拝啓 船上から(釣りコラム)

(2019/3/28紙面掲載)

釣友の車に感謝

 先日、釣友が車を買い換えた。今までの乗用ワゴンは2人分の釣り道具を積み込むと後席とトランクが満タンになることも。そこで今回は箱バンタイプを購入。納車後、カーナビの取り付けを手伝ってほしいと小生の家まで乗ってきた◆街でよく見る貨物車バンだが、ちゃんと乗るのは初めてだ。中の感想は「広い!」の一言。長い竿でも余裕で入るし、大型クーラーはいくつ積めることやら。これまで春のイサキシーズンや秋の落とし込み好期など、クーラー1つでは足りない状況もあったが、これなら予備のクーラーも積んでいけそう◆さらに港に早めに到着しても横になって寝られるのもありがたい。釣友よ!ナビ取り付けは頑張るので、今後はよろしくお願いします!◆さて、小生が釣りや魚に感じたことを気ままにつづった「拝啓船上から」は今回で最終回となります。みなさまの釣りライフがますます楽しくなりますよう、お祈りしております。 敬具 (釣行法師)

※ほうち楽ナビのExcite FISHINGは2019年3月をもって終了します。ご愛読ありがとうございました。「週末の潮時表」は毎週木曜紙面のテレビ面で掲載します



(2019/3/21紙面掲載)

釣り師のサガ

 先週末は熊本県上天草市へ子どもたちの釣りスクール取材にでかけた。前日夜は前線の通過で大荒れとなった天草地方だが、朝にはすっかり天気も回復し、3月下旬並みの陽気となった。潮時は長潮とよくなかったが、イケス内の活性が高いのか、子どもたちの腕がいいのか、朝からアチコチで竿が曲がる展開に◆途中、ハリスを飛ばす青物のアタリもあり、全員安打を達成。写真も取材も早々に撮れ高MAXとなった。時間ができると自分も竿を出したくなるのが釣り師のサガだが、この日は「近いうちに必ず釣りに来よう」と自分に言い聞かせ我慢することに。その後、子どもたちと昼食を取っていると、動画取材で来ていたスタッフ2人が釣り堀で竿を出している◆聞くと前半は釣りスクールの取材だが、後半に実釣を入れて別番組にするという。あー、この手があったかと気がついたときにはすでに帰りの時間。絶好の釣り日和にもったいないことをしたかな。 (釣行法師)



(2019/3/14紙面掲載)

白子と真子の恐怖

 春は多くの魚が産卵前の荒食い期に入る。中でも玄界灘のイサキは釣ってよし、食べてよしと人気だ。小生も毎年足しげく通っており、今年も急いで釣行計画を立てなければならない。イサキは刺し身はもちろん、蒸しても焼いても、干してもうまい。さらにこの時期特有の白子や真子などは酒のツマミとしても最適だ◆しかし、この白子や真子は、ある病気によくない食べ物とされる。その病名は痛風。5年ほど前、釣友と春のイサキ五目へ出かけ、予想外の大漁に恵まれた。料理と酒が好きな釣友は帰宅後に白子と真子を取り出して炭火であぶり、ビールで最高に時間を過ごした◆翌朝、目覚めると足先に激痛が走った。骨の異常と思い、整形外科に駆け込んだが、医者に「ウチじゃない。内科に行け」と言われ、内科で痛風と診断された。それ以降、毎春イサキを釣っては痛風の痛みにおびえながら白子と真子をあぶる釣友。恐怖しながらも食べるのはやめられないらしい。 (釣行法師)