ほうち楽ナビ~福岡県~

(2018/8/9紙面掲載)

メガ恐竜展2018 西日本総合展示場本館で開催中

恐竜巨大化の謎に迫る

 「メガ恐竜展2018―巨大化の謎にせまる―」が北九州市の西日本総合展示場本館で開かれている。ヨーロッパ最大の恐竜・トゥリアサウルスや肉食恐竜・ティラノサウルの復元骨格や生体復元模型、実物化石など約150点を展示。大きいもので全長30メートル以上にも達した巨大化の「なぜ?」に迫る。夏休みの自由研究に持ってこいの特別展だ。9月2日まで。

メガ恐竜展2018 動く恐竜
ビスタヒエベルソルの動くロボット模型は子供らに大人気

累計44万人動員

 会場に入ってすぐ、いきなり巨大な恐竜が目に飛び込んできた。全長7メートルのティラノサウルスと、6メートルのトリケラトプスの生体復元模型が向き合っている。人気映画でおなじみのスピノサウルスの生体復元模型は17メートルあり、その威容に多くの家族連れが足を止めて見入っていた。

 

 2015年の千葉県幕張、16年の愛知県豊橋、17年の大阪で累計約46万人を動員した人気展。竜脚類と呼ばれる植物食恐竜を中心に紹介し、最新学説を元に、どのようにして大きくなっていったのかを読み解いていく。竜脚類の他にも、肉食恐竜や動く恐竜のロボット模型も展示してあり、幅広い世代で楽しめる。

 

メガ恐竜展2018 トゥリアサウルス
トゥリアサウルスの前半身の復元骨格。間近で見ると迫力満点だ

九州初公開! トゥリアサウルスの復元骨格

 目玉となるのは全長30メートル、高さ9メートルのトゥリアサウルスだ。その前半身の復元骨格を九州初公開。巨大な体から伸びる長い首と、小さな頭が特徴で、スペインで発見された。今から約1億4500万年前の後期ジュラ紀に生息。陸上では最も大きな進化を遂げた竜脚類の代表格だ。合わせて展示されている実物化石も九州初公開となる。

 

 興味深かったのは、巨大化の仕組みを紹介した仮説。竜脚類は、その特徴である長い首を用いて、労力をあまり使わずに効率良く植物などの餌を食べており、よくかまずにのみ込んでいたという。内蔵に長くとどめることで、エネルギーを最大限獲得できるというのだ。「なんだ、今で言うメタボじゃないか」と納得した。

 

 実際に化石に触ってみたりできるほか、場内は写真が撮り放題となっている。グッズショップやアミューズメントコーナーも充実。キャンドル作りや恐竜カートに乗って楽しむこともできる。主催者は「実際に展示物を見ることで、スケールを体感できると思います。ぜひ会場に足を運んでみてください」と話している。

【メガ恐竜展2018】

 午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)。会期中は無休。一般1500円、3歳~中学生1000円。8月11、18日には、暗闇に恐竜が浮かび上がる「ナイトミュージアム」(午後7~9時・夜間入場のみの専用チケットはローソンチケットでのみ)も開かれる。(問)事務局093-551-0284