【福岡】中西 豊田 稲尾らの雄姿がよみがえる 西鉄ライオンズの軌跡展

4月3、4日・西鉄グランドホテル
西日本鉄道が所蔵する貴重な写真パネルが展示される

球団発足70周年記念 優勝フラッグ、秘蔵映像など約30点

 球団発足70周年を記念した「西鉄ライオンズの軌跡展」が4月3、4日に、福岡市の西鉄グランドホテル2Fプレジールで開かれる。

 中西太、豊田泰光、稲尾和久ら個性派を名将・三原脩監督が率い、野武士軍団と呼ばれたプロ野球チームが、かつて福岡にあった。1956年から3年連続日本一に輝くなど黄金期を築き、市民に愛された。その歩みを約30点の写真パネルや映像で振り返る企画展。日本シリーズ優勝フラッグやトロフィー、本拠地・平和台球場での名プレーヤーたちの秘蔵映像など、ファンにはたまらない内容だ。ユニホームのレプリカやグッズなどの販売も行われる。

 ライオンをデザインした球団のシンボルマークは、同ホテルへ受け継がれている。担当者は「当時の西鉄を知るファンに懐かしんでもらいたいのはもちろんですが、かつて福岡に強い球団があったことを、若い世代に知ってもらえたら。今のホークスファンでも楽しめる内容です」と話した。

 午前10時~午後6時。記念ストラップ付の前売券が1000円(当日券1200円)。記念ストラップとランチ券が付く前売券が2500円(同2700円)。いずれも税込みで中学生以上。同伴の小学生以下は2人まで入場無料。(問)西鉄グランドホテル(午前10時~午後5時)092・781・0346

(2021/3/28紙面掲載)

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