ボートレース

(2017/8/28掲載)

ボートレース若松「第63回ボートレースメモリアル」

圧巻の寺田ショー SG初制覇

 

 パイナップルナイターのボートレース若松SG「第63回ボートレースメモリアル」は27日、最終12Rで優勝戦が行われ、絶好枠で期待を集めた寺田祥(38歳・山口支部)がイン速攻を決め、SG初優勝を達成した。優勝賞金3500万円を獲得し、賞金ランクは4位に浮上。2着には白井英治が入り、山口支部によるワンツー決着となった。3着は平本真之だった。

 

デビュー20年 盟友白井とワンツー

 圧巻の寺田ショー。独壇場となったシリーズで最後まで他の追随を許さなかった。1マークを回るとすぐに独走態勢へ。準パーフェクトという断然の成績に、圧倒的なレース内容をひっさげて、悲願のSG初Vを達成した。


 デビューから20年目。SG挑戦は80回目。そして迎えた10度目のSG優勝戦。節目の一戦は、選手生活の中でも最大のチャンスとなった。SG優勝戦1号艇は初めての経験。それでも慌てることは全くなかった。「エンジンがかなり良かったので、あまり緊張しなかった。この成績もそれだけエンジンが出ていたということ」。強烈なパワーがレースに対する自信を生んだ。


 プレッシャーに負けることなく、いつも通りにミッションをこなしたクールなテラショー。ただ、大仕事を終えた後は「今の方が緊張しています」。表彰式では普段と違う、感極まった表情もうかがえた。


 獲得賞金は4位に浮上し、自身2度目のグランプリ出場も確実になった。ただ、前回出場からは10年も遠ざかる。「これでやっと人に並んだくらい。チャレンジ(下関)、来年のグラチャン(徳山)でメイチの勝負が出来る」。山口代表として臨んだメモリアルを制し、今後は地元SGで優勝することが何よりの恩返しになる。テラショー第2幕はここから始まる。 中村 雅俊

 

【プロフィル】

 寺田 祥(てらだ・しょう)1978年9月20日生まれ。38歳。山口県出身。山口支部。97年11月に徳山でデビューした81期生で、同期には池田浩二、佐々木康幸、池田浩美らがいる。SG出場80回目、優出10回目でSG初優勝。GⅠは40回の優出で4回の優勝がある。グランプリ出場は1回(07年福岡)。生涯獲得賞金は約9億3496万円。

 

【優勝戦VTR】

 追い風2メートルの絶好の水面コンディション。進入は動きのない枠なりの3対3。Sもコンマ10前後でほぼ横一線になり、寺田がインから完璧な逃げで圧勝した。差した白井、握った平本の2着争いは2マーク内有利に先行した白井に軍配。


小野生奈
優勝旗を手に笑顔でVサインの小野生奈

(2017/8/7掲載)

ボートレース芦屋「第31回レディースチャンピオン」

小野 GⅠ初V

 

 サマータイム開催のボートレース芦屋プレミアムGⅠ「第31回レディースチャンピオン」は6日、最終日を迎え12Rで優勝戦が行われた。台風接近による強風のため安定板を装着した中、1号艇で期待を集めた小野生奈(28歳・福岡支部)がインからしっかり押し切って勝利。GⅠ3度目の優出で待望の初Vを飾り、賞金1000万円と来年3月に浜名湖で開催されるSG「ボートレースクラシック」の出場権を獲得した。2着は展開をとらえた細川裕子、3着には松本晶恵が入った。

 

強風なんの! イン押し切って新女王

 強風も、安定板も、地元の先輩も、エース機も。懸案やライバルをすべて振り払い、小野が新女王に輝いた。「ずっと調整したけど、失敗したかなと思っていた。自信がなかったので、プレッシャーはありませんでした」。開き直りにも似た潔さ。明るく快活な言葉通り、思い切りの良さで勝利をたぐり寄せた。


 選手を目指すきっかけとなったのは、父に連れられて訪れたここ芦屋。「デビューも、初1着も、GⅠ初1着もすべて芦屋。一番大好きな水面です」。原点と言える場所で、デビュー時に掲げた目標を達成した。2着に終わった昨年の大会から1年。予選トップからの王道Vは、地元ファンに大きな成長を印象づけた。


 「デビューした時は首になるかもしれないと思っていた」。女王にまで導いたのは師匠の存在。事故によりレース出来なくなった元選手の吉田弘文さんだ。「ずっと練習に付き合ってもらっていた。「存在感がない」と言われたのが悔しかったけど、優勝出来て今日は存在感を出せたと思う。ここまで育ててくれてありがとうと言いたいです」と感謝の言葉が続いた。


 近況はSGで2節連続予選突破と、活躍の場は女子の枠に収まらない。「届かなかったSG優出が目標です」。来年の「クラシック」出場の権利も得て、さらに上の舞台での活躍を狙う。 中村 雅俊

 

【プロフィル】

 小野 生奈(おの・せいな)1988年10月2日生まれ。28歳。福岡県古賀市出身、福岡支部。08年11月、芦屋デビューの103期で同期は深谷知博、黒井達矢、喜井つかさら。通算9回目の優勝でGⅠは初。生涯獲得賞金は約1億6900万円。

 

小野生奈
1周2マークを先頭で駆け抜ける小野生奈

【優勝戦VTR】

 枠なり3対3の進入。小野はコンマ19でSは早くなかったが、スリット過ぎに伸び返して押し切った。まくり差しの松本は出口で日高と接触してスピードダウン、そこを細川が最内差し。そのまま猛追する松本を振り切って2着を確保した。


大賀広幸
スポーツ報知杯を手にした大賀広幸

(2017/7/2掲載)

 

ボートレース徳山 スポーツ報知杯

大賀 逃げ快勝

 

 グッドモーニングレースのボートレース徳山「スポーツ報知杯争奪戦」は1日、最終12Rで優勝戦が行われた。シリーズリーダーの大賀広幸(50・山口支部)がインからコンマ07のトップSを決めて逃げ快勝。当地は5月一般戦に続く連覇となった。今年2回目、通算では78回目のV。2着は3コースから握って攻めた野添貴裕、3着は道中で逆転した野末智一で決着。3連単は①③⑥3930円(12番人気)。優勝した大賀にはスポーツ報知杯が贈られた。

 

地元戦で強さ発揮

 初日の12Rドリーム戦の1号艇を務めた大賀が主役の走りを見せた。

 

 引いたエンジンは2連対率が17・8%しかない55号機。素性もDランクの評価で、今節は厳しい戦いになるかと予想された。だが、その不安を前検で一掃。「Sも届いているのでこのままでも大丈夫。勝率ほど悪くない。むしろ、5月に優勝した56号機よりもいいかも知れない」。

 

 すぐに結果へ結びつけた。ドリーム戦こそ2着に敗れたものの、初日から安定した戦いでオール3連対。予選ラストの3日目12Rでは5号艇で2着以内に入らないと松田憲幸に得点トップの座を奪われる状況だったが、勝負強く2着を確保した。

 

 シリーズの中で一番苦戦したのは4日目の準優12Rだった。風向きが変わってSを用心してしまった。1周バックでは3艇並走の大外だったが、1周2マークで差して逆転して1着。それでも「王道の逃げで勝たないといけない」と気持ちを引き締めた。その分、優勝戦ではコンマ07のトップS。1マークでターンマークを外すミスはあったが、道中は安心して見ていられる内容だった。

 

 「1日でも長く選手を続けたいね。もちろん、一戦一戦を大事に戦う」。徳山での勝率は7・35。スポーツ報知杯の優勝で当地は通算18回目。下関でも13回あるので地元戦はめっぽう強い。低調機でもミスがなければ勝てる。大賀マジックを見せられた一戦だった。 田原 年生

 

【プロフィル】

 大賀 広幸(おおが・ひろゆき)1967年3月22日生まれ。山口県出身、山口支部。1989年11月の下関でデビューの65期で、同期は寺田千恵、柏野幸二ら。G1優勝3勝を含め、通算優勝は78回。生涯獲得賞金は約8億8228万円。

 

【優勝戦VTR】

 S展示同様に動きはなく、枠なり3対3の進入になった。大賀がただ一人0台のトップSを放つと1周1マークを先制。焦点は2着争いになった。2コースの松田は差し、3コースの野添は握って大賀を追撃。1周バックでは大沢、野末も加わり2番手争いは大混戦。1周2マークで松田が外に流れてしまい、野添が2番手を確保。3番手は野末で決着した。


市橋卓士
スポーツ報知杯で唐津初優勝を決めた市橋卓士

(2017/6/28掲載)

 

ボートレースからつ スポーツ報知杯

市橋 10戦9勝 当地初V

 

 22日から熱戦を繰り広げてきたボートレースからつの「スポーツ報知杯」は27日、最終12Rで優勝戦が行われ、1号艇を射止めていた市橋卓士(37・徳島支部)がインから逃げて優勝。完全優勝こそ逃すも、10戦9勝と圧倒的な強さを見せつけ、今年2回目、唐津では初優勝を飾った。2着は森晋太郎、エース54号機で節一仕立てだった馬場貴也は3着だった。優勝した市橋には、スポーツ報知杯が贈られた。

 

モンスター機を退治 馬場は差し不発

 「まくられるかと思った」。分かっていたことはいえ、スリットをかき分けて出てきたのは黒い(2号艇)カポック。エース54号機を味方に、うなりを上げる馬場の伸びが止まらない。大敗を覚悟した市橋は、先マイする意思表示だけは示した。


 市橋のインから闘志むき出しにターンマークを目指す様子を察知した馬場は、握ることをやめ差しに切り替える。この作戦変更が勝敗を左右する。しっかりサイドを掛けた市橋とは対照的に、スピードダウンの馬場は中途半端で差しは不発。市橋の優勝が確定した。スーパーエース機を受け止め、唐津は初優勝。「エンジンが出なかったたことがない。唐津は好きなんですよ。優勝戦も冷静にレースに臨めた」。得意水面での初優勝に胸を張った。

 

 今大会中は、地元鳴門でSGグランドチャンピオンが開催されていた。テレビ観戦の市橋は「悔しいですねえ」。昨年7月にはオーシャンカップも行われているが、2年連続して報知杯ヒーローの姿はなし。「今後、出場出来るSGはない。今節はいいエンジが引けて、結果を残せた。一からやり直す。エンジン抽選も頑張ってSGに出たい」。唐津のモンスター機を退治し、少しばかり自信を取り戻した市橋は、ビッグレース復帰を強く誓った。 高木 拓也

 

【プロフィル】

 市橋  卓士(いちはし・たかし)1979年9月5日生まれ。徳島県出身、徳島支部。2000年5月の鳴門でデビューの86期生で、同期は吉田俊彦、萩原秀人、原田篤志、中野次郎、森永淳ら。GⅠ1勝を含め、通算優勝は31回。生涯獲得賞金は約4億2760万円。

 

【優勝戦VTR】

 進入はピット離れ不発の青木が6コースで3対3。市橋がS後に馬場に伸びられながらも逃げを決める。1周2マークで正木を差した森が2着。大接戦となった正木と馬場の3着争いは、3周目のホームで伸び勝った馬場に軍配が上がった。


湯川浩司
中井社長の祝福を受ける湯川浩司

(2017/6/7掲載)

 

ボートレース若松 GⅠ読売新聞社杯 全日本覇者決定戦

湯川 速攻V

 

 パイナップルナイターのボートレース若松GⅠ「読売新聞社杯 全日本覇者決定戦・開設65周年記念競走」は6日、最終12Rで優勝戦が行われ、圧倒的な人気を集めた湯川浩司(37・大阪支部)がイン速攻で快勝。賞金900万円を獲得した。2着には毒島誠、3着には山本寛久が食い込んだ。読売新聞社杯としては2回目の開催。湯川には、読売新聞西部本社の中井一平社長から読売新聞社杯が贈られた。湯川のGⅠ制覇は昨年10月の琵琶湖周年以来、通算11回目。また節間の売り上げは58億7千万円余りで、目標の55億円をクリアした。

 

 

特別戦は昨年10月琵琶湖周年

 2年間に及ぶ、もやもやした気持ちをようやく断ち切った。GⅠ優勝戦のイン戦でまさかの3連敗中。これまでのSG4勝全てとGⅠ10勝のうち半分の5勝をイン戦で勝ち取った男が、2年前の当地周年優勝戦以降、インで勝てなくなっていた。


 3月の江戸川ダイヤモンドカップでは岡崎恭裕のツケマイ強襲に屈し、直後の大村ダイヤモンドカップでは瓜生正義らとともにF。この悪夢のFからまだ2か月しか経過していないが、2年前、そして江戸川、大村のリベンジを果たす逃げ快勝劇。表彰式ではクールな表情だったが、「こんな顔をしてますが、結構うれしいんです。ほっとしています」と、この時だけは表情が緩んだ。


 開催初日の1日、8月に当地で開催されるボートレースメモリアルの出場選手が発表され、湯川は若松本場の推薦で出場が決定。「若松は元々大好きな水面ですが、この優勝で大好物になりました。メモリアルにも選んでもらって感謝しています」と笑顔。大阪支部は選手が厚く、例え湯川でも選考からもれてもおかしく状況。しかし、ここ若松が選出し、その期待に見事に応える優勝となった。


 次走は地元住之江のGⅠ。大村優勝戦Fの罰則規定で、この住之江が年内最後のGⅠ戦になるだけに、「住之江も精いっぱいがんばります」と宣言。イン戦の悪夢を払拭した今、GⅠ連覇の可能性も十分ある。 井上 誠之

 

【プロフィル】

 湯川 浩司(ゆかわ・こうじ)1979年9月21日生まれ。37歳。大阪府松原市出身。大阪支部。99年11月に住之江でデビューした85期生。同期には井口佳典、田村隆信、丸岡正典、森高一真らSG覇者が計5人いて銀河系軍団と呼ばれている。SGは4勝、GⅠは11勝目。通算では44回の優勝がある。グランプリ出場は4回。生涯獲得賞金は約10億7400万円。

 

【優勝戦VTR】

 進入はS展示から動きがなく、枠なりの3対3。Sは全体的に遅め。大外の須藤が遅れた以外の5人はほぼ横一線。
 こうなると湯川の逃げペース。ターンマークも外さずに、きっちり回って1マークでそれと分かる快勝劇。握った前本、まくり差した毒島、最内を差した山本の2着争いは2マークで山本を差した毒島に軍配。山本が3着に残った。


石野貴之
優勝カップを手にする石野貴之

(2017/5/29掲載)

ボートレース福岡 SG第44回ボートレースオールスター

石野 「珍しく緊張」も5大競走初制覇

 

 ボートレース福岡のSG「第44回ボートレースオールスター」は28日、最終12Rで優勝戦が行われ、1号艇で人気を集めた石野貴之(34・大阪支部)がインから逃げてSG5回目の優勝。オールスターは初制覇となった。優勝賞金3500万円を加算した石野は今年の賞金が5500万円を超えて、マネーバトルは2位に浮上した。優勝した石野にはボートレース振興会から金メダル(260万円相当)、2位の茅原悠紀、3位の篠崎元志にもそれぞれに銀メダル、銅メダルが贈られた。

 

3年連続SGV 年末GPグイッ

 なんて強運の引きだ。今節の大阪支部はエンジンの抽選運が半端なくすごかった。優勝した石野をはじめ、優出した田中信一郎、松井繁の3人は福岡のベスト5に入るメーカー機をゲット。ただ、エンジンだけではない。その底力を引き出す調整力とスタート力、そして勝負の流れをしっかり引き寄せる運を石野は持っていた。


 ファン投票は7951票を集めて6位。初日12Rのドリーム戦に選ばれた。「オールスターは自分の力では出られないし、投票してくれたファンには感謝しています」。結果は3着だったが、28号機の手応えがあった。


 2日目から猛攻が始まった。抜群の伸びを見せつけて3連勝。3日目の後半こそ6着に敗れたものの、4日目と準優も万全の攻めでファイナル入りした。優勝戦前までの7走平均のSはコンマ12。そして、優勝戦もコンマ09の全速Sを決めて先マイを決めた。


 「進入でファンの声援が聞こえてから、珍しく緊張しました。Sに関しては集中して行けた。5大競走は取りたいタイトルだったのでホッとしました」と振り返る。


 これでSGは3年連続で制覇。年末のグランプリ出場に向けて大きな賞金の加算となった。
今節のキャッチフレーズは『最も輝くのは、人気者か、強者か』。勝った石野は人気者であって強い。まさに、この言葉に当てはまる最高のレーサーと言える。 田原 年生

 

【プロフィル】

 石野 貴之(いしの・たかゆき)1982年6月3日生まれ。34歳。大阪府東大阪市出身。大阪支部。02年5月に住之江でデビューした90期生。同期は吉田拡郎、赤坂俊輔、宇野弥生ら。SGは5V、GⅠも5V、通算優勝46回。生涯獲得賞金は約8億5100万円。

 

【優勝戦VTR】

 枠なり3対3。スロー3人がゼロ台の踏み込みを見せ、イン先マイした石野が1マークをきれいに回る。まくった茅原と差した篠崎の2着争いは、2マークで差した茅原がリードした。篠崎と桐生の3着競りは3周1マークで桐生が転覆した。


羽野直也
報知杯を手に笑顔の羽野直也

(2017/5/5掲載)

ボートレース芦屋 スポーツ報知杯

羽野 5コースまくり差しV

 

 サンライズレースのボートレース芦屋「スポーツ報知杯争奪ゴールデンウィーク特選」は4日、強い向かい風の中で優勝戦が行われ、九州地区トップルーキーの羽野直也が5コースまくり差しを決めて勝利。昨年7月の当地戦に続く、自身2度目の優勝を飾った。2着には江夏満、人気を集めた瓜生正義が3着で3連単⑤④①は25010円の高配当となった。

 

22歳ルーキー自身2度目

 「このメンバーだったので、ウリャーっと行きました」。瓜生正義、前田将太の2強対決に注目が集まった一戦。制したのは22歳の挑戦者だった。1マークで鋭いターンをねじ込み、バックストレッチは瓜生と並走。2マークでは前田が逆転を狙った切り返しに出たが、好位を生かして冷静に差し抜けた。主役二人を振り切る、堂々たる走りでVゴールへと突き進んだ。

 

 昨年は地元スター候補として年間16回も芦屋を走り、初優勝を飾るなど実力を培った。「メッチャクチャ気合が入っていた」という今回の地元戦では、序盤2日間の期末のA1勝負に成功し、自身2度目の優勝まで。ファンに成長ぶりを見せつけるシリーズとなった。

 

 A1となり、さらに次のステップへと進む。「前期はもうちょっとやれた感じもするけど、もっと実力を付けて、上の舞台で通用する選手になります」。ただ、その前に6月の当地ルーキーシリーズをアピールする。「若いメンバーの争いなので優勝を取りたい」と力強く宣言。連続Vを狙う来月の走りが待ち遠しい。 中村 雅俊

 

【プロフィル】

 羽野 直也(はの・なおや)1995年3月29日生まれ。22歳。飯塚市出身、福岡支部。14年5月、若松デビューの114期で同期は松尾拓、村松修二、中村桃佳、西野雄貴ら。昨年7月、芦屋で初優勝。生涯獲得賞金は約3500万円。

 


原田幸哉
長崎支部に移籍して大村2回目の優勝を飾った原田幸哉

(2017/4/28掲載)

ボートレース大村 スポーツ報知杯

原田 13戦11勝 貫禄V

 

 21日から熱戦を繰り広げてきた夕やけレースのボートレース大村「スポーツ報知杯」は27日、最終12Rで優勝戦が行われ、原田幸哉(41・長崎支部)がインから逃げで優勝。7日間の長丁場を13戦11勝と圧倒的な強さで制して、今年4回目、大村ではGⅠ3回を含む通算7回目の優勝を飾った。2着には石橋道友、3着には山戸信二が入って、2連単①②は220円の1番人気、3連単①②⑥は1880円の8番人気だった。優勝した原田には、スポーツ報知杯が贈られた。

 

長崎支部移籍後2度目

 長崎支部に移籍して1か月たらずで大村2回目の優勝。GⅠダイヤモンドカップは3艇Fでの恵まれだったが、報知杯は予選トップからの王道レースで圧勝だった。「ちょっと出来すぎですけどうれしいです」とにっこり。SG3回、GⅠ13回優勝の実力を見せつけた。


 原田の移籍により、関係者が最も期待するのは長崎支部のさらなる飛躍だろう。今でもいい選手は多い。しかし、もっと輝ける選手は出てくるはずだと。言葉で説明するよりも、原田のレースを見て、直接話を聞けば得られる物は多い。


 今節も最初は遠巻きに見ていた若手が多かったものの、だんだんと原田を中心とした輪が出来るようになった。そして、原田が後輩に「いいレースだったよ」と声をかけるシーンも多かった。


 「大村ボートを盛り上げられるように戦っていきたい。ずっとずっとボートレースの魅力を大村で見せたい」という。5月14日から18日まで多摩川を走った後は、23日からSGボートレースオールスター(福岡)に出場。下條雄太郎とともに長崎支部のSGVへ燃える。 長谷 昭範

 

【プロフィル】

 原田 幸哉(はらだ・ゆきや)1975年10月24日生まれ。愛知県出身。4月1日から長崎支部。95年6月の蒲郡でデビューした76期生で同期は瓜生正義、魚谷智之ら。SGは16回の優出で優勝3回。GⅠは13回の優勝。生涯獲得賞金は約13億2300万円。


原田幸哉
長崎支部に移籍して最初のレースで優勝した原田幸哉

(2017/4/6掲載)

ボートレース大村 GⅠダイヤモンドカップ

原田 “地元”GⅠ V

 

 ボートレース大村のGⅠ「ダイヤモンドカップ」は9日、12Rで賞金800万円をかけた優勝戦が行われ、4月1日付けで長崎支部に移籍したばかりの原田幸哉(41)が恵まれで優勝。湯川浩司、樋口亮、瓜生正義の3人がFを切り、優勝戦売り上げの約98%にあたる3億8688万5200円が返還された。原田の大村でのGⅠ優勝は02年のモーターボート大賞、15年の海の王者決定戦・63周年記念と合わせて3回目。今年2回目のGⅠ優勝を飾った原田は賞金争いで4位に浮上した。

 

新天地で即V

 22年間過ごした愛知支部から4月1日付けで長崎支部へと電撃移籍。新天地での最初のレース、それもGⅠで優勝とは「出来すぎ。最近スター性がないと思っていたけど、何か神懸かっていますよね」と振り返った。ただ、喜んでばかりはいられない。優勝戦では3艇のF。この影響で売り上げ目標だった45億円には届かず、関係者を落胆させたからだ。


 大村でのGⅠ優勝は、15年の63周年に続いて3回目。その時も桐生順平がFを切り、事故艇もあってゴールしたのは3人だけだった。今回も優勝してうれしいのは確かだが、後味の悪さも残ったのも正直なところ。原田の長崎支部移籍で初めての優勝を喜ぶファンの声の飛び交う中でも「フライングが出てファンの皆様にご迷惑をお掛けしました。このフライングを取り戻せるように頑張っていきます」と神妙な面持ちで語った。すでに地元の意識が強い。

 

賞金王になって地元蒲郡へ・・・
 地元だった蒲郡を離れる時、関係者が記念のTシャツを渡した。そこには「賞金王になって地元蒲郡に帰ってこい!」「蒲郡発→長崎経由→賞金王」と熱い思いが書かれていた。この優勝で賞金ランクは4位。グランプリ出場が見えてきた。


 丸亀の一般戦を走った後は、21日からのスポーツ報知杯で再び大村に登場。長崎支部の原田幸哉として、存在感たっぷりの走りを見せてくれよう。 長谷 昭範

 

【プロフィル】

 原田 幸哉(はらだ・ゆきや)1975年10月24日生まれ。愛知県出身。長崎支部。95年6月の蒲郡でデビューした76期生で同期は瓜生正義、魚谷智之ら。SGは16回の優出で優勝3回。GⅠは13回の優勝。生涯獲得賞金は約13億2000万円。

 

○…優勝戦は6号艇の瓜生正義が進入で動き、湯川浩司、樋口亮、瓜生までがスロー。原田幸哉、毒島誠、峰竜太がダッシュに持ち出した。スローの3人はいずれもプラスコンマ01のF。GⅠ優勝戦Fのため、F休み明けから6か月間はGⅠ・GⅡ競走は選出除外となる。また、F2となった瓜生はSGオールスター(福岡)を走ってから90日のF休み。すでに参加できないことが決まっているグランドチャンピオン(鳴門)に加えて、オーシャンカップ(丸亀)とボートレースメモリアル(若松)もF休みと重なる。また、湯川はグランドチャンピオンを走ってからF休み。


井口佳典
GⅡ初Vを飾り優勝トロフィーを手にする井口佳典

(2017/3/12掲載)

ボートレース徳山 GⅡモーターボート大賞

井口 特別戦連覇

 

 ボートレース徳山のGⅡ「モーターボート大賞 やまとVS本栖対抗戦」は11日、12Rで優勝戦が行われ、人気を集めた井口佳典(39・三重)がインから押し切って優勝。前節津の東海地区選に続き特別戦連続Vを飾り、賞金400万円を手にした。パワーで注目を集めた末永祐輝はまくり切るには至らなかったものの、差し伸びて2着。峰竜太が3着だった。 

 

 破格のパワーか、格上の実力か。好枠両者の対決に注目の集まった一戦。スリット後は確かに末永祐輝の伸び足が目立っていた。「末永君、出てましたね」。そのパワーに驚く様子もあったものの、レースは想定通り。「出足がしっかりしていたので自信を持って行けました。1マークまで持てば大丈夫かな・・・と。焦りは全くなかった」。好枠のアドバンテージを存分に生かした貫禄勝ちだった。

 

 今節は前検から手応え十分。初日ドリームを5コースまくり差しで制して一気に流れをつかんだ。得点率トップに3人並んだ予選最終日には、連勝ゴールでライバルを突き放す。首位の座を確定させると王道優勝へ突き進んだ。要所、要所をガツンと締める、強さの際立つシリーズとなった。

 

 次はSG「ボートレースクラシック」が控える。昨年はGⅠ2VながらSG戦でヒットを飛ばせず、巻き返しを期す17年。勝負の舞台に特別戦連覇という最高の勢いで臨める。「このまま行ければいいと思う。大事なレースが始まるので頑張りたい」5年遠ざかるSGVへ。実力者復活の機運は高まっている。 中村 雅俊

 

【プロフィル】

 井口 佳典(いぐち・よしのり)1977年8月22日生まれ。39歳。三重支部。99年11月津デビューの85期で同期は田村隆信、湯川浩司、丸岡正典、森高一真ら。SG5V、GⅠ13V含む62回目の優勝。生涯獲得賞金は約11億2000万円。

 

【優勝戦VTR】

 スリットからは2コースの末永がグイッと伸びるも、まくり切るには至らず。井口は慌てず先マイし、1マークで決着を付けた。握った峰、差した末永の2着争いは、バックストレッチで伸びた末永に軍配。峰が3着を守った。


小野勇作
A1復帰へ手応えをつかんだ小野勇作

(2017/2/23掲載)

ボートレース下関 スポーツ報知杯

小野 1年9か月ぶりV

 

 アフターファイブレースのボートレース下関「スポーツ報知杯」は22日、最終の12Rで優勝戦が行われた。1号艇の小野勇作(38・佐賀支部)が文句なしの逃げを決めて快勝。2015年5月の大村以来1年9か月ぶり通算16度目の優勝を飾った。富永正人が2着、森脇徹が3着に入り、2連単①―④は940円で4番人気、3連単①④③は3570円で12番人気だった。優勝した小野にはスポーツ報知西部本社から報知杯が贈られた。3節連続V&報知杯連覇を狙った奈須啓太は道中で2艇に逆転され4着だった。

 

 優勝戦は雨の中行われた。アフターファイブレースで視界は悪かったが、一番目立つ白い勝負服を身にまとった小野が先頭でゴールイン。「1号艇ですごい緊張しました。うれしいです」。重圧から解放された小野はホッと一息ついた。Sはコンマ20。「自分のSですね。みんなが遅かったんで良かったです」。奈須啓太の差しはまったく入らず1マークは完璧なターンだった。小野の舟足は抜群に仕上がっていた。「1節通して出足、乗り心地が良かった。全速でも回っても舟が返ってくるんで。しっかり回れば大丈夫と思いました」。


 優勝は大村以来久々。忘れかけていた勝利の味をかみしめた。「いいエンジンを引いた時も大事なところで転覆したりとかですね。なんせ、スタートが遅いもんで。それをカバーするのにいっぱいいっぱいです」。確かに小野は平均Sがコンマ21でS勘はもう一つだが、ターンはSGクラスで切れ味鋭い。今後はさらなる飛躍が期待できる。次節は3月1日に開幕する住之江一般戦に出場予定。「いつもA1とA2を行ったり来たりのところの点数(勝率)で…。もうちょっとしっかりA1になれるように(頑張ります)。エンジンが出てない時に頑張りたいと思います。出てない時は(気持ちが)へこんじゃうんで」。今節の活躍で今期勝率は6・24に上がった。この勢いでA1復帰を目指すつもりだ。 尾本 恭健

 

【プロフィル】

 小野 勇作(おの・ゆうさく)1978年5月9日生まれ。38歳。佐賀県唐津市出身。佐賀支部。99年に唐津でデビューした84期生で同期には中村有裕、中島孝平、前野竜一、片岡恵里、向井美鈴、笠原亮らがいる。趣味は魚釣り。通算獲得賞金は約4億円。

 

【優勝戦VTR】

 進入は枠なり3対3で動きはなし。スリットはほぼ横一線で小野がコース有利に逃げる。1周バックは2コースから差した奈須が2番手だったが、1周2マークで富永に逆転され3番手に後退。さらに森脇にも抜かれ終わってみれば4着だった。奈須は検定タイムワーストエンジンで健闘したが、明らかに劣勢だった。


田頭実
優勝旗を手にして喜びをかみしめる田頭実

(2017/2/22掲載)

ボートレース福岡 GⅠ「第63回九州地区選手権競走」

田頭 3コースから豪快まくりV

 

 熱戦を展開してきたボートレース福岡のGⅠ「第63回九州地区選手権競走」は21日、最終の12Rで優勝戦が行われた。トップSで攻めた田頭実(49・福岡支部)が3コースから豪快なまくりで快勝、優勝賞金450万円を獲得した。2着には人気を背負った渡辺浩司、3着には前田将太が入り、3連単⑥①③は11070円36番人気、2連単⑥①は3390円は11番人気だった。

 

 昨年の第62回大会では緑のカポックを着た今村暢孝がV。今年の優勝者も6号艇。ベテラン田頭が若手の挑戦を退けて文句なしの走りを見せた。


 福岡は約2年半ぶり。SG「ボートレースタービー」、そしてGⅠ「チャンピオンカップ」を制している実績ある水面。今回も自信をもった攻めで大会を盛り上げた。


 序盤からリズムに乗っていた。手にした74号機は本紙評価がBランクだが、冬場に上昇してきたエンジン。行き足を中心に伸びへつながる感触が上々だった。初日こそ18度の気温に合わずに5、3着の発進だったが、2日目に1着を取ると3日目のイン戦も快勝してポイントを稼いだ。


 日高逸子との雑談では「最近、少し動体視力が落ちた。少しだけ勘がずれているかも」と笑っていたが、持ち味のS攻勢は後半戦に進むにつれて勢いが増してきた。


 「一本持っているし、今回はあまりSは行かないよ」と言いながらも、水面に出ると勝負師の魂に火がつく。5日目の準優10Rは2着だったが、コンマ05のSで得点率トップだった下條雄太郎を撃破。優勝戦も「自分らしい攻めるレースが出来た」とコンマ02のS攻勢で渡辺浩司を破った。
 九州地区選は意外にも初制覇。「地区選の歴史に名前を残せて最高にうれしい」と喜びも倍増。


 この後、3月児島SG「ボートレースクラシック」に出場予定。1年半ぶりのSG復帰でも九州の顔として活躍しそう。 田原 年生

 

【プロフィル】

 田頭 実(たどう・みのる)1967年3月29日生まれの49歳。福岡支部。86年5月若松デビューの58期生。同期は三角哲男、平石和男、池上裕次ら。通算62回目の優勝でSG2回、GⅠは6回目。生涯獲得賞金は約11億円。

 

【優勝戦VTR】

 進入はS展示同様、6号艇の田頭がスローに動いて3コース。渡辺と中辻は枠番を主張した。インの渡辺もコンマ08で踏み込んだが、さらに田頭がその上を行くコンマ02の会心ショット。内2艇をのみ込み、豪快まくりが決まった。インで残した渡辺が2番手を追走。3番手は前田と中村の争いになったが、前田が競り勝って3着を確保。峰は1マークで展開を突けずに5着。


茅原悠紀
このGⅠのPR役を務めた、波田陽区のポーズを決めて喜ぶ茅原悠紀

(2017/2/15掲載)

ボートレース徳山 GⅠ「第60回中国地区選手権競走」

茅原 中国ダービー初Vですから~

 

 茅原悠紀(29・岡山支部)が中国ダービー初V―。熱戦を展開してきたボートレース徳山のGⅠ「第60回中国地区選手権競走」は14日、最終の第12Rで優勝戦が行われた。1号艇の茅原がイン逃げで快勝、賞金450万円を獲得した。2着には柳生泰二、3着には白井英治が入り、2連単①③は440円で2番人気、3連単①③②は980円で3番人気だった。茅原のGⅠ優勝は昨年の若松周年以来通算4度目。

 

 「1回は取りたい」と話していた茅原が初めて中国地区選手権のタイトルをゲットした。今節は前検から順調だった。本紙独自の評価でAランクの好素性機を引き当てると、初日は5、6コースから2連対にまとめて幸先のいいスタートを切る。岡山支部の主力が激突した3日目の「備前ドリーム」ではインから圧倒。初日からオール3連対で予選トップ通過を果たした。準優では西島義則との進入争いを避け、2コースから冷静に差して優勝戦のポールポジションを獲得。そうなれば流れは茅原のもの。優勝戦は柳生が3コースから攻めてきたが、インから持ち前の高速モンキーを駆使して栄冠を獲得した。当地は2012年の新鋭王座決定戦でG1初優勝を飾った思い出の水面。飛躍のきっかけとなった水面で見事中国ダービー初Vを果たした。


 この後は蒲郡と福岡の一般戦、3月当地のGⅡモーターボート大賞に出場予定。その後は地元児島で開催されるSG「クラシック」に挑む。「そこ(地元SG)が照準ですね」。地元岡山支部からクラシックに出場できるのはいまのところ一人。そうなれば選手班長を務めなければならないが「それも仕事だと思って、いまから先輩の動きを見ながら『こうしないといけないな』とか見てます」と、話していた。昨年は惜しくも次点でグランプリ(GP)出場を逃したが、まずは地元の大舞台で2度目のSG優勝を目指すつもりだ。 尾本 恭健

 

【プロフィル】

 茅原 悠紀(かやはら・ゆうき)1987年7月11日生まれ。岡山県岡山市出身。06年に児島でデビューした99期生で、同期には乙藤智史、木下大将、坂元浩仁、水摩敦らがいる。G1優勝は4度目。SG優勝は1回で、14年にグランプリを制して優勝賞金1億円を獲得している。通算獲得賞金は約4億8000万円。

 

【優勝戦VTR】

 進入はS展示同様、枠なり4対2。コンマ15のトップS決めた柳生が飛び出したが、茅原がインから先マイに成功、そのまま押し切った。柳生のまくり差しは入らず2着。白井が1周2マークで好旋回を決めて3着。


奈須啓太
優勝カップを手にする奈須啓太

(2017/2/13掲載)

ボートレース福岡 スポーツ報知杯

奈須イン速攻V

 

 ボートレース福岡の「スポーツ報知杯争奪戦」は12日、最終の12Rで優勝戦が行われ、奈須啓太(33・福岡支部)がインからコンマ09のSを決めて完勝。スポーツ報知杯を手にした。当地では初、前走地の住之江に続く2節連続Vとなった。2着には3コースから握って攻めた渡辺英児、3着に赤岩善生が入り、3連単①③④は980円(3番人気)で人気の決着となった。

 

 前走地の住之江優勝戦はコンマ00のタッチSで優勝。そのいい流れを当地に持ってきた。奈須が引き当てたのは、前節の白水勝也が抜群の伸びを見せていた40号機。前検日には、先輩の乙藤智史が「このエンジなら文句なしに出るから。優勝は決まった」と、奈須の優勝を「予言」する一幕もあった。


 前検は荒れ水面。40号機が本領発揮したのは、水面が少し回復した初日。その1走目。センター4コースから豪快に攻めて、行き足の違いを見せつけた。「これなら行ける」。抜群の手応えを得た。


 さらに光ったのは、スタートだ。今節の平均Sはコンマ12。10走で実に9回のトップSを決めた。水面の荒れた4日目には、コンマ00のどっきりSもあったが、その後はしっかり修正した。優勝戦の前に、競技委員長から「無事故」で走って来いと念押しされ、きっちりと結果を出した。


 「正月戦(芦屋)で瓜生(正義)さんからペラのアドバイスをしてもらったのが大きい」。好調の原因はここにもあった。「今年は嫁さんに5回優勝すると約束しましたので」。この調子なら有言実行の日も近そうだ。


 次節は17日からの下関「スポーツ報知杯」に出場予定。3節連続V、そして報知杯連覇の期待がかかる。 田原 年生

 

【プロフィル】

 奈須 啓太(なす・けいた)1983年8月17日生まれの33歳。福岡支部。05年5月福岡デビューの96期生。同期は篠崎元志、新田雄史、下條雄太郎ら。通算7回目の優勝。生涯獲得賞金は約2億1千万円。

 

【優勝戦VTR】

 スタート展示通りに枠なりの進入。1コースの奈須から4コースの赤岩までがスロー。橋本と渡辺崇がダッシュになった。一人だけ0台、コンマ09の会心ショットを決めた奈須が押し切りV。3コースから握って攻めた渡辺英がバックで2番手を確保。3番手は赤岩が浮上して隊形が固まる。道中も差が縮まらずに奈須が当地初Vを決めた。