キリンビールは１３日、クラフトビールブランド「スプリングバレー」の第２弾に当たる「シルクエール〈白〉」の缶商品＝写真右３５０ミリ・リットル、左５００ミリ・リットル＝を新発売する。

小麦麦芽を使用したふわとろの泡と、まろやかな口当たりの白ビール

　シルクエール〈白〉は、一般的なピルスナータイプのビールとは味わいが異なる白ビール。ろ過せずに仕上げたにごりのある液色で、小麦麦芽を使用することで実現したきめ細かなふわとろの泡と、まろやかな口当たりが特長だ。

　さらにニュージーランド産の希少なホップを一部使用することで、華やかな香りになり、爽やかな味わいが楽しめる。アルコール度数は５・５％。

　パッケージは、白ビールの味覚の特長が伝わるようにクリームとゴールドの色合いの組み合わせで、高い品質感と新しさを表現している。

ビールの魅力化や活性化へ

　スプリングバレーブルワリー直営店などでは、缶商品に先行して８月から、シルクエール〈白〉の提供が始まっていた。

　昨年３月にはスプリングバレーの第１弾として「豊潤〈４９６〉」を発売。消費者に好評で、「ビールの概念を変えてくれたビール」「このおいしさは別格」との声が寄せられているという。

　同社はクラフトビールを「おいしさにこだわった造り手の感性と創造性が楽しめるビール」と考えており、「ビールの魅力化や活性化につながるように取り組んでいく」としている。

（2022/9/13紙面掲載）