【ボーイズリーグ】糸島ボーイズ サヨナラで決めた1位通過 4年ぶり本戦名乗り/九州選抜大会福岡県南支部予選(中学生の部)

第19回九州選抜大会【中学生の部】福岡県南支部予選(2023年4月2、8、9日・あんずの里運動公園野球場球場ほか)

 「第19回九州選抜大会」(中学生の部)の支部予選が各地で行われた。代表3枠の福岡県南支部は決勝で、糸島ボーイズが福岡志免ボーイズをサヨナラ勝ちの2-1で破り、第1代表として4年ぶり8度目の本戦出場を決めた。準優勝の福岡志免は2年ぶり4度目。第3代表は福岡ボーイズで、決定戦で福岡大野城ボーイズを破り3年連続8度目の切符を手にした。本戦は7月15、16日に開かれ、9支部の代表16チームが激突する。

決勝の7回、サヨナラ打を放ち喜ぶ糸島・菅(左)

▼決勝
福岡志免001 000 0=1
糸 島 000 100 1X=2

菅サヨナラ打&2番手登板4回無失点

 糸島は福岡志免との決勝でサヨナラ勝ちを収めた。「きさらぎ大会」からの2大会連続優勝で、福岡県南支部の第1代表として4年ぶり8度目の本戦出場を決めた。

 決勝打は菅が放った。1―1の7回。1死二塁で打席が回ると中前にはじき返し、相手野手が打球の処理をもたついている間に二塁走者の岡崎が一気に生還した。「自分が決めようと思い、コンパクトにセンター方向を狙った」と菅。ナインはベンチから飛び出し、菅と岡崎のもとに駆け寄って祝福した。

決勝で先発し3回1失点の糸島・古賀

183センチ右腕・古賀 決勝3回1失点、2回戦5回0封

 この試合をつくったのは3回を1失点に抑えた先発の古賀だった。被安打4本の内容には「あまり良くなかった」と不満そうだったが、183センチとチーム一の長身から球威のあるボールを投げて要所を抑えた。

 2番手で登板した菅は4回を無失点に抑え、投手としても活躍。「スライダーやチェンジアップが良く、真っすぐも切れていた。試合の流れを呼び込めた」と胸を張った。

 今大会は全4試合で計2失点と投手陣が好投した。古賀は篠栗との初戦(2回戦)では5回無失点でチームに勢いをつけた。

 北村監督は決勝で逆転勝ちを収め、「このチームは先制されてもひっくり返す力がある」と満足そうだった。 (弓削 大輔)

(2023/4/15紙面掲載)

※新聞紙面(4/15)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および2回戦~決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載(1回戦の記録は4/8掲載) <バックナンバ-お買い求め方法

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