【フルコンタクト空手】藤田春人、大坪裕希、藤本政孝 男子一般上級の部各部門制す/福岡県フルコンタクト空手道選手権大会

第1回オープントーナメント「福岡県フルコンタクト空手道選手権大会」(4月29日・福岡市総合体育館)

 直接打撃を行うフルコンタクト空手の第1回オープントーナメント「福岡県フルコンタクト空手道選手権大会」(同実行委員会主催、スポーツ報知西部本社など後援)が4月29日に、福岡市の市総合体育館で開かれた。幼年の部から壮年の部まで63部門に、福岡県内の28流派576人が出場。各階級の王者を決めた。一般の部は、一般上級軽量級の級を藤本政孝、同中量級の部を大坪裕希、同重量級の部を藤田春人、女子フルコンタクトの部を西谷柊香が制した。

男子一般上級重量級/藤田春人 JFKO全国大会へ弾み

藤田春人(左)が実力を発揮して重量級の頂点に立った

 優勝候補の藤田がきっちりと勝ち上がり、頂点に立った。決勝は同じ新極真会の岩瀬勇翔。「相手も強かったので、自分の組手をしようと思った」。言葉通りに、得意の下突きのカウンターで試合の主導権を握り、本戦5-0の判定で決着を付けた。

 一昨年11月の鹿児島大会以来の実戦だったが、全く不安を感じさせない動きで、健在ぶりを示した。階級別の日本王者を決めるJFKO全国大会(29、30日・大阪)には、中量級で出場する。「優勝目指して一戦一戦頑張りたい」。弾みを付けるVとなった。

男子一般上級中量級/大坪裕希 1年半ぶり実線も同世代のライバル倒した

気迫あふれる組手で大坪裕希が中量級を制した

 遠ざかっていた実戦も関係なかった。大坪にとっては約1年半ぶりの試合。それでも実力者がきっちりと結果を出して見せた。

 決勝の相手は同世代の山内慎太。昨年11月の全日本大会するなど、台頭著しいライバルの1人だ。試合勘が心配されたが、大坪は軽快な動きを見せ、次第にペースを握った。終わってみれば旗判定5-0の本戦決着となった。

 山内の他、昨年の全日本で6位入賞の多田成慶など、同世代の活躍は刺激になっていたはずで、「勝てて自信になった」と、笑顔を見せた。

男子一般上級軽量級/藤本兄弟対決 兄・政孝が制す

藤本兄弟の対決となった軽量級決勝。兄・政孝(右)が意地を見せた

 藤本政孝、充孝の兄弟対決は、本戦、延長で決着がつかず、最終延長にもつれこんだ。勝負を決める最後の2分。力を振り絞った2人の気迫がぶつかり合った。

 いつも互いに高め合っている2人。手の内は分かっている。兄の政孝が突き、蹴りを繰り出せば、弟の充孝も応戦。死力を尽くした戦いは旗判定となり4-1で政孝に軍配が上がった。「初めての大会で優勝できてうれしい。いつかは世界チャンピオンになりたい」と政孝。師範の緑健児代表は、「いい試合だったぞ」と2人をねぎらった。

(2021/5/13紙面掲載)

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