【駅伝】第一工大3連覇達成! 大会新3時間2分47秒圧勝劇/島原学生駅伝(男子)

 男女の大学九州NO1を決める「島原学生駅伝」が4日、長崎県島原市で開かれた。新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となったため2年ぶりの開催。「第39回九州学生駅伝対校選手権大会」(7区間57・74キロ)は22チーム(うちオープン参加6チーム)が参加して争われ、第一工大が3時間2分47秒の大会新記録で3連覇を達成。来年の出雲全日本大学選抜駅伝の出場権を獲得した。優勝は19回目。最優秀選手には、アニーダ・サレー(第一工大)が選ばれた。躍進は佐賀大。

ゴールテープを切る第一工大の村島

5区の留学生アニーダ・サレーが激走

 両手を突き上げて、第一工大のアンカー・村島蒼太主将がゴールに飛び込んだ。2位の鹿児島大に3分以上の差を付けて、大会新での優勝。岩元泉監督が「自分なりに目標を持って、意識して走ってくれた」と振り返ったように、各自が役割を果たしての頂点だ。

 1区で8位と出遅れ、3区を終えてトップの鹿屋体大とは42秒差の4位。それでもレース前に思い描いていた展開は後半勝負。焦りはなかった。4区で3位に浮上すると、5区でモロッコからの留学生アニーダ・サレーが区間新をマークする快走でトップに立った。独走となってからは、リードを広げるばかりだった。

 この1年、チームとしての課題は、日本選手の底上げ。コロナ禍で全体練習が制限されるなど苦しんだが、逆に、自身と向き合いながら練習する時間が増えたことで、それぞれに自主性が芽生えていった。

 九州王者の称号だけは渡す訳にはいかないというチームに通底する思い。そのために、自分が何をすればいいか。誰もが分かっていた。レース前に、村島主将は言った。「いつも通りの走りをすれば勝てる」。言葉通りの圧勝劇だった。(加藤 博之)

(2021/12/5紙面掲載)

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