拝啓 船上から(釣りコラム)

(2018/11/8紙面掲載)

ナンバープレートの御利益

 自動車のナンバープレートは有料だが、希望の番号が指定でき、誕生日や記念日はもちろん4ケタを使って語呂合わせも楽しめる。小生も釣りや仕事で乗っている車のナンバーは1091(イレグイ)にした、と以前書いたことがある◆語呂が「入れ食い」なので当然、竿を出した状態でないと効果?はなさそう。しかし、今年は相次ぐ台風の影響で出船すらできない日が続いた。船さえ出れば入れ食いも期待できるのに、そのスタートラインにすら立てない◆そこで普段は買い物や足代わりに使っている軽自動車のナンバーも釣りに御利益がありそうな番号に変更することに。いろいろ考えたが、まずは釣りに行きたい。そこで選んだのが1173。いい波(イイナミ)の語呂合わせだ。◆変更したのは先月中旬だが、それから天気は安定し、予定した釣行は絶好の釣り日和に恵まれている。当然釣果も入れ食いに。家にはもう1台家族が使う車がある。次のナンバーは何にしようかな。 (釣行法師)

※ほうち楽ナビのExcite FISHINGは、話題の釣場情報をはじめ船宿&磯・波止ガイド」「週末の潮時表」など、釣果アップに役立つ情報が満載です(毎週木曜掲載)



(2018/11/1紙面掲載)

ちょっと不吉な魚たち

 乗り合いで遊漁船に乗るとイケスを共有することが多い。その際、釣った魚に目印を付けるが、最近では結束バンドを使うことが多い。色が豊富なので数種類用意すれば船中でかぶることも少ない。10月下旬に釣友と落とし込みに出かけたが、予想以上の爆釣に恵まれた。青物やマダイなどが連発し、全員が結束バンドを尻尾に巻いて区別することに◆釣り上げた順に手持ちの結束バンドの中から「青を使います」とか「私は赤で」など自己申告で色が決まるが、船中で最後に獲物を手にした釣友は赤、白、黒の3色しか持っておらず、すでに他者に使われてたため、2本を組み合わせて巻くことに◆やがて納竿となり、船長がイケスを明けた瞬間こうつぶやいた。「なんか縁起悪そうな魚がいる」。見ると釣友の魚には白と黒の結束バンドが。まるで香典袋の水引のよう。おかげで縁起がよいマダイまで不吉な感じに。なぜ赤と白を選ばなかった? (釣行法師)



(2018/10/18紙面掲載)

衝撃的なアユの空揚げ

 9月は荒天続きで沖での竿出しが一度もできなかった。釣行を予定していた日には釣具屋を巡ったり、釣友と仕掛け作りに精を出したりと、釣り欲をあの手この手で昇華させた。その中の一つで意外な発見もあった◆普段は海での釣りが中心なので食べる魚も海の物ばかりだったが、一度本格的な川魚料理を味わってみたいと思っていた。そこで釣友と出船が中止になったタイミングで佐賀県にある大幸園という創作料理店に出かけた◆メニューは地鶏や黒毛和牛、洋食風のランチメニューのほか、ニジマスやアユにコイなど川魚料理が味わえる。まずは定番のアユの塩焼き。これは何度か食べたことがあったので、普通においしかったが、次に頼んだアユの空揚げには驚かされた◆カラっと揚がったアユは頭から尻尾までサクサクと食べられ、口の中に独特の香りが広がる。これを自分で釣ればおなかいっぱい食べられる……。来年はアユ釣りに挑戦しようかな。 (釣行法師)