑えて先に回り、2着へ浮上。③-②、出来上がりました。3着は海野と守屋が大接戦です。③②④だとただの万舟、③②⑥なら3万舟です。「頼む、守屋」。祈りが通じたのか、守屋がコーナーごとの全速戦で海野を沈め、34,200円の大万舟をゲットしました。準優勝戦に向け、これ以上ない形で前半を締めくくりことができました。

 

 7Rは1号艇の篠崎元志(福岡)から「4号艇は2着で買え」の前本泰和(広島)へ①-④-全で勝負しましたが、①②③(880円)ではずれ。続く8Rは2号艇の遠藤エミが「勝つならまくりだろう」と②-③④-全で挑みましたが、普通に差して②①④(1,640円)。いずれも人気サイドのレースを落としてしまいましたが、まだ余裕です。9Rからの準優勝戦を最低でもひとつは取って、えびす顔で帰りたいものです。

 

 最初のレースは①山田康二(佐賀)②篠崎仁志(福岡)③田中信一郎(大阪)④丸岡正典(同)⑤吉田拡郎(岡山)⑥菊地孝平(静岡)。SG初優出を目指す山田のイン戦。師匠の峰竜太(佐賀)が予選で敗退しているだけに、ここは是が非でも逃げたいところです。篠崎も2連続GPに出場するためには何として優勝戦に乗りたいところでしょう。

 

 6号艇の菊地の動きが気になりましたが、展示は枠なり。展示、1周タイムとも菊地が断トツ。次いで山田、田中といったところです。ここは山田の逃げ信頼。相手は篠崎、田中です。本命筋は①-②=③。怖いのは菊地です。特に私の中では「6号艇の展示一番時計は2、3着で買え」が一種の決め事のようになっています。そこで①-⑥=②③④を追加。穴目はその菊地の頭までで⑥-①②-全です。⑤の吉田はエンジンが一息に見えたので、本命筋からははずしました。こういう時に限って、外した目が来ます。結果は①②⑤。山田の完璧な逃げでしたが、2着以下は大混戦。1周目の1マーク、2マークとも鮮やかさまくり差しで艇団を割った吉田が3着に入り、3,120円とイン両立の割には好配当のレースとなりました。

ボートレース下関 チャレンジカップ

 10Rは①井口佳典(三重)②桐生順平(埼玉)③白井英治(山口)④岡崎恭裕(福岡)⑤山崎智也(群馬)⑥辻栄蔵(広島)。こちらも展示は枠なり。展示タイムは井口と白井がトップ。1周タイムも白井が断トツ、次いで岡崎です。エンジンについて井口から景気のいいコメントは出ていませんが、ここは勝負所、スタートをぶち込んでくるでしょう。ということで本命筋は井口から足が良さそうな白井、岡崎へ①-③-②④⑤と①-④-②③⑤。辻はエンジンが低調のうえコースも遠いので、舟券の対象からははずしました。穴目はタイムが抜けている白井から③-①④-全とGP勝負駆けの岡崎からの④-①③-全。

 

 参りました。結果はまたしても①②⑤。岡﨑がトップスタートから攻めていく素振りを見せたのですが、伸び返した白井と接触。その隙に外からブン回してきた山崎が3着を確保しました。2,100円。3着薄目で結構な配当です。エンジン的には白井、岡崎と思っていたので、桐生の2着は全く頭になく惨敗です。

 

 いよいよ準優の最終レース。①毒嶋誠(群馬)②寺田祥(山口)③新田雄史(三重)④松井繁(大阪)⑤秋山直之(群馬)⑥田村隆信(徳島)。動きが気になった松井は4カドを選択し、展示は枠なり。素人目にも予選をトップ通過した毒島の足は出色です。「足には自信を持っています」のコメントもうなずけます。毒島の頭は鉄板。このレースは穴目を考える必要はなさそうです。問題は2、3着ですが、エンジン的に毒島に次ぐのは寺田、その後は松井、秋山といったところでしょう。新田と田村はレースのうまさでここまで来た印象で、このメンバーに入るとエンジンはかなり劣勢です。ということで舟券は①-②④⑤-②④⑤の6点のみ。ドーンと勝負です。

 

 3戦連続①②⑤もありか、などと密かな期待を寄せていたのですが、そんなことはそうそうあるわけがありません。結果は①③④の1,460円。舟券の対象からはずした新田がトップスタートからまくり差しをきれいに決め、早々と2着を確保。その引き波にはまった期待の寺田は何もできずに最後方に置かれてしまいました。

 

 7Rから怒涛の5連敗。あの3万舟はどこに消えてしまったのでしょう。キャッシュレス投票カードの残高はまさかのマイナスです。身も心も寒くなりました。26日のリベンジを誓い、敗者戦となる12Rはパスして家路につきました。

 

 帰宅して12Rの結果を見ると、人気を集めた1号艇の峰が敗れ、③②④で31,300円。「12Rまでやっていたら再び3万舟が取れていたかも」。そんなことがそうそうある…わけがありません。負け犬の遠吠え、ごまめの歯ぎしりというやつですね。

(2017/12/10)


下関チャレンジカップ編(2017.11)

~下~

ボートレース下関 チャレンジカップ グルメ屋台 担々麺

 Kです。下関(山口)のSGチャレンジカップ・GⅡレディースチャレンジカップは26日、最終日を迎えました。SGの優勝戦の1号艇は毒島誠(群馬)。予選最終日に1号艇を残して得点率トップ。3回インから逃げれば優勝と最近の王道パターンでSG2度目の戴冠を狙います。3号艇には山田康二。峰竜太、深川真二と今年SG初優勝が続いた佐賀支部の若手のホープです。またしても佐賀支部の初優勝があるのか――。平和島(東京)のボートレースダービーでは深川の頭から買っておいしい思いをしたので、「今日も山田の頭は押えておくかな」などと妄想モード全開で車を下関へと走らせます。

 

 下関はどんよりとしたくもり空。前日より暖かく感じ、風は追い風です。雨の予報は出ていないので水面コンディションは大きく変化することはなさそうです。前日同様、まずはグルメ屋台で昼飯です。本日は「担々麺」。チンゲン菜は入っていないし、とんこつラーメンにひき肉とゴマのペースト、最後にラー油を入れたといった具合で本格的な味とは程遠い代物ですが、これはこれでなかなかいけます。まあ次に食べる機会はないでしょうから「一期一会」の味とでも言っておきましょうか。

 

ボートレース下関 チャレンジカップ

 前日は3万舟を取りながら収支がマイナスになってしまいました。リベンジするためにも1Rから当てていきたいところです。メンバーは①三浦永理(静岡)②大滝明日香(愛知)③川野芽唯(福岡)④守屋美穂(岡山)⑤岸恵子(徳島)⑥山下友貴(三重)。名前だけならともに賞金女王の称号を持つ三浦VS川野といった構図でしょうが、川野がさっぱりです。初日のオープニングレース、5号艇だった山下のまくりに乗って6コースから展開を突いて1着を取り、8万舟の立役者になった以後はゴンロク(5着、6着)のオンパレード。足はかなり悪そうです。とは言え、このメンバーに中では実績上位。川野を舟券に絡ませるかどうかがポイントです。

 

 F(フライング)持ちの川野ですが、スタート展示は02でジャストタイミング。展示タイムこそ良くありませんが、1周タイムは三浦に次いで2位です。「もしかして舟足、上向いているかも」。ということで本命筋は三浦の頭から川野の2、3着で①-②④⑤-③と①-③-全。穴目は川野の頭まであるかと③-①-全です。川野はこの日、1回走りでこれが最終レース。最初と最後のレースが1着なんてカッコイイと、勝手にストーリー的な舟券ではありますが。結果は①②③の1,400円。危なっかしい川野の3着でしたが、幸先いいスタートです。

 

 

 2Rは準優勝戦組の①田村隆信(徳島)と④田中信一郎(大阪)を軸にした舟券で①④③(750円)を的中。3Rは①菊地孝平(静岡)をはじめ準優勝戦組4人が登場する混戦番組。舟券は、予選敗退組ながら舟足が良く見え、3コースからの2連体率が高い湯川浩司(大阪)を2着の軸に。これが①③⑥と薄目の6号艇が3着に来たこともあり、3,290円とまずまずの配当になりました。

 

 初っ端からの3連勝。これ以上ない出だしですが、あとがいけません。4Rからあっさりと3連敗。特に6Rは⑤茅原悠紀(岡山)が予選落ちのうっぷんを晴らすかのように、①白井英治(山口)との接戦を制し、万舟を提供。常々、外枠の時の茅原は一考の余地ありと思っているにもかかわらず、チルトを1.5度の上げた⑥三井所尊春(佐賀)にばかり目が行き、すっかり忘れていました。

 

 気を取り直して後半です。7Rは予選敗退組で組まれた「シーボー選抜戦」。①中島孝平(福井)②篠崎元志(福岡)③魚谷智之(兵庫)④前本泰和(広島)⑤守田俊介(滋賀)⑥峰竜太(佐賀)。ドリーム戦を1号艇で快勝し、勢いに乗るかと思った峰ですが、2日目に転覆し残念ながら予選落ちを喫しました。本来ならどのコースからでも狙える選手ですが、「転覆してから良くない」と明らかに足落ちしているようです。それでも展示は1番時計。1周タイムは魚谷がトップで、中島、峰が続きます。本命筋は中島のイン戦を信頼し、峰の2、3着から①-②③④=⑥。穴目は魚谷からの③-①②④=⑥です。結果は魚谷のまくり差しが鮮やかに決まり③①⑥。的中ですが、配当は2,990円。もう少しつくかと思ったのですが、冷静に考えるとこんなもんです。穴目で買っていたので、大して儲かりませんでした。

ボートレース下関 チャレンジカップ

 8Rは特別選抜B戦。メンバーは①田中②辻栄蔵(広島)③田村④寺田祥(山口)⑤岡崎恭裕(福岡)⑥菊地。辻と田村はエンジン劣勢で、展示タイムは岡崎がトップ。1周タイムも外の3人が優勢です。本命筋はイン戦の信頼度が高い田中から外を絡め①-④⑤⑥-④⑤⑥。穴目は、5コースからのまくり差しがうまい岡崎と前日不発に終わった菊地のスタート一発にもう一度期待し、⑤⑥-①-全です。レースは握っていった田村に続き、岡崎がターンマークをなめるように全速のまくり差し。バックでは田中の内に完全に艇が入っており、2マークを先マイ。そのままトップを快走し、3着には人気を落としていた辻が粘り、⑤①②。14,790円の万舟となり、これでこの日の収支は少しだけ水面の上に顔がのぞきました。それにしても岡崎の5コースはツボにはまるとすごい破壊力です。初めてSGを取った時(2010年、オールスター)も5コースからのまくり差しでした。本来ならSGやGⅠのタイトルをもう2、3取っていてもいい選手だと思うのですが。

 

 日もとっぷりと暮れ、お腹が減りました。昼過ぎに小腹を満たす程度に「担々麺」を食べたきりです。再びグルメ屋台に行ってみると、食事の類はすべて売り切れ。うどんやおにぎりを売っているフードコート唯一の店には行列が出来ています。レース場の前にはコンビニがありますが、外に出てまでという気にもなりません。仕方がないので、場内の抽選会でもらったはずれ賞品のスナック菓子をポリポリ。全く腹の足しになりません。レース場では「少し食べ過ぎたかな」という経験こそあれ、腹が減ってまいったというのは初めてです。下関さん、お願いです。フードコートにもっと店、増やしてください!!

 

 さて9RはGⅡの特別選抜戦。山下友貴(三重)がインから逃げ、2着に6号艇の平高奈菜(香川)が入り、①⑥④、8,250円。10RはSGの特別選抜A戦。1号艇の松井繁(大阪)が人気に応えて逃げたものの、2、3着には外枠の丸岡正典(同)、秋山直之(群馬)が続き①⑤⑥、5,760円。ともにヒモ穴となりましたが、舟券はかすりもしませんでした。やはり腹が減っては戦に勝てないのでしょうか。

  いよいよ本日のメインレース。まずは11R、GⅡの優勝戦です。①遠藤エミ(滋賀)②日高逸子(福岡)③海野ゆかり(広島)④細川裕子(愛知)⑤中村桃佳(香川)⑥長嶋万記(静岡)。大会連覇を狙う遠藤がドリーム戦を含め予選道中4勝を挙げ、堂々の1号艇です。日高、海野と歴代のレディースチャンピオンがいますが、エンジンを考えると遠藤と「女子の中では節一」と胸を張る細川の対決が濃厚です。

 

 スタート展示は遠藤が0.01とジャストタイミング。今節はスタートも決まっており、本番でも後手を踏むことはなさそうです。展示タイムは細川がトップで、遠藤も大差ありません。「伸びが弱い」という日高がチルトを0.5度にしていますが、展示タイムを見る限り、あまり効果はないようです。1周タイムの方は遠藤が断トツで抜けています。続くのは中村で他の4人は大差ありません。ここは◎遠藤、○細川でいけそうです。本命筋は①-④-全で、このうち①-④-②③に厚めに配分。あとは9、10Rとイン逃げ好配当が続いたので、スケべ心を出して①-⑤-全と①-全―⑥を少々。穴目は女子の中では一押しの若手、中村から⑤-①-全です。中村は優勝してもクイーンズクライマックスには届きませんが、応援舟券といったところです。

 

 本番は中村、長嶋がスタート0台と踏み込みましが、スリット後は遠藤が伸び返し、悠々と1マークを先マイ。2番差しに構えた細川は伸びを生かし、バックでは先行する日高、海野を内からとらえます。2マークは遠藤、細川の順で回り、早々と①-④態勢。あとは3着争い。日高と海野が互いに一歩も譲らす抜きつ抜かれつの大接戦です。最後は海野が振り切り、①④③、1,200円で決着しました。配当的には①④③も①④②にもあまり変わらなかったのですが、「ボートレースは3着争いが面白い」との言葉を実感させてくれる見応えのあるレースでした。

ボートレース下関 チャレンジカップ

 これでこの日の収支はほぼトントンにまで戻すことができました。さあ泣いても笑っても残すは最終12R、SGの優勝戦のみ。①毒島②井口佳典(三重)③山田④篠崎仁志(福岡)⑤桐生順平(埼玉)⑥新田雄史(三重)。山田はSG初優出。優勝すれば師匠の峰とともにグランプリ(GP)です。2年連続GP出場に向け、勝負駆け中の仁志はなんとかここまでたどり着き、3着までに入ればギリギリ間に合いそうです。とは言え、節一宣言が出ている毒島のインの壁はかなり高そうです。

 

 10R発売中にスタート練習が行われました。山田の足がかなり良く見えました。特にスリット付近からの行き足は目を見張るものがありました。スタート展示でも同様です。タイミングは0.05のFでしたが、3コースからグッと出ていく感じです。展示タイムもトップです。1周タイムは毒島が抜けていますが、山田は桐生に次いで3番目です。展示を見る限り、毒島の逃げはかなりの確率で高そうですが、ヒモは悩みます。経験値やコースを考えると井口か。GP勝負駆けの仁志もありそうです。5コースですが桐生のスピード戦も侮れません。あれやこれや買い散らかすとトリガミになる恐れがあるので、本命筋の舟券はグッと絞りたいところです。ここは展示気配の直観を信じることにしました。山田です。①-③-②④⑤と①-②-③。この4点で勝負です。穴目もその山田からの③-①④-全の8点。平和島の夢よ、もう一度…。

ボートレース下関 チャレンジカップ

 干潮時間を過ぎ、風はほとんどありません。照明塔の明かりがベタ水面に映えます。ピット離れに波乱はなく、ゆったりとした待機行動から進入は枠なりの3対3。内の2艇が好スタートを決め、頼みの山田は遅れ気味です。そこからまくり差しに入ろうとしますが、スタートが遅れた分、まったく届きません。バックでは毒島が独走態勢を築き、井口が続きます。3着争いは仁志が山田にやや先行。①②③の目だけはまだ可能性がありますが、2マークは仁志が先取りし、山田は新田にもかわされ、万事休す。「①②④かぁ」。ため息が出ます。買えない目ではありません。いや、普通なら買っていなければならない舟券です。山田を信じて買った舟券なので、“選手責任”の落水ですが、それでも「①②④ねぇ」。もう一度ため息が出ます。970円。レース結果を見ると、山田のスタートタイミングは0.15。悪い数字ではないのですが、SGの優勝戦、6番手では。せめて0.10前後まで踏み込んでいたら…。

 

 結局、この日は優勝戦にぶち込んだ分がマイナスとなりました。3日間で舟券を買ったレースは35レース。このうち8レースが万舟となり、3万舟を含む6レースを取りました。万舟奪取率は何と75%! しかし、にもかかわらず、あにはからんや、トータルで負けてるって、どんだけ下手ねん! ひどい。ひどすぎる。穴があったら入りたい。かくなる上はさらなる研さんを積み、住之江のGPでリベンジするのみです。

 

◇下関チャレンジカップの戦績

23日:6勝5敗1分 回収率  133%

25日:4勝6敗1分 回収率   84%

26日:6勝6敗    回収率 71%

トータル         95%

 (2017/12/17)


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